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Tom Misch / Arlo Parks / Black Country,New Road

Fuji Rock Festival 2022

フジロックフェスティバルに限らず大きな野外フェスのメインのステージの最前列を陣取った経験はある?
前日のレッドマーキーでの 
Arlo Parksの最前列(ずっとニコニコしながら観てた)もそれはそれで熾烈な戦いだったし


この日の夕方の西陽の強い
ホワイトステージの
Black Country New Road への
最前列の道も過酷極まりなかった。


彼らの前に出てた日本のアーティストが
まさかの入場制限!だったので
中に入るのが遅れてしまい
ボードウォークを渡って
さらに奥の Field of Heaven 廻りで
ぐるりと戻ってくる形で彼らの最前列に
乗り込んだ。
今いちばん旬なバンドをココで観れるのを願っていたからラインナップに追加された時は爆上げだった。
ザンネンながらアルバムを出してすぐ
ヴォーカルが抜けてしまったから
バンドは持ち回りでヴォーカルパートを
取っていた。
なんと全曲新曲という緊張感と慣れないヴォーカルパートのためなのか
ベースの彼女(Karl Hyde の娘さん)は
感極まって泣いてたな。
最前列だとそういう表情まで読みとれる。
子供の頃からフジに来てた
(Underworld だからね)らしく
ここでライブやるのが楽しみだったって。

そして最終日のグリーンステージ
ヘッドライナー前の Tom Misch のため、その前の アーティストのモッシュピットの中に紛れて彼らのステージが終わるのをひたすら待つわけだ。
最後の曲が終わるか終わらないかを待って人混みと反対のに前に前にと突き進む。
さぁ最前列!と思ったその先にはまさかの Halsey ファンがずらりと陣取っっていたのであった。恐るべし。
彼女たちは Tom さえもガマンして Halsey のためずっとじっとそこに
いたわけだ。いやぁ敗けたな、
その最前列という名の宇宙は
キミたちのモノだ。
それでも彼女らの真後ろど真ん中を
確保して Tom Misch に備えた。
フジに必ず来ると踏んでからこのコロナ禍で2年待った。
揺るぎない自信がきっとあの気負わない
余裕たっぷりなパフォーマンスを
魅せているのかいつのまにか
ベテランの域に達してたような
ステージだった。
『Movie』をココで聴くと決めてから
ずいぶん待ったけれどそれはホントに
時間が止まってたと思う。
帰りの クルマの中も帰ってきたバーでもずっとしばらくはTomを聴いてたな。
僕は来年どんなバンドの Front Rowを
目指すのだろう。

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