韓国映画「警官の血」

いつもお話ししているように、今私は韓国ドラマに夢中です。そして、さらに韓国映画も大好きです。 昨日は、配信になってから気になっていた韓国映画をやっと見ることができました。 その作品について今日は書かせていただきます。 見終えた映画作品 原題はハングルで 경관의 피 The Policeman’s Lineage　 2022年韓国製作で　上映時間が119分、　 劇場公開日は、2022年10月28日でした。 キャスト・スタッフ 出演　チョ・ジヌン、チェ・ウシク、パク・ヒ

江國香織 著「川のある街」

私の思い込みもあると思うのですが、なぜかヨーロッパの香りのする作家というイメージのある江國香織さんの作品を読みました。 読み終えた作品 雑誌「小説トリッパー」季刊号に掲載され、2024年2月7日に朝日新聞出版より、232ページの単行本として発売されています。 あらすじ この作品を選んだ理由 が気になって手に取りました。 感想 本作に流れる川は、３篇それぞれに出てくる主人公に寄せた、時の流れと共にある川です。 主人公たちは、第1話では両親の離婚で母の実家に暮らす

徒然に

このところ気になっていた髪の毛を先ほどバッサリと切ってもらいました。 私の父方の祖母が天然パーマの癖毛で、実父も遺伝、生前は丸坊主ではないけれど、かなり短く、それも頻繁に切っていました。 私はそちらの遺伝子を継いだようです。 ショートカットしてもらった時はいいのですが、伸びてくると徐々に毛先がカールして、あちこちに曲がりだして、収拾がつかなくなると美容院に行くというパターンです。 今日もかなりの量を切ってもらい、白髪も増えてきたけれど、グレイヘアに憧れているので、そち

いよいよ完結

高田郁さんの呉服商を舞台とした時代小説が、完結を迎え、やっと読み終えました。 読み終えた本 2024年2月29日に角川春樹事務所から、324ページの書き下ろし文庫として発売されています。 あらすじ 感想 これまでに本編と特別編上巻を読み終え、いよいよ最終の下巻を読み終えました。 今回は物語の舞台となった呉服商五鈴屋を創業100年を迎え、今後の10年に向けて、主人公幸を支えてきた周りの人たちの思いと、今を描いた短編集となっていました。 最後は行儀見習いから奉公に上

「超臨界地熱発電」知っておられますか？

今日は「超臨界地熱発電」の利権をめぐり、永田町、財界ときな臭い世界で行われる様子を描いたフィクションを紹介します。 読んだ本の紹介 2023年12月25日にKADOKAWA 232ページの単行本 として発売中 あらすじ この本を選んだ理由 時々著者が、ニュース情報番組に出演されている姿を拝見。先日図書館でこの本を見つけ、読んでみました。 感想 東日本大震災の原発事故が大きな問題となり、やっと私たち国民も電力供給問題に対して、「いかに私たちが人ごととして捉えていた

自然と、気が大きくなって

高齢者にとっては、嬉しい1日、年金支給日でした。いなか町ではどんどん経営の合理化といって、銀行の支店は減り、ATMまで年々減っていきます。 お陰で（？）高齢者の多いいなかでは、この日ATMに行列ができます。 ありがたいことに無職でも、こうしてお金をいただけることに感謝しつつ、元は能天気だった私、つい気が大きくなって、財布の紐が緩みます。 可愛い買い物だよねと夫に言い訳しつつ、３coinsと無印良品に連れて行ってもらい買い物し、大戸屋で昼食、Starbucksでラテをいた

天気予報では、夏日に近い気温との予報に、活発化している私（？）が断捨離熱に侵されています。いただいた袋物、ここ数年使わなかった鞄は思い切ってゴミ袋へ捨てスッキリ。今度は冬物以外でくたびれた服以外の私物にも手をつけたいと思います。

耳をすませば

スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫画を、清野菜名さんと松坂桃李さんの主演で、実写映画化された映画を見つけ、思わずハマって最後まで見てしまいました。 原作漫画とアニメ映画で描かれたのは、中学時代の２人の物語。今回の映画は、２人の中学時代の回想も織り込みながら、２人が大人になった10年後をオリジナルストーリーです。 2022年の製作で劇場公開日は、2022年10月14日、上映時間は114分 あらすじ ここからはネタバレですが、 成人した雫

暖かさは人間以外も喜ぶ？！

今日も暖かいですね。私としてはやっと人間らしく生活できるレベルの気温なのですが、他の方には暑いくらいのようです。 私も少し活動的になったので、午前中はX（旧Twitter）で初期の頃から緩く繋がっていただいている方からの情報で、チューリップを見に行きました。 愚息たちが通っていた幼稚園では、毎年春の遠足で出掛けていたのは知っていましたが、この年齢になるまで見に行ったことがありませんでした。 夫に連れて行ってもらったのですが、行く途中で実は亡くなった実父の故郷であることが

とても不思議で、吸い込まれる作品

こんばんは。今日はいつもより遅い更新です。 こちらも今日は20度を超える陽気で、お陰でジムに行き、運動をすることができました。 実は数ヶ月前より、ジムにポスターが貼ってあり、気になっていた展覧会がありました。それが見出し画像の「佐藤健寿 展　奇界/世界」です。 世界各地のまさに奇怪な建物、風景、行事などを撮影されています。実は、知らずに展示写真を見にいたのですが、写真家の佐藤さんはかなり有名で、テレビ番組にも出演されている様です。 巡回されている展示会のようですが、私

夏川草介著「君を守ろうとする猫の話」

本屋大賞2024年大賞は「成瀬は天下を取りに行く」でした。推しの作品が、受賞して本当に嬉しいです。成瀬シリーズこれからも続いてほしいです。 さて本日発表された本屋大賞で、４位になった「スピノザの診察室」の著者夏川草介さんの新刊を読み終えました。 今日はその作品を紹介させていただきます。 読み終えた本 2024年2月28日に小学館から224ページの単行本として発売されています。 あらすじ 感想 以前、著者が書かれた「本を守ろうとする猫の話」という作品を読んだ記憶が

文庫旅館で待つ本は

朝から花冷えの気温に、調子が悪かった私ですが、夫の勧めもあってジムに行き、昼食後視聴中の韓国ドラマを見たら、少し気持ちが楽になりました。 皆さん、お変わりありませんか？ 今日は久しぶりに本の紹介です。思いがけず手に取った作品でしたが、とても心地よい作品です。 読み終えた本 2023年12月18日に筑摩書房から、書き下ろしの256ページのソフトカバー単行本として発売されています。 あらすじ 感想 最初にも書きましたが、図書館の蔵書となるまで、作品名はもちろん、著者