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うたになった ことば

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記事一覧

はんぶんずつ

ほんと成分とうそ成分と ちょうど はんぶんずつ

ほらまた いつも そのえがおで わたしのじかんがとまる

気づかれないように 気づかないように

ことばあそびじゃ 伝わらない でも

これ以上はまだ おしえない 曖昧なまま ふたり どこまで行ける?

ふれそうで ふれない 距離に あなたがみえる

ちいさい夏祭り さいごの花火

海にとける月 やさしい魔法使い

すてきな偶然 夏が終わっても や

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Gotland

なつかしい色をみた ひたすらペダルをこいだ

果てのない旅が しあわせだった

くじらがいた曲がり角 下り坂 ようやくついた 夕暮れの海

走りつづけないと 倒れちゃう 自転車こぐような 人生だよ

だれか見ててね だれかほめてね

身のほどが 見えたころ  ゆめはもっと遠くなってる

なつかしい風が誘う まだ涙ぐむなんて

その先におおきな石しかなくても あなたがいた

海辺のカフェのコーヒー 

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Ska vi fika?

手回しミルで ふたり分 お湯をおいて ふくらむ音

あなたが笑った はじまりの日のコーヒー

片手にコーヒー それだけで いつもの部屋に魔法がかかった

Ska vi fika? 想いはいつも ゆっくり流れていて

せいいっぱい 背伸びをして 大人の夢をみた

挽きたて豆がつれてくる あの日の部屋の灯り

素敵な過去は ずっと消えてはくれない

片手にコーヒー それだけで ひとりがこわくなくなった

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Primary Colors

べつべつの道 歩んできた

そして 出会った 今ひとつの光をめざすため

もととなる色たち

他愛ないことで 笑いころげた 涙した

どんなときも真剣だった

ひとりひとりの可能性が おおきな世界を生み出していく

ことばにできない よろこび かなしみ

いつだって分かり合えた 僕たちだった

決して染まることはなくて ひとつになっても濁ることを知らない

べつべつの道 歩んできた

そして 出会

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うたかた

ほたるがいなくなるころ 短い物語

すいこまれるように せつない恋を知った

あの橋のうえ 消えては灯る生命のなか

この恋はうんと じかんと こころを 費やしそうな気がした

でも まもった

ふたりはいつでも ふたりきりで

ひとりでいるときと それは似ていた

あなたのとなりで 息をすることが

わたしのからだをつくっていった

とおい国 そらの色 ラベンダーのにおい

いまを生きるふたりに

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青と白のスピーチ

海にきました 白く光る砂は あたらしい空の夢をみました

まんまる珊瑚のネックレス あの日の約束

星降る夜のメロディは いつも あなたにやさしい

大人になると変わっていくもの 移ろいのなか

足跡残して旅するリズムは あなたに呼応する

小さなころ憧れてた 白いドレスにつつまれて

あしたを夢見るその瞳のさきで

空と海がキスして 世界が笑った

とっておきの今日をうたう

笑顔のうしろがわ 

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