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【無料公開】 1-4-3-3システムの守備の動きを自動化する

1-4-3-3システムははっきりとした攻撃面に関する意図があるため、そのシステムの中でのオフェンスの働きに関してはよく話されている。しかし、守備は?そのシステムの中でディフェンスの動きをどのように自動化し、選手たちがカバー、全体の移動、プレスの流れについて覚えることができるだろうか?

これらの動きを練習するプロサッカーのよくあるトレーニングをいくつか提供しよう。メソッドは以下の通りだ。
対戦相手のゲームシステムを再現した攻撃の選手と何人か守備の選手(一般的にディフェンスラインと中盤ライン)を配置する。この例では、4人のディフェンスと3人の中盤だけを守備として置いているが、ゲームモデルによっては1-4-1-4-1または1-4-5-1などの状況を作ることもできる。攻撃側がボールを動かしているときにディフェンスが動きの練習をするわけだが、このときの最初の配列では受け身のディフェンスを相手に攻撃側は選手間でパスをする。
何度かパスをすると、ノーマルな攻撃ができるようになるだろう。ご覧の通り、チームの平行方向への動き、マークチェンジ、中央の守備、カバーもしくは戻りの動きがたくさんトレーニングされる。

次のトレーニングで現れている数はパスの順序を表している。1-1で始まり、1-2といったように続く。常に相手チームのシステムを形成し、ディフェンスの守備の理想的な動きをすることを忘れないようにしておこう。


組織化されたディフェンスとセンターレーンでの動き


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組織化されたディフェンスとサイドレーンでの動き


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(2019.10.25)


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