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人は想いで動く。絶対動く!【#道東誘致大作戦】

本当に、何かが大きく動き始める気がしてる。

道東誘致大作戦2018冬

HOKK UPで紹介させてもらっているオホーツクのローカルメディア「1988」、釧路のローカルメディア「クスろ港」、十勝のローカルメディア「北海道ローカルマーケット」の道東3メディアが実行委員となり、ローカル領域で活躍する豪華ゲスト5名を道東に招き、道東の魅力を紹介しまくるツアーを敢行します。そのツアーの資金集めをクラウドファンディングで3地域それぞれへの支援枠をつくり、一番支援金額を集めた地域で開催するという誘致合戦と合わせて実施しました。
今回はこのプロジェクトを勝手に応援しまくっていた僕が、誘致合戦のレポート記事を勝手に書かせてもらいました。(オホーツク寄りな文章になっていますがお許しください)

「道東誘致大作戦2018冬」
https://camp-fire.jp/projects/view/62603

【ゲスト】(CAMPFIREより転載)
藤本 智士さん
1974年生まれ。兵庫県在住。雑誌「Re:S」編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。嵐の『ニッポンの嵐』や佐藤健さんの『るろうにほん 熊本へ』など書籍を手がける。近著は『魔法をかける編集』『風と土の秋田』。公式HP

柳下 恭平さん
1976年生まれ。愛知県出身。世界各地を旅した後、出版社で編集者として活躍。のちに校閲者に転身。28歳の時に校正・校閲を専門とする会社、株式会社鴎来堂(おうらいどう)を立ち上げる。2014年末には、神楽坂に書店「かもめブックス」を開店。公式HP

徳谷 柿次郎さん
1982年生まれ。大阪府出身。おじさん界代表。ジモコロ編集長として全国47都道府県を取材を行ったり、ローカル領域で編集業を行う。どこでも地元メディア「ジモコロ」小さな声を届けるwebマガジン「BAMP」編集長。公式HP

小倉 ヒラクさん
1983年生まれ。東京出身。発酵デザイナー、アートディレクター。
生態系や地域産業、教育などの分野のデザインに関わるうちに、発酵醸造学に激しく傾倒し、アニメ&絵本「てまえみそのうた」の出版。グッドデザイン賞2014を受賞する。最新作にアニメ「こうじのうた」。公式HP

小林 直博さん
1991年生まれ。長野県出身。編集者兼フォトグラファー。ばあちゃん子。兄・徹也さんと生まれ育った長野県飯山市を拠点にイケてるじいちゃん、イケてるばあちゃんをスタイリッシュに発信する「鶴と亀」を2013年に創刊。現在までに4冊を刊行。発行部数は1万部で、全国各地の書店やカフェ、ゲストハウスなどで配布している。公式HP

ローカルの底力を見せつけ、新しいロールモデルを築いた

このプロジェクトをきっかけに
消えかかっていた道東の火が大きく燃え上がるような
そんな気がしてる。

きっと今回のような規模のイベントを地域で開催しようとするときは
多くの場合はスポンサーや協賛を募るか、公的な補助金を使って開催しようとすると思う。

でも彼らはそれをせず、クラウドファンディングを使って資金を集めることにしました。
と、ここまでは最近よく聞く流れ。
でもここから先が少し違いました。

イベントの開催地を決める誘致合戦

豪華ゲスト5名を引き連れて道東を巡るツアーの開催地を、オホーツク、釧路、十勝の3地域で誘致合戦によって決定するというのが今回のプロジェクトのおもしろいところ。
誘致合戦は資金を集めるためのクラウドファンディングと合わせて行われました。
3地域それぞれを応援するための支援枠が用意され、支援者は自分が応援したい地域を選択し、支援する。
そして一番支援金額を集めた地域が開催地に決まるという仕組み。

ドラマティックな展開と劇的なクライマックス

そうして各地域のキーパーソンたちが「サポーター」としてプロジェクトを応援し、支援を募りました。
さらに

灯台もと暮らしの鳥井さんやオールユアーズの木村さんなど、ゲストで呼ばれてもおかしくない、いや、むしろゲストとして呼びたい方々からの支援を受け、木村さんに至っては自腹で同行権のリターンに支援し、ツアー参戦を電撃発表するなど想像以上の盛り上がりを見せたこのプロジェクト。

今回のプロジェクトの発起人である「1988」の代表中西拓郎さんの呼びかけにより「オホーツク」がグングンと支援金を集めダントツの1位で進んでいた誘致合戦。
このままオホーツクが逃げ切るかと思われた終盤に
「クスろ港」が誘致を呼びかける「釧路」チームがなんと
10万円の支援金を獲得!
クラウドファンディング終了まで残り5日にして、一気にオホーツクを抜き去り単独1位に躍り出たのです!

正直、オホーツク出身の私は、燃えました。
絶対にこのままでは終わらせたくない。
なんとしてでも地元オホーツクで開催してもらいたい!

たくさんの人たちに呼びかけました。
しつこいくらいにSNSでも発信しました。
網走市長に直リプも送りました。

しかし、その頑張りもむなしく、ついに本日
クラウドファンディング終了の日を迎えたのです。

僕は、今朝の中西拓郎さんの熱いメッセージ涙が溢れました。

「どうしようめっちゃ怖い」

このプロジェクトを始めてから会うたびにそう言っていた中西さん。
完全にビビってました。

でも逃げなかった。
しっかりその恐怖と向き合い、できることをひとつずつ
地道に積み上げて、泥臭く、必死に、動き続けてきました。

本気で変えようとしてるから
本気で成し遂げようとしてるから
怖くても逃げ出さずに、実行委員の仲間や、地域の方の想いを信じて
最後の最後まで声を出し続けました。

そして奇跡が起こったのです。

なんと最終日にしてオホーツクが怒涛の支援ラッシュで大逆転!!
中西さんの魂の叫びが、オホーツクを思う人たちの心に響いたのだと僕は思います。
本当に感動しました。

クラウドファンディング終了直前にさらに多くの支援が集まり
最終的な支援金総額は846,000円。
直前の支援殺到により集計に時間がかかっている模様。
気になる開催地の発表は明日2月28日になるそうです。

人は想いで動きます。
「青臭いこと言ってんな」と思われてもいい。
でも僕は自分の目でしっかりと見ました。
道東が大好きなみんなの熱い想いが、たくさんの人の心を動かし
地域を大きく動かしました。

これから道東はもっともっと面白くなります。
しっかり見ていてください。
陸の孤島「道東」の圧倒的な底力を。

コーヒー1杯分くらいのサポートを頂ければ 夜寝る前と朝起きたときに感謝の祈りを捧げます。