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「育メンじゃない俺」が思う子育てのこと。

娘がすげー顔してる写真をアイキャッチに持ってくるあたりすでに「育メンじゃない感」出てるよね(笑)。

こないだ休みの日に娘と動物園に行ったときの写真を、今日インスタにアップしたら
「ばりはもしかして育メンなの?」
と学生時代のバイトでお世話になった先輩からコメントがきた。

たしかに、俺はよくインスタに娘の写真やストーリーをアップするし
娘のことが可愛くて可愛くて仕方がないんだけど、自分のことを「育メン」だと思ったことは一度もない。

ていうか「育メン」ってなんだ?と思って調べてみた。

「イクメン」とは「子育てする男性(メンズ)」の略語。単純に育児中の男性というよりはむしろ「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指す。実際には、育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれる。
コトバンク「イクメン いくめん」より抜粋

コメントへの返信にも書いたんだけど、「娘と過ごす時間を楽しめる親」という意味では俺も育メンなのかもしれない。でも育休なんて取ってないし(そもそも職場にそんな制度はない)、自分が育児をしているとも思ってない

「え、それ育児放棄じゃん」って?まぁそこまでではないんだけども
実際、仕事柄家に帰るのは週に3〜4日程度で、休みの日もEarth Friends CampやHOKK UPなどの「本気の遊び」で家にいないことが多いし、いっくさん(妻)に家のことも娘のことも任せまくりで、「育メン」なんて口が裂けても言えないような父親です。(自分で書いてて辛くなるほどに…)

かと言って子育てを全くしていないかというと、そんなこともなくて、娘の保育園のイベントには積極的に行ってるし、送り迎えもできるだけするようにしてるし、お風呂にも一緒に入るし、歯磨きもする。だけどこれを「育児」っていうのはなんだかしっくりこない。「育児」って言葉がなんか仕事っぽいというか、作業っぽく聞こえるから個人的にはあまり使いたくないなと思ってる。
あと、なんとなく偉そうというか「育ててあげてる」みたいな風に聞こえる(気がする)から嫌だ。

娘が生まれたときに気がついたことは「子どもが生まれたからって親になれるわけじゃないんだな」ということ。
親になる準備が完璧に整った状態で親になる人なんてこの世には1人もいない。たとえどんなに勉強したって、どんなに物やお金や環境を用意したって、わからないことばかりで不安で、自分の子育てに自信を持つことなんてできないと思う。

ただ、我が子のことを心から想って、愛して、親である自分にできることをやるだけ。
そして子どもと一緒に遊んで、悩んで、成長して、少しずつ本当の「親」になっていくんだよきっと。

子育てには正解も不正解もない。
自分の子どもと周りの子どもを比較することなんてなんの意味もない。
自分が良い親かどうかを決めるのは周りじゃなくて、自分の子どもが決めてくれることだから、俺は他の誰でもなく自分の娘にとって最高の親になれるように、いっくさんと一緒にしっかり娘の成長を見守っていこうと思う。

同世代がようやく子育て世代に突入し始めた今。みんなよりちょっとだけ早く父親をやらせてもらってる俺が伝えられることも少なからずあるんだろうなと思うので、これからもたまにこういう子育てに関することも書いていこうと思います。
いや、逆に俺が知りたいけどね。同世代の子育て事情とか。

最近あまりにも家にいなさすぎて、この間仕事にいく時に上着を着てカバンを背負ったら娘に「ちち、帰るの?」って言われた。辛い…

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