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色褪せたデニム復活までの道程

最終作業の天日干し直前です。

吉沢亮さん主演の大河ドラマ「青天を衝け」をご覧になった事はありますか?
実業家渋沢栄一さんの生涯のドラマ化でした。
渋沢栄一さんのご実家は、藍染の原料となる藍作りをされていて、天然藍を染料に作る工程が撮影されていましたね。

今では芸術作品や、美術工芸品として高価な天然藍染。

自分のは、色褪せたデニム復活の為の藍染なので、ネットショップで入手した化学染料を使用しています。

今日は秋晴れの日曜日。藍染日和です♪。

前日までに準備として、洗濯機で、染めたいデニムを、ただの水洗いをして洗濯時の余分な柔軟剤などを抜いておきます。

バケツに説明書に従い、水温調節をした水を適量入れ、化学染料などを投入し撹拌。

そこへ染めるデニムを投入し、15分待機。

デニムは予め水で濡らして絞ってから染料入りバケツへ投入します。

15分待機中は、朝ドラの録画を視聴。

ここからが、デニムのために頑張りどころです。ゆっくりとバケツから引き上げると、黄色いデニムが登場、それが空気に触れると青く変化していきます。

空気に1分、バケツへ再投入を繰り返すこと、5回。

説明書通り、水で薄めたお酢をバケツに適量入れ、色止めを作り、そこにデニムを投入します。

その後は、ただひたすらに水洗いで染料を落としに掛かります。

今日は手抜きをして、かなり染料が落ちたという所で、洗濯機のお世話になりました。

で、現在天日干し中。ここまでの所要時間は約2時間。

夕方までに如何なる出来映えか、ドキドキワクワクする時間です。

と、ここまで自己満足に浸っていたのに、残念なことに気がつきました。デニム1枚に染料全てを使用することをケチって、水は説明書通りなのに、染料3種類の量を8割位にしていました。

染めムラや、薄色仕上がりになっても時既に遅し。自業自得です。ワクワクがハラハラに変わりました。

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