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シニア枕草子 ⑧

自分はお世辞にも片付け上手ではありません。ズボラ適当人間です。
でも、これだけは譲れないという事があります。

「本はわかりやすく配置する」です。

以下は賛否が分かれると思います。
ご意見コメント大歓迎です。

本屋さんでは巻数の並びが違っているのを見れば、購入しなくても数字の番号順に直します。よく直すのが、文庫本コーナーと漫画コミックスコーナーです。

趣味の一つが図書館めぐりです。基本的に公立図書館は、地域住民か、その地域で就学か就職している人間しか貸出しを受ける事はできません。
しかし入館している人間1人ずつ居住地や働いている会社名を聞いたりしません。それを踏まえて、あちこちの図書館に出入りしております。

車を利用し、最近1年間に県立図書館と、近隣地域の図書館は全て制覇しました。

趣味と言っても、大したことないはしません。図書館内をぐるっと一周し、蔵書内容を見る。歴史が多いとか、農業関係の本が多いとか、図書館によって蔵書内容は違います。

そして興味がある本を見つけたら立ち読みしてみる。

熟読したければ閲覧テーブルで読む。時間があれば、1冊は読破できます。

どうしても自宅で読みたい本に出会ってしまったら、書名、著者名、出版社名などをメモして、本屋さんで注文、購入するか、居住地図書館か県立図書館で検索、貸出しを受ける事が可能です。

この前は図書館で、日本十進分類法に則り、書棚を2個直しました。本を探しに来て、何でこんなぐちゃぐちゃに並んでいるのか、理解不能だったので、やり過ぎかもとは思いましたが、全くその辺りに職員を見かけないので、やって来ました。

添付シールの1番上の3桁数字が十進分類法の規定番号です。並べ替える前には、300番代も900番代も同じ棚に入っていました。あり得ないです。
300番代は社会科学、900番代は文学作品です。

毎月1日、図書整理の休館日がありますが、人手が足りないのは、週3位で利用しているとわかります。

カウンター以外に、職員がいないです。カウンターにいるのは1人。多くて2人。

自分が問題ありと思うのは、文学の著者名の五十音順の並べ方です。

作家名が五十音と不均等に、偏っているのかもしれませんが、「は」行が先頭、貸出しカウンターの前にあります。

次に「あ」行。「な」行の次は、入り切らない「は」行となり、「ま」行「や」行と続きます。

これは、おかしな並べ方だと思います。

自分は慣れてしまい、東野圭吾さんの作品群が見たければ、カウンター前の端の棚、有川浩さん、有栖川有栖さんの作品が見たければ次の棚の中央に行きます。

作家ごとの位置を覚えれば簡単なのですが、普通日本文学の場所は、「あ」行の作家から始まる筈です。

現実に、他の図書館で、文学作品が著者名のみならず、その著者毎の作品も作品名が五十音順に並べてある所があります。規模が小さな図書館ではありますが、それだけで、図書館職員さんの目配り気配りを感じ、本を大切にしようと思います。

くだんの図書館の歪な配架理由として考えられるのは、「は」行の作家さん、例えば東野圭吾さん、東山彰良さんなど、は行の作家さんが多くて、新刊本が増えると、配架場所を度々移動する必要が生じて、1番端に置かれているのかもしれません。

東野圭吾さんだと、新刊本を2〜3冊購入しても、予約しないと貸出し受けられなかったりします。貸出しの集中時期を過ぎれば1冊だけ配架して、バックヤードに保管されるのでしょうが、人気作家さんの本の扱いは難しそうです。

しかしながら、五十年順に並んでいないせいか、この前は東野圭吾作品が2冊ほど全く違う位置にあったので、東野圭吾さん著作小説群に並べて来ました。

不心得にも、貸出し手続きをせずに、本を持ち出す利用者がいるのか、図書館側が知恵を絞って配架位置を変更、有川浩さん、東野圭吾さんなどの貸出し希望者が多い作家作品を読書ができる閲覧テーブルの横の人目につく場所に置いた時期もありました。

新型コロナ禍で休館が続き、自分自身も仕事が多忙だった時期で、ながらく図書館利用を中止している間に閲覧テーブル前の人気作家コーナーが消滅していました。

人気作家コーナーをやめた時には、配架を変更したと思います。その時「は」行問題を解決してくださっていれば良かったと思うのです。

毎年梅雨入り前に図書館が1週間くらいの図書整理の休館となるように記憶しております。

今年こそは、「は」行の配架位置を変更して、他の図書館のように五十音順にしていただきたいと願っております。

悪口ばかりになりましたが、この図書館は、悪い事ばかりではないです。

開館当初から、他の図書館にはない、子供さんが、はしゃいでも大丈夫な児童書室も備えています。
これは県立図書館でもない良いところだと思います。

本の配置問題について、利用者個人が変更するのは、マナー上いけない事なのは理解しております。

本が増えるばかりで、配架位置に苦慮して、棚毎に空きスペースを設けるのも難しいとは思います。
何かしら良い配架位置の案がありましょうか?

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



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