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№008 【クバリブレ】

キューバ独立の歴史の中で生まれたカクテル「クバリブレ」。
1900年頃、独立戦争に介入してきたアメリカ軍の将校により作られました。

キューバ地場産品のラムに同じく地場産品のライムを搾り、アメリカから持ってきたコーラで割る。
誰もが思い付く組み合わせではありますので、自然発生的に誕生した可能性も感じますね。


「viva Cuba Libre!(キューバの自由万歳!)」の合言葉で乾杯したことでカクテル名がキューバリバーになりました。


しかししかし。1902年にキューバは独立を果たしスペインの支配から解かれたのですが、それはアメリカによる支配の始まりとなったのです。
そんな歴史を知ると英語名のキューバリバーとは素直に言えなくて、キューバ風に「クバリブレ」と呼んでしまうのです。私はね。


さてさて、クバリブレはしばしばラムコークと混同されます。要注意です。

ラムコークはどんなラムを用いてもよく、レモンなど何を添えてもよいのに対し、クバリブレは透明なラムを使いライムを搾るとされており、両者は別物、似て非なるものと捉えるのがよいと思われます。


喉の渇きを癒やすゴクゴク系の美味しさですが、一気飲みはしないでねー。


《レシピ》

・ホワイトラム・・・・45ml
・ライム・・・1/6~1/4カット(10mlくらい)
・コーク・・・・・100mlくらい

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