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ポッケ

「グミ食べると、高校時代思い出すんだよね。」

高校へ行く日の朝は、決まって制服の両ポッケが埋まっていました。左ポケットからは定期入れの黒猫が顔を出していて、右ポケットには体温で生暖かくなったおにぎりが入っていました。

朝起きてすぐ朝食をとるとお腹が痛くなる私は、一時間目後の休み時間、そのおにぎりを食べました。そして、右ポケットが寂しくなったことを一日中気にしながら過ごして、帰りにやっとコンビニか駅の売店に寄ってグミを買うのでした。理由は、おにぎりよりもちゃんと形大きさが制服のポッケに合っているから。

さっきグミを食べながら、何気なく父にこの話をしようと思って、
「グミ食べると、高校時代思い出すんだよね」
というと、精一杯考えて、
「グミって消しゴムみたいだよなあ!」
と言われました。頼む、という顔で。


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バロン

今の目標は、ヘラヘラ笑う癖をやめてポーカーフェイスになって大人!ってカンジになることです。

きらきらひかる

忙しい感情。マイ・ダイアリー。名前は江國香織さんの書籍からお借りしました。
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