熊田のお悩みBAR『ファンデッカーはお気持ち表明するな』


《熊田のお悩みBAR》
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・本日のご相談

『ファンデッカーはお気持ち表明するな』

こんにちは。熊田さん。

早速ですがご相談です。


自分はデュエマのカジュアル勢です。
そのデッキ独特のプレイングがあったり、珍しいカードが入っていてデッキに「個性」があり、コスパも良くて身内の中ではデュエルマスターズを楽しんでいると思います。


ですが、最近はデュエマフェスやBOX争奪戦でもガチデッキ……【ガイアッシュ覇道】【5Cザーディクリカ】といったパワーカードを詰め込んだだけのワンパターンデッキばかり当たり、自分のデッキは何も出来ずに終わり楽しくないです。
稀にガチデッキに勝っても、「そんなデッキ持ってくるなよ」と後々Twitterで言われ悲しい気分になります。


ガチ勢の方は競技向けのCSに出て欲しいし、カジュアル向けのイベントであるデュエマフェスや非公認店舗大会では自分で考えて自分で組んだデッキで個性のあるデュエルがしたいです。


熊田さんのご意見をお聞かせください。

(渋谷のカドショで話したお兄さん/20歳)

【熊田の意見】

結論から言います。
「君は今すぐSNSをやめて現実に友達を作り、カードショップに二度と来なくても良くなりなさい。」


ファンデッキを身内の中では楽しめているのでしょうが、それだけでは物足りないから外の世界に出て来ているのでしょう。それが良くない。
店舗大会というのは群雄割拠の有象無象、ゴキブリとカマドウマがぶつかり合い、それをムカデが喰らう地獄の蠱毒です。

確かにデュエマフェスなどは初心者向け、カジュアル向けのイベントではありますが、現在のSNSの発達した世の中では「強いデッキ」の情報の拡散速度が数年前と段違いであり自然とどれだけファンデッキを自称していても環境に寄ったデッキへと近づいていくものです。


かつてMTG開発部が定義したユーザータイプにティミー、ジョニー、スパイク というのがありました。

ティミー/Timmy 
「体験」を求めるプレイヤー
ゲームを楽しくやる事が目的。 
相談者様の言う「カジュアル勢」

ジョニー/Johnny 
「自己表現」を求めるプレイヤー
面白いコンボや構築を見つけることが目的。

スパイク/Spike
「挑戦」を求めるプレイヤー
勝つことが目的。
相談者様の言う「ガチ勢」

大まかかつ簡単に言うとこんな感じです。
かつてのTwitterやSNSの情報伝達が希薄であった頃はティミーとスパイクは交わることの無い別世界の住人であり、ジョニーがその中間地点として稀に【ジョバンニスコール】のような、構築の面白さと強さを兼ねたデッキをティミーからスパイクへと繋げていました。


しかしそれも今や昔の話。今は毎日のように優勝デッキに入るカードや、《悪魔の契約》のような再評価されたカードは一瞬で高騰する時代です。
子供でもスマホを使え、誰もが簡単に環境デッキを知れる時代ではティミーは既に「フィッシュ(狩られる側)」でしかなく、スパイクは「シャーク(狩る側)」でしかありません。
ジョニーという存在が情報の海に溶解し、大きく二極化してるのが現状です。

≪悪魔の契約≫

小魚がいくら目立つように派手な柄にしたところで、鮫に食べられるのは自明の理です。
自分から食べられに行って、ブツクサ文句を垂れるようなみっともないお気持ち表明マンになりたくなければ同じような小魚同士で群れておくのが1番です。
知らない人とデュエルをするより、仲間内でプロレス的なエンタメデュエルを楽しみましょう。


そもそもあなたの考えた「個性」のあるデッキは、スパイクが何度も試行錯誤している時に吐いて捨てたデッキタイプでしかありません。
あなたはそこから更にデッキを最適化し磨くことを放棄して「カジュアル勢」なんて聞こえのいい言葉で自分の立場を作っているだけに過ぎません。

レオナルド・ダ・ヴィンチがかつて「シンプルさは究極の洗練である」と残したように、分かりやすいパワーカードを詰め込み、ワンパターンな環境デッキはゴツゴツの岩石を削りに削って作った芸術品です。

≪神の試練≫
少し前まではティミー向けのフィニッシャーだったのに
最近顕著になんにでも入るようになっている
スパイクが昇華させた好例だと思います

ファンデッキを名乗るならせめて芸術品とも呼べる程洗練されたデッキになってから言ってください。
それは「個性」ではなく「ノイズまみれの紙束」です。
いいか!「運が良けりゃ回るのになぁ〜」とか二度と言うなよ!

まとめ

・カジュアル勢はあくまで狩られる側。声を大きくしない。嫌なら仲間内で楽しもう

・勝ちの要素や勝負の駆け引きが欲しければ自分もスパイクになろう

・困ったら《CRYMAX ジャオウガ》を積め

以上!









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