「ボールルームの謎」【アニメと漫画と暮らしの日記】

10月5日(木曜日)

 起きて、モーニングルーティーンを終えて、漫画喫茶に行く。張り切って漫画を読もうとする。しかし、漫画単行本を読んでいると、原因不明の悪寒が走り、冷や汗も背中にガンガン流れてくる。
「低血糖」なのではないかと思った。先月の糖尿病内科の診察で、血糖値がもう少しで80を割るところだった。確か血糖値80未満になると低血糖で、応急処置としては砂糖の多い清涼飲料水を飲むことなど。とにかく慌ててアパートまで戻り、寝転んで身体を休めて、それからイオンに入店してペットボトルのコカ・コーラを体内にブチ込んだ。
 不調を抱えたまま理容室の開店待ちをする。この店では過去に一度髪を切ってもらったことがあるのだが、その際オーダーでまごついてしまった。同じ失敗は繰り返したくなかった。前夜からWEBで必死に理容室でのオーダー方法について検索していた。……名前を呼ばれた。鏡の前に座る。
「刈り上げない程度に短くしてください」
 これでなんとかなると信じ、呪文を唱えるが如く発声した。すると、分かってくれたのである。今回はこの理容室でまごつかなかった。心配事のほとんどは起こらないものだと改めて認識する。

× × ×

ここ数日は適当な漫画の適当な巻数をザッピングして読んでいるのだが、『ボールルームへようこそ』という漫画に出会った。美麗な絵柄に絵画的な躍動感のダンス描写……やはり月刊連載なればこそ、週刊少年マガジンだったらこうは行かないだろう、と思って第10巻の奥付を見ると、なんとこの巻の途中で2年近くの休載期間があったことが発覚。いったい、なにが……!?


10月6日(金曜日)

 起きるのが少し遅かった。その代わり睡眠時間が充分に取れた。朝飯を食ったら9時を過ぎていた。MMに直行する。「週刊少年サンデー」先週号を読み切る。それから一旦帰宅する。
 イオンのフリースペースの椅子に腰を下ろす。有線イヤホンを耳に突っ込み、ボールペン片手に読書する。66ページの辺りで集中力が無くなる。たまらず食品売り場に食料を買いに行く。
 帰って冷凍のチキンライスを焼く。歯がグラグラしているので慎重に食べる。食べ終えて寝転んで、YouTubeでマッサージ動画を流しているとウトウトしてきた。そのまま昼寝してしまう。起きたら3時、バスに乗る時刻が迫る。
 路線バスは快適だ。数々の持病を持っているから、徒歩で移動するより断然楽でいい。これからは路線バスも積極的に移動手段に組み込もうと思った。……整形外科の手前でバスを降りる。腰椎椎間板ヘルニアのリハビリをして、薬をもらって院外に出る。タリーズコーヒーで帰りのバスの到着時刻を待つ。午前のイオンと同じようにイヤホンを両耳に突っ込んで、文庫本3冊を代わる代わる読んでいく。
 併設のTSUTAYAの本の品揃えが意外に良いことに気付く。帰りのバスに乗車した私は再度MMに入館する。そして先週の「週刊少年チャンピオン」をてきぱきと読んでいく。個人的に気になる連載漫画もいくつか有るのだが、それらに言及するのはまた今度にする。

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