「50年も前から里中満智子は……」【アニメと漫画と暮らしの日記】

4月28日(日曜日)

 朝からMMに入った。
『ブルーロック』の7巻を早速読んだ。それから往年の名作少女漫画に手を伸ばした。里中満智子の『アリエスの乙女たち』だ。題名だけは知っていた。しかし、どんな内容なのかは知らなかった。講談社コミックス版第1巻を読む。主人公の少女の前に宝塚歌劇の男役のような中性的な少女が現れる。両方ともアリエスつまりおひつじ座なのだが3月産まれと4月産まれでほとんど年子(としご)のように産まれ月(づき)が離れており……という筋書き。要するに少女が少女に惹かれていく話であり、百合モノなのである。率直に言って現在アニメ絶賛放映中のコミック百合姫が誇る作品『ささやくように恋を唄う』と似通うモノを感じる。『アリエスの乙女たち』の方が先行作品であり、しかも約50年も前の先行作品なのである。
 違いは『アリエスの乙女たち』の方は男性キャラが豊富であることだ。男性キャラが主役の少女2人に絡み、一筋縄では行かなくなる。良く考えれば百合一辺倒という訳では無い。しかし……。

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 グリーンチャンネルのレース中継が始まる時間に合わせて帰宅する。1レースの未勝利戦から観ていく。京都競馬第2レースの馬券が的中する。キリの良い所で競馬を切り上げ、既に開館している図書館へと向かって行く。

 ドストエフスキーの『地下室の手記』を読み進め、イタリア現代作家の自伝的小説を読み進め、フリオ・コルタサルの短編小説を読み進める。フランス現代作家の小説を読み進め、エリアス・カネッティの長編小説を読み進め、競馬をテーマとしたアメリカの小説を読み進める。中国のSF短編小説を読み進め、池澤夏樹個人選の「世界文学全集」に収められたアジェンデの『精霊たちの家』という長編小説に手を付け、斎藤茂吉の短歌のアンソロジーを読み切る。

 帰宅し、冷凍の五目チャーハンを炒めて食い、競馬に復帰する。ことごとく狙いが外れる。天皇賞・春と同じくらいの勝負レースだったブリリアントステークスとスイートピーステークスが両方かすりもせず、敗色濃厚になる。そして天皇賞・春も買った馬が掲示板にも乗らない惨敗に終わり、憂鬱な気持ちでパック寿司を買いに行く。

 気力を振り絞って再びMMに向かう。『姫様〝拷問〟の時間です』という先日までアニメが放映されていた漫画の第2巻を読む。
 カップ焼きそばを食べたくなり、サウナ体験動画を観たくなってくる。
 姫様がカップ焼きそばを食べたりサウナで整ったりしていたせいだ。

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本日の食事中アニメ

・なし

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