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はまぐりの薄皮剥き検証

3月3日はひな祭り。ひな祭りといえば、はまぐりご飯とかすまし汁とかですが、そのはまぐりをつかって貝合わせのようなもの造形教室でやろうかと思い、素材調達してみました。

はまぐり、臨床美術のセッションで使用するはまぐりは大きいんです。。。。

はまぐりの工芸用に加工されたもの(薄皮が剥いてあるもの)は、ユザワヤでも売っているのですが、7センチ〜8センチの大きさともなると結構なお値段がします。

以前ハマグリ型豆本を作った時は、一回り小さいハマグリをユザワヤで大量購入したのですが、やはり自然ものなので入荷が一定ではなく、結構時間をかけて用意した記憶が。。。。

ということで、今回は自分で剥いてみよう〜!と、とても軽い気持ちで、、、チャレンジしてみました。でいくつかある剥き方を検証しどの方法が望ましいかをレポしてみます。

< はまぐりの下準備 >

まず、美味しくいただきますw

用意したのは、茨城の小峰水産さん?というところがだしている、調理ハマグリ300g4パック。

近所のサミットに売ってましたが、1パック980円で、3個入り。

ネットで調べたのですが、売ってないんですねー。検索してひっかかったのはこちら。

さとふる:茨城県産大粒はまぐり(加熱済)300g 4パック入り

で、中身ははまぐりご飯にしていただきました!

レシピはクックパットから!

シェフ直伝!ひな祭りに蛤の炊き込みご飯

めちゃめちゃ美味しくて、すぐリピートしましたw

さて、貝の皆さんは、ぬるま湯につけておきます。

あ、この時点で、2枚くっついているのを取っておいた方がよいです。

< はまぐり薄皮剥き検証 >

剥く前に浸けておくのですが、3タイプ検証しました。

(1)キッチンハイターに7〜8時間ほどつけておく

(2)クエン酸で4時間ほどつけておく

(3)7〜10日間水につけておく

の3タイプ。

<(1)キッチンハイター編>

キッチンハイターは、茶渋とるイメージで漬け込み7〜8時間。

薄皮が黄ばんできて、浮き始めるので、それを最終的にタワシ(フライパンとか焦げ付きとかとる用の)で頑張ってこそげ落とします。

キッチンハイターで剥がれるのは、だいたい貝のヘリから3分の1ぐらいまで。黄ばみが激しいので、完全にこそげ落とさないと、ちょっと汚くなってしまいます。

<(2)クエン酸編>

いろいろ調べてクエン酸(もしくはお酢)でも良いというのをしって実践。

クエン酸はカルシウムを溶かしてくれるそうですよ。

分量適当ですが、こちらも茶渋をとるイメージで漬け込み。30分ぐらいでふつふつと水泡ができてきます。

これも黄ばみがすごくなります。で、いい感じに剥がれてるあたりで取り出せば良いのですが、浸けすぎると、貝本体も溶けます。。。。。

<(3)水につけておく編>

こちらは7日〜10日ぐらい水につけておきます。ちなみに、毎日、薄皮やなんかが浮いてくるので、お風呂ぐらいの温度のお湯で取り替えます。

こちらも剥がれるのは3分の1ぐらいなので、あとは、タワシでこそげ落とします。

<検証結果>

どれも結局綺麗に剥がれるわけではなく。。。。最終的に、タワシとあとは竹串をつかって頑張ってこそげ落とすという作業が発生します。

ので、一番良いのは、(3)の水につけておき、頑張って剥がすが良いかと。

急いでます!って時はキッチンハイターかな。。。

詳細な方法。

(1)10日以上水につける。(毎日ぬるま湯でとりかえる)

(2)貝の端に薄皮が浮き始めたら、様子をみながら、少しずつ剥がしてみる。

ここでは決して無理せず!はがれなかったら、ぬるま湯につけたままにします。

いけそうだな?と思ったら、

(4)お風呂ぐらいのお湯の中でそーーーーーーーーっとシールを剥がす感じで剥いていく。ポイントはお湯の中。出すと、皮が乾いて硬くなってすぐ切れちゃいます。ただしお湯が熱いと皮が柔らかくなりすぎて破けます。40度前後?かな。

これ以上、綺麗にむけない〜〜!と思ったら、竹串で、ある程度表面の薄皮に傷を入れます。そしたらお湯の中でタワシをつかってこそげ落とします。

1枚につき、15分〜20分かなぁ。。。。1対だと、40分超えの作業です。。。。。

こんな感じに綺麗になりました〜。

究極の結論としては、手間暇がかかりすぎるので、ユザワヤさんに注文する!

いやあ、これはプロにお任せした方が良いでしょう。。。1つなら良いとして、10名分以上を用意するのは厳しい〜〜〜〜〜〜。。。。。

という、レポでした。

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