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安倍ちゃん。

【血統】

戦後昭和平成の政界に産み落とされたシンゾウのストーリー。

写真は1957年に首相になった岸信介がシンゾウを抱いているところ。

1954年、中国とアメリカが朝鮮戦争を終えたばかりの頃、日本の経済は伸び始めた。毎日新聞の政治記者・安倍晋太郎の家に男の子が生まれた。

名前はシンゾウ。

彼が3歳の時、彼のおじいさん、第二次世界大戦の戦犯指定された岸信介が首相になった。4歳の時、彼の父親が衆議院議員に当選。2代に渡って政治の道に進んだ。このような家庭に生まれ、常に政治の話に浸かっていたため、彼が政治家になるのは宿命であった。


【学生時代】

1972年、時の首相田中角栄が中国を訪れ、日中関係が蜜月期となる。日本電気が中国に進出し、山口百恵が中国で密かに流行った。このときのシンゾウは、成蹊大学政治学部で学んでいた。“友なる敵”である日中と日米の関係について、授業で避けては通れない話題だっただろう。

彼は学生時代から保守派で、教授に対して日本国憲法第九条に反対する姿勢を示していた。そのとき周りは「さすがは岸信介の孫だ」と言っていたそうだ。

外車で麻雀

隣にいるのは岸信介と弟の岸信夫。

1977年、シンゾウは大学を卒業し、アメリカ留学へ。

このとき中国・アメリカ・日本は“反ロシア”で結束していた。彼の履歴上は南カリフォルニア大学政治学専攻と書かれているが、実際には政治学は学んでおらず、学んでいたのは英語だった。しかし英語は身につかなかったようで、30年後、彼の留学時代の友人は「彼の英語は日本語のカタカナを読んでいるのと一緒」と語っている。

「苦労したことないボンボン」「無駄に背が高い」「なんでこんな親のすねかじりが首相になれるのか」と、もし小学校から大学まで成蹊じゃなかったら、三流大学にも合格しなかっただろうし、親のコネで神戸製鋼に入ることもできなかっただろう。3年後に神戸製鋼を退職し父親の秘書にならなければ、ずっとすねかじりだっただろうという厳しい意見で一部叩かれる。


【世襲開始】

1982年、日本が初めて教科書改訂による中国韓国の強烈な抗議を受けた。

この年、父親の安倍晋太郎が日本の外相となり、シンゾウは秘書として世襲準備を行っていた。第二次世界大戦末期に神風特攻隊にいた安倍晋太郎の外交は成功し、“創造性外交”と呼ばれた。

1987年、32歳のシンゾウは森永製菓の社長令嬢松崎昭恵と結婚。

この結婚によりシンゾウの政治権力は増した。

昭恵夫人は、「当時上司からのお見合いの話を受けたが断った、しかし上司が彼はおもしろい人だから、友達として食事に行こうといわれてOKした」と語った。

1991年、日本の土地不動産が暴落、バブル経済が終わった。日本経済は失われた10年に突入。それと同時に安倍晋太郎も終わった。彼は次期首相の呼び声が高かった中、病気により死亡。“一家で三首相”の夢は崩れ去った。

1993年、シンゾウは父親の地盤を引き継ぎ、故郷の山口1区から出馬、議員に当選した。しかし、彼は祖父と父の“平和主義政治”の意思を受け継がなかったようだ。彼の口癖は「俺には岸信介の血が流れている」だった。

2006年、小泉純一郎が辞任(安倍晋太郎は小泉純一郎が師事していた人)。シンゾウが初めて首相になったときは、52歳で“戦後最も若い首相”であり、熱意や希望もあった。戦後生まれの首相は、日本の長期に渡る経済低迷を打開する新時代の幕開けの象徴のようだった。しかし現実は残酷で、若いシンゾウは政治界から支持を得られず、前任の小泉人気もあって、2007年の参議院選挙で敗北。

2007年9月12日、突然健康状況の悪化により辞職する。医者の診断は「潰瘍性大腸炎」。しかしそれは支持率低下で続けられなくなり辞職するための口実だと思われた。当時の調査によると、日本人の70%が責任を負っていないと思っていた。これにより“腹痛首相”というあだ名がつけられ、ネット上では「首相の腹痛はいつまた再発するのかわからない」と揶揄されている。

2012年に再度首相になったときには、前回と国際情勢が変わっていた。

中国のGDPが日本を超え世界二位に、アメリカの後ろ盾もなくなった。そこで大規模なアベノミクスを実施、ライバルの谷垣禎一も「シンゾウは前回よりも強くなった」と認めている。

復活したシンゾウは、前回のことを教訓にしたようで、最初から強硬姿勢だった。再度首相になる前から、憲法改正の意思を明らかにしていた。また、集団的自衛権、自衛隊を国防軍に、慰安婦問題、靖国神社参拝、中国船の尖閣諸島12海里以内への侵入禁止などを議論した。強硬姿勢のシンゾウは、ボンボンのイメージや前回逃げたという印象を払拭。


【日常生活のシンゾウ】

シンゾウは映画が好きで、『仁義なき戦い』『ゴッドファーザー』のような映画を撮りたいと思っている。

そしてシンゾウは、焼き肉、ラーメン、アイスが好きで、スイーツ愛好者である。[](https://www.google.co.jp/search?num=100&client=safari&rls=en&q=%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E3%80%80%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%AA%E5%90%9B&oq=%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E3%80%80%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%AA%E5%90%9B&gs_l=serp.12...0.0.0.16273.0.0.0.0.0.0.0.0..0.0....0...1c..64.serp..0.0.0.EhuXRd8bN_8)


昭恵夫人の暴露によると、シンゾウはメールで絵文字を使うのが好きで、署名部分にアニメーション絵文字を使っているそうだ。

シンゾウは酒は嗜む程度だが、夫人は酒飲みでさらに“UZU”という居酒屋もやっている。

昭恵夫人は原発再稼働や消費税増税に反対したことも公表している。ベストドレッサー賞では夫人が洋服を選んでくれると笑顔でシンゾウは語った。

「ブラックサンダーを沢山いただきました前からひそかにファンだったので嬉しいです。疲れた体によく効きます(笑)」

「(なっちゃん)知らないうちに、おいしくなっていた♪」
党本部への移動中久しぶりになっちゃん飲んでみました。おいしくなってました(#^.^#)


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