堀口英利さんと潰瘍性大腸炎の経過

より詳しくは__twitte__さんnoteにて

解説
堀口英利さんは2020/4/14に潰瘍性大腸炎の診断を受け、治療を開始した。2週間後にペンタサによるアレルギーのため、レクタブル(ブテゾニド注入フォーム)が処方されたと書いてある。ガイドラインを見てみると、レクタブルはS状結腸までの到達であり、これを使うのは、直腸炎型か左側大腸炎型である。また、左側大腸炎型・全大腸炎型の中等症では内服ステロイドが用いられることが推奨されているため、この初回治療のペンタサ→レクタブルという変更は、直腸炎型または左側大腸炎型の軽症の治療であることが推察される。
レクタブルは内服ステロイドと比べ、生体利用率が低い(血液濃度が上がりにくい)ことがメリットであり、DIでもプレドニゾロンと比べて副作用の欄はとても少ない。「頭痛」「不眠」は1%未満だが、堀口英利さんは運悪く両方とも起きてしまったようだ。中でも「頭痛」の副作用はとても重く、5/1に徹夜をした後の5/2は病院を受診しようとおもった程である。
そのような副作用に悩まされたものの、症状が嘘のようによくなったと5/13に記しており、レクタブルが著効したということはやはり病変はS状結腸より肛門側であろうことが推測される。ちなみに同日に述べている「ざ瘡」は1%未満、「多汗」は頻度不明の副作用であり、堀口英利さんは非常に運が悪いのかもしれない。
その後寛解維持療法のためのアサコールは不耐症のため、アザチオプリンで維持療法となっている。
堀口英利さんは、2022年7月25日付の臨床個人調査票を公開しており、その記載では「全大腸炎型」「中等症」となっている。潰瘍性大腸炎は、連続的に口側に広がっていく病気であり、本当に急激に悪化してしまったのであろう。重症度の記載は6ヶ月以内で最も重症なものを記載する事になっており、この症状が重い時期にガイドラインに準じてプレドニゾロン内服を行っていたのかもしれない。公開した際に、生物学的製剤の導入を検討するにあたってと述べているが、なぜか「難治」ではなかったようである。
堀口英利さんは2024年3月4日に、2023年8月時のリンヴォック、ベピオの処方箋、診断書、領収書などを公開している。
ガイドライン上はリンヴォックの寛解導入の期間は8週間以上となっているが、診断書では8月に悪化し、9月中旬までの加療を要すると記載されている。一般的には悪化すれば治療を変える必要があると思うが、もしかすると悪化することを予見してあらかじめリンヴォックを使っていたのかもしれない。
幸い、リンヴォックは効いたようで9/10には潰瘍性大腸炎は乗り切れそうとコメントしているし、同時期に食べたものをみても寛解していると思える。
(医療費負担の事については、twitteさんnoteで。)
※ガイドラインはあくまで一般的な治療であり、実験の治療の内容は現場の判断によります。


2020/3/11 実はここ2ヶ月弱ほど、下痢と血便に悩まされています。

ここ数日、何かとお目汚し失礼しております。
実はここ2ヶ月弱ほど、下痢と血便に悩まされています。
先々週は下血するに至り、通院して血液検査と血便をしたところ「主要な病原体(カンピロバクターやサルモネラなど)は発見されなかった」との結果でした。つまるところ、消去法で潰瘍性大腸炎やクローン病の可能性が指摘され、日本に一時帰国したときに大腸内視鏡検査を受けることになりました。

それはそうと、昨日は学習院大学で卒業者発表がありました。もし、私が学習院大学で勉学を続けていたら、今頃は同級生と卒業を喜んだり、卒業旅行に出掛けたりしている時期でした。
他の学生や教職員から執拗に嫌がらせを受けて、英国・ロンドンに移り住んで学習院大学とは比べものならないほどの評価を得ている大学に入り直しましたが、ここで一つ、自分なりに「気持ちの整理」をするためにも、学習院大学での「思い出」について記事をまとめました。
https://newspicks.com/news/4711363
お目汚しとなり恐縮ですが、お手隙の際にご一読いただけますと幸いです。
また、私と同じ被害に遭う学生を生まないためにも、拡散にご協力賜れますと幸甚です。
https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1237363020436652032
嫌がらせをしてきた学生は「お咎めなし」で無事に卒業しているのに、内部告発した学生は組織的に嫌がらせを受けて適応障害になり、退学して大学を入り直さざるを得ないとは、あまりにも不公平で不公正ではないかと思わされます。
組織的に「弱いものいじめ」をしているのに、教育研究機関たる「大学」を名乗っているのにも、強い疑問を感じさせられます。
追記: 上記の記事に、考えてもいないことを言ったことにしているコメントの投稿があったので、さっそく証拠保全を済ませました。
そして、発信者情報開示請求と送信防止措置依頼を株式会社ニューズピックスに宛てて代行して送付するよう、日本国内の代理人に依頼しました。当然ながら、名誉毀損として法的措置も視野に入れながら対応を進めます。

https://newspicks.com/news/4711616/?ref=user_1068862

2020/4/2 大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査が終了。 今回は検査のみで再来週に診察があるものの、今日の所見では「潰瘍性大腸炎の可能性が高そう」とのこと。

https://web.archive.org/web/20200402112014/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1245591449883693057

2020/4/14 潰瘍性大腸炎の診断

先月18日より春休みで日本に滞在しています。また、欧州での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延を受けて、春休み明けから夏休みまで、授業がオンライン移行される運びとなりました。
したがって、9月の夏休み明けまで日本に滞在することになります。
(しかし、9月になれば状況が好転している保証もなく、ともすればさらに長く日本にいるかもしれません。)
それはそうと、1月から下痢と血便に悩まされ、2月末には下血や強い腹痛に見舞われていたことから、3月初頭にロンドン市内の日本人向け医療機関を受診しました。血液検査や検便で感染性胃腸炎の可能性が否定されたため、潰瘍性大腸炎やクローン病の疑いで大腸内視鏡検査を受けることになりました。
日本に到着して、今月初頭に慶應義塾大学病院で大腸内視鏡検査を経て、昨日に検査結果とともに潰瘍性大腸炎の診断を告げられました。
幸か不幸か約半年は日本にいるので、しばらくは日本語での治療を受けることができます。慢性疾患だと海外旅行傷害保険の適用対象外なのと、日本での治療なら健康保険が使えますね。
何より、体調が悪かったり、検査で鎮静剤を打たれたりしている状況下において、英語で症状を細かく伝えたり、医師の説明を正確に理解したりできるとは限らないので、日本語で診察を受けられるのは非常に安心です。
しばらくは新型コロナウイルス感染症の「恩恵」として、安心できる日本での治療を続けたいと思います。

https://newspicks.com/news/4815990/?ref=user_1068862

2020/4/27 「ペンタサ」にアレルギー症状が起きている可能性が高いとのことで、 直腸から投入するフォーム剤「レクタブル」を処方されることに

潰瘍性大腸炎のスタンダードな治療薬(抗炎症薬)となる「ペンタサ」にアレルギー症状が起きている可能性が高いとのことで、 直腸から投入するフォーム剤「レクタブル」を処方されることに。

https://web.archive.org/web/20200504191621/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1254618559671496704

2020/4/28 レクタブルでも副作用を起こしているのだろうか。。。

昨日から頭痛と不眠が始まり、そういえばレクタブルの副作用にも「頭痛」「不眠」との記載。 ペンタサでのアレルギー反応に続き、よりによってレクタブルでも副作用を起こしているのだろうか。。。

https://web.archive.org/web/20200505161803/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1255316419652259842

2020/5/2 副作用が頻発するので慶應義塾大学病院を受診しようと思い

徹夜でも頭が働いているどころか大して眠くないあたり、 「薬の副作用」というのは本当に恐ろしいものだと思わされる。

かなり大腸の炎症は抑えられるものの、副作用は不眠のほかに頭痛や胃潰瘍などもあり、 お尻から患部に注入するステロイド剤の怖さを感じずにはいられない。

副作用が頻発するので慶應義塾大学病院を受診しようと思いきや、第1土曜日は休診。しかも、これからゴールデンウィーク。 「医療機関が何日も休み」というのは仕方ないけれど患者からすると怖い。

https://web.archive.org/web/20200507060704/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1256393886122962944
https://web.archive.org/web/20200506160833/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1256198409368698881

2020/5/13 今までの重篤な症状(尻からの血や膿、刺されるような腹痛など)が嘘のように落ち着きます。

先日、潰瘍性大腸炎の治療で慶應義塾大学病院を訪れたら大量の薬を処方されてしまいました。
https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1259697505995874306

これだけの袋を薬剤カウンターで渡されるのですから、思わず「結婚式の引き出物かよ」って感じでしたが、この年齢で難病を発症してしまったのですから仕方ありません。袋の色だけ見たら、非常持ち出し袋みたいですね。(笑)
薬はレクタブルといって、口から服用するのではなく、ボンベから出てくるシェービングフォームのような薬を使い捨てノズルでお尻に注入します。ステロイド剤ですから副作用もないわけではなく、頭痛や不眠が意外と重いのが悩ましいところです。他にも副作用としては他に、ニキビができやすくなったり大量の寝汗をかいたりもしますが、これはさほど重要ではありませんね。(笑)
ただ、薬の効果自体は抜群で、今までの重篤な症状(お尻からの血や膿、刺されるような腹痛など)が嘘のように落ち着きます。

今学期は来月で終わりますし、来月は試験で授業予定は少ないので、徐々に夏休みに突入していく見込みです。2月中旬から3月中旬はストライキで授業がなく、3月下旬から4月中旬は春休み、それ以降は5月下旬までオンライン授業で、6月に試験があると思ったら夏休みに突入ですから、2020年に入ってからまともに授業をしたのは年明けから2月上旬の約1ヶ月くらいのみかもしれません。

夏休みは9月に開ける予定で、このタイミングでロンドンに戻ることを予定していました。しかし、1月までオンライン授業が続く可能性があるとの報道もあり、もしかすると長らく日本に滞在し続けることになるのかもしれません。病気の治療だけ考えるなら、日本で通院できますから非常に有り難いのですが、「ロンドン大学 東洋アフリカ研究学院」の所属を名乗っていながら日本に滞在するのは何とも居心地が悪いものです。
(厳密には9月からは所属が「キングス・カレッジ・ロンドン」になる見込みですが、問題は変わりませんね。)

https://newspicks.com/news/4897464/?ref=user_1068862

2020/6/9 「アサコール」を少量ずつ、アレルギー反応の有無を見ながら使い始めることになりました。

4月に指定難病である「潰瘍性大腸炎」の診断を受け、治療薬「ペンタサ」を処方されたら、アレルギー反応を起こして逆に悪化させてしまいました。潰瘍性大腸炎は約700人に1人で、ペンタサにアレルギー反応を起こすのは約2%らしいです。うわあ。
そこで、副作用を穏やかにするために「レクタブル」というステロイド剤を処方されました。当初は頭痛や不眠といった副作用にも悩まされましたが、今は慣れてしまったようで平穏に日常を送れています。

ただし、レクタブルはあくまで「症状を穏やかにする薬」で、本来的な治療には別の薬を使います。その第一選択薬である「ペンタサ」にアレルギー反応を起こしてしまったので、昨日から近い成分の「アサコール」を少量ずつ、アレルギー反応の有無を見ながら使い始めることになりました。
ちょうど試験期間が始まったので副作用で邪魔されないことを願うばかりです。
昨日も述べましたが、こんな状況で「鼻につく!」と言い掛かりを付けて突っ掛かってきて、「勝手に見に来て鼻につくとはどういうことだ」と申し上げたら「Twitterのアルゴリズムのせい」と開き直って嫌がらせをしてきいた人物には憤りを感じるばかりです。
表示されたのはアルゴリズムだとしても、わざわざツイートを見に来たり、「クソリプ」を繰り返したりしていたのは手前でしょう。もはや「僕ちゃんは精神年齢いくつかな?」と言わざるを得ません。
それに、昨日も述べたとおり、難病患者が情報収集しようとしているFacebookに駆け寄って、わざわざ嫌味を投げてくるとはどういうことでしょうか。「いじめ」ですよね。
しかも、私とTwitterで対立した相手のところに駆け寄って、私のことを「批判耐性に乏しい」「自分の気に入らないことに対しては慇懃無礼な物言い」と悪口を仰せですが、気に入らない私に対して慇懃無礼な言動を繰り返すのは手前でしょうに。しかも、ご自身を批判されたら開き直ったり、最近は逆ギレしてTwitterで私への嫌味を投稿したりしている「批判体制に乏しい」人物は誰でしょうか。おうちに鏡はないのかな?
https://twitter.com/fururunn/status/1269760816036769793
NewsPicksを利用していると年上の方に対する「審美眼」が養われます。素晴らしい「先生」が豊富に揃っていますからね。

https://newspicks.com/news/4973227/?ref=user_1068862

2020/6/14 やはり症状が重篤化

先週月曜日(8日)からアサコールを少量ずつ使い始めたものの、やはり症状が重篤化してしまい、 早々に通院して医師に相談する必要がありそう。。。

https://web.archive.org/web/20200614104254/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1272116662171361281

2020/6/22 新たにアザニンを服用開始

定例の診察で慶應義塾大学病院へ。 ペンタサにもアサコールにもアレルギー反応を起こしてしまい、5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤は使用が困難ということで、新たにアザニンを服用開始。 飲み続けるとがん発症リスクが高まるらしいものの、潰瘍性大腸炎を放置しても大腸がんになり得るので仕方なし。

https://web.archive.org/web/20200622031444/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1274902973051617284

2020/6/25 「健康」の重要性が身に沁みます。

以前に潰瘍性大腸炎の治療薬である「ペンタサ」と「アサコール」にアレルギー反応を起こして症状を悪化させる事態が起きました。そこで、代わりに別系統の薬である「アザニン」を使っていくことになりました。
これはこの病気が自己免疫疾患と考えられているので、免疫機能を抑えることで症状を緩和する薬です。副作用としてがんのリスクがあるものの、病気を放置しても大腸がんになる可能性が高く、天秤に掛けるとこの薬を使うべきのようです。
この年齢ながら「がん」のリスクを考えなければならず、かつ、がんを発症すると加入できないので、がん保険を契約しました。難病を発症すると他の人よりもリスクに敏感にならざるを得ません。「健康」の重要性が身に沁みます。

追記:
おっと、不幸な内容だと私を嫌っている方々が喜ぶでしょうか。
例えば、文脈を理解せずにいきなり上から目線で突っ掛かってきた経営者さん。立場の割には随分と子供じみた、田舎くさいことをやってきますね。
https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1234113438042873857
もしくは、「鼻につく!」と言い掛かりを付けて、私に粘着を繰り返すネットストーカーさん。もはや「スト山さん」と呼びたくなります。
https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1255481437870055429
あとは根も葉もない誹謗中傷を投稿した、某人気オフ会の主催者さん。
他にも、私がEメールで参加申し込みをしても無視なさり、コメント欄で「返答がない」ことを投稿したらようやく遠回しに嫌みったらしく断ってきた某オフ会主催者さん。余談ながら、幼少期にIQをWISCで測ったら具体的には述べませんが極めて高いスコアが出ました。一部の項目は数値が145(標準偏差は15)でしたね。
いやあ、随分と私は嫌われていますね。どうせ「ざまあ見ろ」とか思われているんでしょう。(笑)
まあ、彼らにNPやコメント欄の「自治権」はありませんし、私は彼らの指示や諫言(笑)に従う必要もありません。
手前らごときに好かれないとしても構わないので、私は彼らを「反面教師」としつつ、彼らには「鼻につく」「気に食わない」としても、知性も品性も兼ね備えた方々と一緒に、NPに限らず世界各地で活躍していきたいと思います。

https://newspicks.com/news/5016364/?ref=user_1068862

2020/6/27 あまり潰瘍性大腸炎にはよろしくありませんが、どうしても食べたかったので仕方ありません。

今日の夕食はUber Eatsでオーダーしたカレーでした。あまり潰瘍性大腸炎にはよろしくありませんが、どうしても食べたかったので仕方ありません。

ちなみに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う日本滞在が長期化し得るのと、健康維持の重要性が高まったので改めてジムに入会しました。
以前に日本を出国するタイミングで自宅近くのジムは解約してしまっていましたが、どうせ日本にいないときは休会すれば良いと、別のジムを契約しました。
それはそうと、以前に述べた「ネットストーカー」のユーザーさんに関して新たな動きがあったのでご報告します。
「鼻につく!」と言い掛かりを付けて、私に粘着を繰り返していた「スト山さん」こと、ネットストーカーのユーザーさんはようやく、TwitterやFacebookでの関係を絶ってくださいました。
https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1255481437870055429
「鼻につく」なら、最初から私の投稿を見なければ良いのです。
ただ、私がブロックすれば「彼は私のアドバイスを受け入れられなかった」とか「せっかく年長者が助言しているのに」とか、あたかもご自身が悪いことをしていないかのように振る舞って、破綻した論理で「勝利宣言」をしてくることは目に見えていましたから、厄介なネットストーカーが向こうから去ってくれたのは非常に都合が良いものです。
併せて、先日のコメントで誤解されているユーザーさんがおられるようなので補足しておきますね。
どうやら、「私がEメールで参加申し込みをしても無視して、コメント欄で『返答がない』ことを投稿したらようやく遠回しに嫌みったらしく断ってきた某オフ会主催者さん」がご自身だと勘違いされておられる方がいるようです。
手前は「根も葉もない誹謗中傷を投稿した、某人気オフ会の主催者さん」でしょうに。まさか、NewsPicksの運営会社に発信者情報開示と送信防止措置を請求をされちゃったことを忘れたのでしょうか。もちろん、彼の投稿はきちんと証拠保全をして、必要に応じて弁護士とも相談の上で捜査機関や裁判所に提出できるようにしてあります。
なお、私は原則的に京都での騒乱(さしずめ「南北朝の内乱」ですかね)には基本的に関わらないようにしてることを申し添えます。この点も誤解のなきよう。

https://newspicks.com/news/5022335/?ref=user_1068862

2020/6/29 嘘のように体調が落ち着いています。

ペンタサやアサコールといった5-ASA製剤が合わなかったのでアザニンを投与してもらったときも、医師が事前に遺伝子検査をしてくれました。 先週からアザニンを服用していますが、ペンタサやアサコールのアレルギー反応で症状を悪化させて苦しんでいたのが嘘のように体調が落ち着いています。

https://web.archive.org/web/20200629094011/https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1277536443976450048

2020/10/21 ここ数日ほど潰瘍性大腸炎の症状が悪化

2022/3/7 解熱鎮痛薬の副作用で潰瘍性大腸炎の症状を悪化させてしまい

2022/7/9 先月、潰瘍性大腸炎に家族の理解を得られず苦しんでいた

2022/7/17 実はしばらく潰瘍性大腸炎の症状が悪化

2022/10/23 頻繁に低血糖症状に襲われるようになってしまいました。

2023/9/10 リンヴォックで潰瘍性大腸炎は乗り切れそうだけど

https://megalodon.jp/2023-0910-1832-03/https://twitter.com:443/Hidetoshi_H_/status/1700735985045442734?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet

2024/3/4 リンヴォック6錠は4,671円/日(3割負担の場合。診療点数: 1,557点)。

上記にて当院外来にて継続加療中、2023年6月■日再燃のため受診し加療を開始し、継続するも2023年8月より症状悪化を認め、現時点では9月中旬までの加療を要する。

2022/7/25の臨床個人調査票

全大腸炎型中等症で、難治性に該当しないとの記入

令和5年度 改訂版 (令和6年3月31日)潰瘍性大腸炎・クローン病 診断基準・治療指針

http://www.ibdjapan.org/pdf/doc15.pdf

1 寛解導入療法


1–1. 直腸炎型  

5-ASA(5-アミノサリチル酸)製剤の経口剤(ペンタサ® 顆粒/錠・サラゾピリン® 錠・アサコール® 錠・リアルダ® 錠)または坐剤(ペンタサ®坐剤・サラゾピリン®坐剤)あるいは注腸剤(ペンタサ®注腸)による治療を行う。 これで改善がなければ、製剤(経口剤、坐剤、注腸剤)の変更や追加、あるいは成分の異なる局所製剤への変更または追加を行う。

局所製剤:5-ASA製剤では、坐剤としてはペンタサ® 坐剤 1日1g、あるいは注腸剤としてはペンタサ® 注腸1日1gを使用する。 ステロイドを含む製剤ではリンデロン®坐剤 1日0.5~2mgまたはステロイド注腸[プレ ドネマ®注腸1日20~40mg、ステロネマ®注 腸1日3~6mg、レクタブル®注腸フォーム 1回1プッシュ(ブデソニドとして2mg)1日 2回]を使用する。注腸剤の到達範囲は概ね S状結腸までである。レクタブル®注腸フォームは軽症から中等症例に使用する。

経口剤:ペンタサ® 顆粒/錠1日1.5~4.0g、サラゾピリン® 錠1日3~4g〈注1〉、アサコール®錠1日 2.4~ 3.6g、リアルダ®錠1日2.4~4.8gいずれかを 使用する。寛解導入療法として5-ASA製剤 は高用量の効果が高いことから最大量での投与が望ましい。小児でも高用量の効果が 高いことが知られている。

上記の治療法が奏効した場合にはリンデロン® 坐剤、 ステロイド注腸、ブデソニド注腸フォーム剤は中止または漸減離脱し、寛解維持療法に移行する。

※ステロイドを含む製剤は、局所製剤であっても長期 投与で副作用の可能性があるので、症状が改善すれば漸減、中止が望ましい。
※以上の治療を最大限行なったにもかかわらず、寛解導入に至らない場合には、1-2. 左側大腸炎・全大腸炎の中等症に準じるが、ステロイドの全身投与(特に大量投与)は安易に行うべきではない。また、軽度の症状が残る場合、追加治療のメリットとデメリットを考慮し、経過観察するという選択肢もある。
※小児では短期間に全大腸炎型に進展しやすい。

1–2. 左側大腸炎型・全大腸炎型


A. 軽症

(1)ペンタサ®顆粒/錠1日1.5~4.0g、サラゾピリン®錠1日 3~4g、アサコール®錠1日2.4~3.6g、リアルダ®錠1日 2.4~4.8gのいずれかを経口投与する。ブデソニド 腸溶性徐放錠(コレチメント®)1日9mgの経口投与 <注2>を行なっても良い。ただし、ブデソニド腸溶性徐放錠は原則として投与後8週を目安に離脱する。ペンタサ®注腸を併用すると効果の増強が期待で きる。ペンタサ® 注腸を併用する場合は、経口5-ASA 製剤を最大用量併用することが望ましい。左側大腸の炎症が強い場合はステロイド注腸やブデソニド注腸フォーム剤の併用が有効な場合がある。
2週間以内に明らかな改善があれば引き続きこの治療を続け、可能ならステロイド注腸やブデソニド注腸フォーム剤は中止または漸減離脱する。寛解導入後は後述の寛解維持療法を行う。
(2)服薬遵守がなされているにもかかわらず、改善がなければ以上に加えてB. 中等症の(1)【プレドニゾロン 経口投与】の治療を行う。プレドニゾロンの代わり に、カロテグラストメチル(カログラ®錠)1回960mg、 1日3回の経口投与〈注3〉を行なっても良い。
(3)ペンタサ® 顆粒/錠、サラゾピリン® 錠、アサコール® 錠、 リアルダ® 錠を開始後早期に(多くは2週間以内)発熱、 腹部症状の悪化などが認められたら、5-ASA製剤による症状の悪化(5-ASA不耐)を考慮し上記製剤の 中止を検討する。 ※左側大腸炎型は罹患範囲が脾彎曲を超えないものと 定義されている。

B. 中等症

(1)基本的には軽症に準じてよいが、5-ASA製剤は高用量を使用することが望ましい(ペンタサ®顆粒/錠1日4.0g、サラゾピリン®錠1日3g以上、アサコール®錠1日 3.6g、リアルダ®錠1日4.8g)。ブデソニド腸溶性徐放錠の経口投与〈注2〉を行なっても良いが、原則として投与後8週をめどに離脱する。
(2)炎症や症状が強い場合は、軽症の治療に加えてプレドニゾロン1日30~40mgの経口投与を初期より行ってもよい。また軽症に準じた治療で2週間以内に 明らかな効果がない場合や途中で増悪する場合も プレドニゾロン1日30~40mgの経口投与を併用する。 これで明らかな効果が得られたら、20mgまで漸次 減量し、以後は2週間毎に5mg程度ずつ減量する。 原則として投与後3ヵ月以内をめどにプレドニゾロンから離脱するようにする。その後は軽症に準じて 治療継続を原則とする。
(3)5-ASA製剤による治療で効果不十分な場合には、 プレドニゾロンの代わりに、カロテグラストメチル (カログラ®錠)〈注2〉を投与してもよい。寛解に至った場合は、その時点で投与を終了する。投与 期間は6ヵ月までと制限されている。8週間投与しても治療効果が得られない場合には、原則としてプレドニゾロンの治療を行う。
(4)プレドニゾロンの減量に伴って増悪または再燃が起こり離脱も困難な場合(ステロイド依存例)は、難治例の(2)の【ステロイド依存例】の治療を行う。

C. 重症

(1)入院のうえ全身状態の改善に対する治療を行う。(略)

D. 劇症型(急性劇症型または再燃劇症型)

 劇症型は、急速に悪化し生命予後に影響する危険が あるため(略)

E. 難治例  

適正なステロイド使用にもかかわらず、効果が不十分 な場合(ステロイド抵抗例)と、ステロイド投与中は 安定しているがステロイドの減量に伴い再燃増悪する ステロイド依存例等よりなる。難治例の治療に当たって は、これまで投与した薬物による副作用、病態や治療に よる患者QOLの状態などによる手術適応を考慮し、 それぞれのメリット・デメリットなどを患者と相談の 上で治療法を選択する。

(1)ステロイド抵抗例

 ステロイドによる適正な治療にもかかわらず、1~2週 間以内に明らかな改善が得られない場合である。(略)

(2)ステロイド依存例  

プレドニゾロンの減量に伴って増悪または再燃が 起こり離脱も困難な場合である。通常、チオプリン製剤で あるアザチオプリン50~100mg/日または6-MP(保険 適用外)30~50mg/日を併用する。ただし至適投与量は 患者個々によって異なる。これらの効果発現は比較的 緩徐で、1~3ヶ月を要することがある。初めてチオプ リン製剤の投与を考慮する患者に対しては、治療を 開始する前にNUDT15遺伝子型を確認の上でチオプ リン製剤の適応を判断する(治療指針総論を参照)。
これが有効で副作用がない時は、上記のチオプリン 製剤を開始して1~2か月後に経口プレドニゾロンを 徐々に減量、中止する。寛解導入後は副作用に注意し 適宜血液検査などを行いながら寛解維持療法としての 投与を続ける。 上記で効果不十分あるいはチオプリン製剤不耐例で活動期に対しては、血球成分除去療法〈注5〉、シクロス ポリン持続静注療法〈注6(保険適用外)〉、タクロリムス 経口投与〈注7〉、インフリキシマブ〈注8〉、アダリムマブ 〈注9〉、ゴリムマブ〈注10〉、トファシチニブ〈注11,14〉、 フィルゴチニブ〈注12,14〉、ウパダシチニブ〈注13,14〉、 ベドリズマブ〈注15〉、ウステキヌマブ点滴静注(初回のみ2回目以降は皮下注射)〈注16〉、ミリキズマブ点滴静 注(3回目投与まで静注、4回目以降は皮下注射)〈注17〉 も考慮する。またNUDT15遺伝子多型がCys/Cysであ る場合や活動性が強い場合には当初より上記治療法を 考慮する(フローチャート潰瘍性大腸炎難治例の治療 を参照)なおトファシチニブ・ウパダシチニブを選択 した場合はチオプリン製剤を併用しないこと。
(3)なおステロイド以外の厳密な内科的治療下にあり ながら頻回に再燃を繰り返す、あるいは慢性持続型 を呈する難治例については、過去にステロイドを 使用したことがない例では、中等症のプレドニゾ ロンもしくは重症例のステロイド大量静注療法に 準じた治療を行う。過去にステロイド使用歴がある 症例ではステロイド依存例に準じた治療を行う。
(4)これらの治療で効果が不十分、あるいはQOL(生活 の質)の低下した例では手術を考慮する。
(5)小児では成長障害がみられる例においても手術を 考慮する。

2 寛解維持療法  

以下の5-ASA製剤の経口剤投与または局所治療の単独または併用を行う。直腸炎型の寛解維持では局所治療の単独あるいは併用も有用である。
経口剤:ペンタサ®顆粒/錠1日1.5~2.25g、サラゾピリン®錠1日2g〈注1〉、アサコー ル®錠1日 2.4g、リアルダ®錠1日2.4gいずれかを投与する。維持療法としてペンタサ®顆粒/錠 またはアサコール®錠を使用する場合には、 アドヒアランスを改善するために1日1回 投与が望ましい。
局所治療:ペンタサ®注腸1日1gまたはサラゾピリン® 坐剤1日0.5~1gやペンタサ®坐剤1日1gを 使用する。 ペンタサ®顆粒/錠とペンタサ®注腸1日1gの 2~3日に1回の間欠投与や週末2日間の併用投与も有用である。  
なお、ステロイド抵抗例や依存例などの難治例では 原則としてアザチオプリンまたは6-MP(保険適用外)による寛解維持治療を行う。初めてチオプリン製剤の 投与を考慮する患者に対しては、チオプリン製剤による 治療を開始する前にNUDT15遺伝子型を確認の上でチオプリン製剤の適応を判断する(治療指針総論を参照)。  タクロリムスやシクロスポリン(保険適用外)で寛解導入された例はチオプリン製剤による維持療法を検討する。それ以外の生物学的製剤・JAK阻害薬で寛解導入された場合、同じ治療法による寛解維持療法が選択可能である。なお、インフリキシマブで寛解維持され ている場合の休薬は再燃のリスクを上げる可能性がある ので慎重に行う必要がある。 また血球成分吸着除去療法のうちアダカラム®による 寛解導入療法で寛解又は有効性が確認され、既存の薬物治療が無効、効果不十分又は適用できない難治例 に対して、寛解維持療法として、原則としてアダカラム® を2週間に1回の頻度で48週間の治療が可能である。
※ステロイドには長期の寛解維持効果が乏しいことが 知られており、寛解維持の目的には使用しない。

〈注14〉

ウパダシチニブは、1回45mgを1日1回8週間 経口投与するが、効果不十分な場合は、さらに 8週間つまり最大16週間まで1回45mgを1日1回投与できる。維持療法は1回15mgを1日1回経口 投与するが、患者の状態に応じて1回30mgを 1日1回投与することができる。高度の腎機能 障害患者や、強いCYP3A4阻害剤と併用する 場合には、導入療法は1回30mgを1日1回投与とし、 維持療法は1回30mgを投与してはならない。 他の生物学的製剤、JAK阻害薬、タクロリムス、 シクロスポリン、アザチオプリン、免疫抑制剤 (局所製剤をのぞく)などとの併用はしてはなら ない。

治療フローチャート


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