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「届けたいのはコスメではない。“ライフスタイル提案型”という新しいナチュラルコスメティックスに込められた想いとは」(ARYURVIST)

5千年の時を超えて伝わる、美しく健康的に生きるための教え「アーユルヴェーダ」をみなさんご存知でしょうか。インド・スリランカ発祥の世界最古の伝統医学で、世界3大医学の一つでもあります。この「アーユルヴェーダ」がすすめるオイルマッサージ、アビヤンガを、もっと手軽に毎日に取り入れてほしいという想いからうまれたブランドが<ARYURVIST>。

このブランドで展開するのは単なるナチュラルコスメではなく、自分自身を深く知り、いきいきとした美しさへと導いてくれる「ライフスタイル提案型」という一歩進んだナチュラルコスメティックスで、多くの現代女性をひきつけている今注目のブランドです。

今回は、このブランド<ARYURVIST>を立ち上げられた田口さん、三野村さんのお二方に、ブランド立ち上げの経緯や商品開発時の苦労など裏側のお話を中心にインタビューさせていただきました。

ブランド立ち上げの経緯

——どのような経緯で<ARYURVIST>というブランドを立ち上げられたのでしょうか?

田口さん:私と三野村はもともと学生時代からの知り合いで、社会人になってからも頻繁に会う飲み友達でした。私は化粧品企画、三野村は広告の仕事をしていたのでまったくの異業種ではありましたが、お互い化粧品が好きだったので「それぞれの強みを活かして二人でコスメブランドを立ち上げたらうまくいくかもね」なんて話をしていたんです。

ちょうど三野村の知り合いでアーユルヴェーダドクターがいて、私自身もアーユルヴェーダの勉強をしていた時でもあったので、アーユルヴェーダとコスメを掛け合わせたらおもしろそうだなと。そこで考えついたのがアビアンガボディウォッシュでした。

三野村さん:アーユルヴェーダは世界3大医療と呼ばれていて、インドやスリランカだと国立病院や医大があるくらい立派な医療なんです。日本の医師免許と同じように、アーユルヴェーダドクターという資格も存在します。医療と言っても日本の医療と違い、医師による治療だけでなく、食事や生活習慣、セルフケアなど、「幸せで健康に暮らす」ためのすべてをふくんでいます。

アーユルヴェーダのマッサージである「アビアンガ」は実際ものすごい効果があるのですが、ナチュラルコスメブランドがあふれるこの時代で、営業もやったことがない二人が、ただマッサージオイルだけを販売していくというのは難しいなと。
ですが田口が考え出したのは、オイルボディウォッシュという、ナチュラルコスメとアーユルヴェーダをただ掛け合わせただけでなく、使いやすさがそこに加わった画期的なアイテムだったので、「これならいけるかも!」と思いましたね。

——コスメブランドを立ち上げるにあたって、お二人が「アーユルヴェーダ」に着目したのはなぜですか?

田口さん:アーユルヴェーダはコスメだけでなく、ライフスタイルや食べ物など複合的な意味を持っています。肌を綺麗にしたいからといってスキンケアだけしていても意味がなくて、毎日の生活を通して少しずつ育んでいくという考え方です。

なのでアーユルヴェーダの発想からコスメをお届けできれば、ライフスタイルから変わって本当の綺麗を手にしてもらうことができると思ったんです。

三野村さん:二人ともアーユルヴェーダアドバイザーという資格を取得してこのブランドを立ち上げているところも、ほかのコスメブランドとは大きく違う点です。ただコスメを販売するだけでなく、アーユルヴェーダを通して自分に合ったライフスタイルのご提案までできるという強みがあります。その象徴として、オンラインショップでは「あなただけの ビューティ メソッド ブック」というビューティーブックを販売しています。

商品について

——商品の特徴を教えてください。

田口さん:とてもこだわって作った商品なので本当にたくさんありますが、泡立たない4 in 1のボディウォッシュというのが一番の特徴です。お客様もこの特徴を気に入って買っていただいています。

アーユルヴェーダのオイルマッサージ(アビアンガ)を毎日手軽に取り入れられるように開発した商品なので、泡が立ちません。そしてこれ一本で洗浄、オイルマッサージ、パック、保湿までカバーできる4 in 1仕様なので、忙しい方でもかんたんに本格的なボディケアができます。

——使い方が手軽でも本格的な効果が得られるなんて、まさに忙しい現代の女性にうれしい商品ですね!

田口さん:身体をあたため巡りをよくしてくれるホワイトセサミオイルと、厳選された9種類のハーブエキスをたっぷりと配合しているので、手でマッサージしながら洗うことで美肌成分が肌の奥までしっかり浸透し、洗い流せば余分なものだけが流れて、かんたんにデトックスができます。洗うだけでここまでできるので、忙しい人にこそ使っていただきたいナチュラルコスメですね。

——ナチュラルコスメということは、赤ちゃんでも使うことができるのでしょうか?

田口さん:もちろんです!

このボディウォッシュは赤ちゃんでも使えるヤシ由来の洗浄成分を使っているので、とってもやさしく、肌表面の汚れだけを取り除くことができる処方になっています。なので、一般的なボディウォッシュでよく起こりがちな、洗いすぎによる肌バリアを壊してしまう心配がありません。赤ちゃんはもちろんのこと、敏感肌やアトピーの方などもお使いいただける、肌質を選ばない商品なので、ギフトにもおすすめです!

——これだけたくさんのこだわりがつまっていると、商品開発はとても苦労したのではないでしょうか。

田口さん:とっても大変でした! とくに香りですね。

マッサージしているときは呼吸がとても大事なので、自然と呼吸が深くなり生命力が満ちていくような香りを作りたいと考えておりました。試行錯誤の結果、イランイラン、ベルガモット、リッツアにたどり着きました。

三野村さん:これら三つの香りは、ハートチャクラといって人の心に届く香りなんです。なので、気持ちはゆったり落ち着くけれども生命力が高まっていくような感覚になれますので、一日の終わりにぴったりの香りです。<ARYURVIST>の商品はブランド統一の意味も兼ねて、すべてこの香りを使用しております。

——どんなお客様が使っている姿をイメージされてつくられたのでしょうか?

田口さん:美容意識が高い30~40代の女性をイメージして作りました。

三野村さん:この年代ってこれまでの価値観や生き方が変わって、自分をもう一度大事にしたくなるころだと思うんですよね。

子育てに奮闘する人もいればキャリアアップする人もいて、みんなそれぞれの立場で自分らしさを確立していくときなのかなって。アーユルヴェーダの根幹には、みんな違っていていいんだよという考えがあるので、そういうタイミングにある女性にぜひ使ってもらいたいですね。


——お客様は<ARYURVIST>をどこで知る方が多いのでしょうか?

三野村さん:いちばん多いのはSNS、とくにInstagramですね!

なのでInstagramとオンラインショップがリンクされている導線は非常に強いと感じています。今後は雑誌への掲載も予定しています。

販売方法について

——現在は、どんな販売方法で展開されていらっしゃるのでしょうか?

田口さん:コスメセレクトなどの店頭卸、エステサロン、オンラインの3箇所で販売しています。すべて同じ時期にスタートさせたのですが、売れ始めたのはオンラインがいちばん早かったですね。

——そうだったのですね! 実際にオンライン販売をスタートされてよかった点はありましたか?

三野村さん:オンラインは、お客さまの反応がダイレクトにわかります。たとえば、キャンペーンや企画を告知したさい、すぐに売上に結びつくこともあればそうでないこともあります。これが店頭の場合ですと、購入までのタイムラグがあるのでなかなか気づけないと思いますが、オンライン上ではそれがリアルタイムでわかるんですよね。この反応によって、私たちのお客様が今どんなことに反応するのかを知ることができますので、運営のPDCAを回しやすいです。

また、オンラインでは商品登録さえすればすぐに発売を開始することができますので、実店舗に比べてスピード感がある点も、少数精鋭で運営しているとメリットに感じますね。

——なるほど! ちなみに、今後は実店舗での販売も考えられているのでしょうか。

田口さん:今は商品ラインナップも少なくスタッフも二人しかいないので考えておりませんが、将来的に持てたらいいなとは思いますね。ただ商品が店頭に並ぶ一般的なコスメショップとは異なり、アーユルヴェーダをレクチャーできるような場所というイメージです。

体質は一人ひとりみんな違っているからまずは自分を知る、というところからアーユルヴェーダははじまるので、そういった情報発信ができる場所として店舗を作れたらおもしろいなと、今はまだぼんやりですが考えています。

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「BASE」を販売ツールとして選んだ理由

——「BASE」はどうやって知ったのでしょうか?

三野村さん:ネットで検索していたら見つけました。

「BASE」のサービスができる前になりますが、じつは趣味でオンライン販売をやっていたことがありました。ソフトを買って立ち上げ、決済サービスを導入したりと今では思い出したくないくらい大変だったんです。その経験があったので「BASE」を知ったときは、いいところだらけのサービスだなと思いましたね。

——ほかのネットショップ作成サービスとの比較検討はされましたか?

三野村さん:カート型のネットショップ作成サービスの中で比較検討しました。

——最終的に「BASE」に決めた理由はどこにありましたか?

三野村さん:やはりスタート段階ではコストやリスクを最小限におさえたかったので、かんたんに作れて売れるまではお金がかからないという仕組みはとても魅力に感じました。また、将来的に商品ラインナップが増えたさいでも商品登録数が無制限である点も、いいなと思いましたね。

ショップ運営について

——ショップの運営は何名で行っていらっしゃいますか?

三野村さん:現在は二名で行っております。

——どういった役割分担で実施されていますか?

三野村さん:メインで運営しているのは田口ですが、メルマガやブログなど情報発信をするようなPR業務は私が行っております。

実際に運営していて気づいた「BASE」のよかった点(UI/UX、機能、Apps、その他)

——BASEを利用してみてよかった点(活用できた機能など)はありましたか?

三野村さん:デザインテンプレートはとても便利でした。かんたんに自分だけのショップデザインにカスタマイズできますし、買い切りなところもありがたいですね。

あとはメルマガBlog、販促機能はよく利用しています。どれもシンプルな設計で使いやすいので、ストレスなく使い続けられています。

今後のショップ展開・展望

——今後の販売目標や展望を教えていただけますでしょうか?

田口さん:もっとがんばって個人のお客様からの売上をのばしていくことはもちろんですが、卸先の強化もしていきたいと思っています。

直近では、BASEのシークレットECを使った卸先専用サイトをつくりました。これまで個別に注文書を作成して一件ずつメールやファックスでやりとりしていたわずらわしさから解放され、専用パスワードを入れるだけで卸先が買いたいときにすぐ買えるようになりました。

少数精鋭で運営しているので、今後もこういった運営の工夫を重ねながらさらなるブランド成長に向けてがんばりたいと思います。

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活用ポイント

<ARYURVIST>のネットショップ活用ポイントは、以下になります。

・「低リスク」かつ「低コスト」である「BASE」を利用することで、少数精鋭でもスピーディーなブランド立ち上げができたこと

・オンライン上だからこそわかるお客様の反応を活かし、ブランド運営のPDCAを効率的に回していること


ブランドをスタートさせたばかりのころ頃は認知度がなく、商品数も少ないのは当然のこと。だからこそ、まずはできることから少しずつ取り組み、中長期的にブランドを育てていくという目線は大切です。

今の時代、ブランド訴求方法はオンライン、オフラインと様々な手法がありますので、それぞれの相乗効果を発揮できるような運営体制を構築させることができれば、少数精鋭でも難しいことはありません。

「BASE」は初期・月額コストが無料なうえ上に、シンプルで運営しやすい管理画面であることが特徴なので、これからブランドを立ち上げられる方は、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか?

<ARYURVIST>オンラインショップはこちら


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