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BLASTの動画機能で打撃(バッティング)フォーム分析を深化させる

こんにちは、練習改革 byMizunoです。
今回は、動画機能を使って打撃フォーム分析をするときのお勧めの操作方法や目的別の比較方法について説明していきます。


打撃フォームの動画使用メリット

練習や試合で打撃フォームを撮影することが多いと思います。動画を用いることで、過去や他の選手と比較をすることで、どこを改善すべきかのポイントを明確にし、指導者と選手の対話につながると思います。
更に、BLASTのデータも加われば、より客観的な情報を踏まえた詳細な分析が可能になり、練習の質向上に期待できます。
 ※BLASTアプリでの動画撮影は、無料で行うことができます。

動画撮影のポイント

1.すぐに打撃フォームとデータを確認したい時

BLASTで動画を撮影してすぐにフォーム確認をしたい場合は、個人練習でBLASTを使用することをおすすめします。
その理由は2つあります。

  • 全体練習の場合、すぐにデータや動画を確認する時間が取りにくいことがあるため。

  • 動画は容量が大きいため、チームのiPadで全選手の動画を撮影すると、アプリ動作が重くなってしまうことがあるため。
    ※ 多くの動画を撮影するときは、個人のiPhoneかiPadのご利用をお勧めします。

測定後にBLASTデータと動画を同時確認

2.動画撮影時のiPhone,iPadの使い方

BLAST使用時の三脚

動画撮影の方法は、こちらの図のように、三脚を利用すると良いでしょう。注意点は、 下記3点になります。

  • 風で倒れないような三脚を選ぶこと

  • 暑い時は、日陰に置くこと(iPhone,iPadは熱に弱いです)

  • iPhone,iPadの消費電力が大きいので、事前に充電をしておくこと

3.動画撮影のアプリ操作方法

実際のアプリ操作方法は、こちらの動画をご確認ください。

アプリの動作が重くならないように、5スイング程度で撮影を終了してセッションを閉じることをお勧めします。
また、撮影開始からスイングまで時間が経ちすぎるとインパクトと動画がずれる可能性がありますので、ご注意ください。

フォーム分析方法の具体例

1.動画比較を行うBLASTアプリ操作方法

BLASTは、インパクトのタイミングをセンサーで取得しているため、異なる動画の同期が簡単に行えます。分析に関しては、プレミアムサービスへの登録が必要になります。

アプリ操作方法の動画はこちらをご確認ください。

2.動画比較手段方法具体例とそのメリット

操作例の動画では、同じ日の1球目と3球目を比較しましたが、過去の動画と比較することとも可能です。また、他の選手とも比較ができます。それぞれの目的を例として紹介します。
 状況や課題によって使い分けしてください。

  • 過去動画との比較

データの変化とフォームの変化に気付くことができますので、調子が崩れたときのヒントになると思います。すべての動画ではなく、特徴的な動画のみをアプリで保存し、それ以外はBlastConnectにアップロードしたうえでアプリ内での動画消去をお勧めします。

  • 打撃条件違いの比較

スタンドティーでの打撃練習では意識したフォームのポイントが改善できているものの、前からくるボールでは改善できていない部分がデータとして表れることもあります。実践練習でもBLASTを使用して、動画やデータの比較をしてみてください。実践練習や試合で結果が出せないと感じる選手には、おすすめです。
打撃条件の設定方法は、計測中に選択できます。振り返りのためにも、この設定を毎回していただくことをおすすめします。

  • 他の選手の動画との比較

特に目標とする選手と比較すると良いでしょう。例えば、クリーンナップを打つ選手とそうでない選手の特徴がデータや動画で示されると、長期的な練習計画の作成に役立つと思います。

以上が今回の内容です。

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