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#5.秘密基地のわくわく

「どう生きたいか」と「なにができるか」を考えた。❝地域と人、人と人、人と本。それらをつなぐ「Hub(ハブ)」になる。みんなの居場所となる「場づくり」がしたい❞ 「BASE=森の図書室」をつくる!

本の話ばかりしてきたので、今回は「BASE=森の図書室」の名前について「森」いう場所の意味。

2段ベッドへの憧れ

子供の頃2段ベッドに憧れていました。子供ながらに「自分だけの空間」は秘密基地であり憧れでした。秘密基地の魅力は、“適度に閉ざされた大切な場所”。例えばダンボールでつくった家や、机の引き出しの中、草むらの中のちょっとしたスペース。

自分だけ、もしくは親友だけに教える特別な場所。

大切だからこそ自分だけに秘めておきたいか、その価値を分かち合える心を許した相手とだけ共有できる宝物なのでした。

大人になっても

大人になっても同じです。大切なこと、抱えていることは誰にでも話せることではありません。誰かに何かを打ち明けるのは、とても勇気のいることです。信頼なくしては話せないし、人前でおおっぴらに話す事もできません。話す場所は適度に閉ざされた個室や二人の空間だったり。体育館の真ん中で大声では話せません。もしくは手紙や、今ならメールというかたちで閉ざされた場所で、打ち明けられるかもしれません。

適度に閉ざされた場所には、大切な価値があります。

自分だけのお気に入りの空間も同じこと。考え事をするとき、広い大ホールの真ん中よりも、壁際や収まりのよい場所があって、その方が落ち着くものです。

大人の秘密基地

大人にも秘密基地があったらいいなと思います。

歩いていくとトトロに会えそうな、草の生えた小道の先には森の中にノスタルジックな建物。中の見える重めの扉を開けると、なんだかちょっと複雑なつくりの建物の中は、心地よく光が差し込み。裸足で歩ける長い廊下、壁や本棚で仕切られている空間があったり、それぞれ違った雰囲気の小部屋があったり。かと思えば大きなテーブルがあるオープンなスペースもあったり。自分がフィットする場所を見つけて静かに本を読んだり、小部屋では友達とゆったり過ごしたり。ゴロゴロしながらボーとしたり、また時々本を読んだり。近いけど旅にでたような少し現実と距離のおける。そんな過ごし方のできる大事な人には教えたくなる、大人の秘密基地があったらいいなと。

「BASE=森の図書室」はそんな場所にそんな空間をつくる。具体的に決めている場所があります。文字通り木に囲まれたこの場所との出会いがわたしの背中をおしたとも言えます。「出会ってしまったのだからやるしかないな」と。この場所で過ごす時間をわかちあいたい。そこが ❝地域と人、人と人、人と本をつなぐ❞ 拠点となり、土台となるように。「BASE=森の図書室」という名前に込めました。

リラックス初心者

そんな場所に「BASE=森の図書室」をつくることの価値。それは、自然の中では、リラックスしやすくなるからです。

大人になると「リラックスする」のって意外と難しい。映画や最近ではインスタグラムで見かけるような“充実”とは、対極な生活が現実です。

仕事に追われ、子育てに追われ、時間に追われ、生活に追われ…

スマホを見ない時間も少なかったり、電車からの眺めよりスマホの画面を眺め。おいしそうな料理を味わうことより、素敵な景色を眺めるより、写真を撮るのに忙しく。

心地よい場所で過ごす一人の時間、子供の笑顔や大切な人との時間、ゆったりする、リラックスする。「体験の価値」を感じたり、ただ “ぼーっとする” ことだけでも、とてもハードルの高いことだなと感じます。

手ぶらでリラックス

手ぶらでリラックスできるのは、だいぶリラックス上級者だと思います。わたしは待ち合わせの時スマホを見ていない人、喫茶店でスマホ見ていない人に。一人の時も二人の時もみんなの時も、今いる場所に心を置ける人にゆとりと魅力を感じます。

余談ですが…。わたしは「待ち合わせ」が好きです。

一瞬でささやかだけど、待ち合わせの瞬間に心が通うのを感じることができるから。

スマホの画面じゃなく、視線を上に向けていれば、いち早く相手を見つける事ができます。視線が合うこと、視線を向けていてくれること。視線があったときに自然と笑顔になれることは、老若男女問わず何よりも嬉しいものです。楽しみにしてくれていたこと、これからの時間を大切に思ってくれていることが伝わってきます。

スマホを本に置き換えてみる

少し話が外れましたが…。

とはいえ、今の時代「スマホ」があるのに「手ぶらでリラックス」するのは
「洗濯機があるのに、洗濯板で洗え」と言われるような、難しさも感じます。

そんな時におすすめなのは、やっぱり「本」です。

スマホを本に置き換えてみると、得られる体験は広がるし。おまけにちょっと“知的”に見えます。そして図書室には「本を読みにいく」という、なんとも説得力のある口実もあります。

本を手元に置いておくだけで読まなくてもいいんです。手持ち無沙汰にならず、ゆったりと過ごすことができます。スマホをポケットにしまって、リラックス初心者でも、ゆったりできる居場所をつくること。「BASE=森の図書室」はそんな場所でもありたいのです。

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contents
#1.生きていくプラットフォームを移すということ
#2.「BASE=森の図書室」をつくる
#3.図書室は人生図鑑
#4. 自分の居場所
#5.秘密基地のわくわく
#6.森のちから


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\いいことありますように/
2

ゆう

「地域と人、人と人、人と本をつなぐHub(ハブ)になる」そのための「場づくり」についての記録。あと「感じたことの備忘録」など書いています。twitterもはじめました。https://twitter.com/base_library よろしくです。

地域と人、人と人、人と本をつなぐHub(ハブ)になる

地域と人、人と人、人と本。それらをつなぐ「Hub(ハブ)」になる。みんなの居場所となる「場づくり」がしたい。その実現までの記録です。ご意見アドバイス、感想などお気軽に声を聞かせてください。
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