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【観劇】しゃぼん玉の欠片を眺めて

#TOKYOハンバーグ
#駅前劇場
#2023 /03/03〜12

人生はしゃぼん玉のようなものなのだろうか?
誰かに命を吹き込まれ、輝きを放ち、風に吹かれ、空に舞い、そして弾けて消える。

おばあちゃんと家族と清掃会社のお話

おばあちゃんと家族の介護の問題や、どうして心の距離が出来てしまうのかを丁寧に描いていた。親子の架け橋のように使われる孫達。う〜ん。
古いとはいえ、住んでいるのはおばあちゃん一人。そうそう汚れが溜まるものでは無いのに、どうして清掃会社に依頼をするのか。
おばあちゃんの前に現れる、なくなってしまった夫。以前関わった「正直私は軍国少年でした」と重なる部分はあるが、それでも男女の差というものを感じた。

清掃会社の社長の苦心
ヘルパーのような事をさせられている社員達の思い
割り切っていることの方が多い現実ではなさそうで、でも実際にもしかしたらあるかもしれない関係性に作り手の優しさを感じる。
絵図芽さんはもう少し丸みのある怒り方で良かった気がするかなぁ(汗)

矢野さんはすっげぇ良かった‼︎
先生も良かった! が、もう少し先生との物語を掘り下げてほしいかも〜とは思った。ががが、話が膨らみすぎるのであれぐらいで良かったのかな。
社長の現実とのLink具合がなんとも(笑

こういう優しい作品、色々な方に観て、感じて、考えてほしいと思った。

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