ラヂオの時間

私の趣味の一つにラジオがある。

ラジオ好きのルーツは、小学生の時までさかのぼる。
当時、9時には寝室に向かう少年だった私は、リビングでテレビを見る両親をしり目に、二段ベッドの上でひっそりとラジオを聴いていた。

誕生日プレゼントでもらったラジカセを枕元にセットし、当時住んでいた米子市で聴けるFM山陰に周波数を合わせた。

ラジアンリミテッド

パーソナリティーはいまだに現役、やまだひさしさん。
当時、まだまだ純粋だった僕に、下世話なスイッチを押してくれたのは彼だった。

しかし、どうしても最初の30分くらいで寝落ちしてしまう。
最後まで聞けるようになるまで5年はかかった。

宇多田ヒカルが番組ゲストに来た際は、ヒッキーが来るぞーと大興奮だったことを覚えている。

その後、広島に転勤し、中学生になった僕は、自分の部屋を与えられた。
それと同時にブラウン管のテレビも頂き、勉強すると偽って部屋で夜な夜なテレビを見ていた。

しかし、学生時分、勉強もしないといけない。
そんな時の相棒と言えば、ラジオだ。

山口雅美のクジラジ

広島の学生をターゲットにした番組で、非常に面白かった。
クジラジ掲示板というコーナーでは、県内の学校に実際に赴き、インタビューなどを行っていた。
いつか学校にこないかなぁと心待ちにしていたが、自分が卒業した次の年に来たことを知って、少しショックだった。

まだ、このころは少なからず純粋無垢な少年だ。

これが、高専の寮生活が始まると同時に全て崩壊する。

くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン

僕の原点であり、基礎、全て、この番組が育んでくれた。
上田のキレッキレのツッコミに無茶ぶり、有田の憑依系のキャラクター、何より二人の仲の良さが、二人の世界へリスナーを誘ってゆく。

番組終了して数年たっても、録音した音源を何度も何度も聴いた。
二人のトークは時事ネタではないので、いつ聴いても色褪せないのだ。

こんなこと書いていたら、上田に分析するなと言われそうなので、ここら辺にしておく。

高専を卒業し、社会人で一人暮らしをするが、テレビよりラジオの時間のほうが多かった。
razikoというradikoの原型となるアプリで全国のラジオを拝聴することができた。

・バナナマンのバナナムーン
・おぎやはぎのメガネびいき
・伊集院光の深夜の馬鹿力
・爆笑問題カーボーイ
・空気階段の踊り場
・かまいたちのヘイタクシー
・オードリーのオールナイトニッポン
・佐久間宜行のオールナイトニッポン
・アルコアンドピースDCガレージ
・うしろシティの星のギガボディ
・ハライチのターン
・有吉弘行のサンデーナイトドリーマー
・森谷佳奈のはきださナイト

・日産 あっ安部礼司

etc.......

現在聴いているだけでこれだけある。
まだまだあるが、これらが僕の幸せなひと時を与えてくれる。

ラジオは想像力を養える。
僕は図工などの設計する力は非常に乏しいが、イメージは何となくすることができる。
しかし、それを体現することができない。
僕の限界だ。

もう一つ好きなところは、特にFMで、不意に流れる音楽。
一目ぼれならぬ、一耳ぼれすることが何度かあった。

十数年前、広島FMでその月パワープッシュされていたアーティストがいた。

dorlisという歌手だ。

長くなってきたので、これはまた後日書くことにする。

さて、今夜もラジオを聴きながら寝るか。

おやすみなさい。

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