魚切り

Ⅳ.バスってどこにいるのっ?


みなさんこんにちは!
第4回始まりますよ!

『初心者による初心者のためのバス釣り講座』👏


本日のテーマは、「バスってどこにいるの?」
ということで、バスを探すうえでのポイントをお伝えできればと思います。


このテーマに関しては、ぶっちゃけ色んな記事がでてるので分かりやすいポイントを簡潔にお伝えします!


1.水の動き

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みなさんはサウナの後、水風呂に入る派でしょうか?
水風呂に入ってじっとしてると、だんだん寒くなくなってきます。それは、あったかい体温によって体の周りの水もあったかくなるからです。
でも、他の人が水風呂に入ってきて、体にまとっていたあったかい水が動くと「サブっ!」となります。笑


冬のバスってこれと同じなんですね。
つまり、水温がどんどん下がってくる時期になると、水があまり動かない場所に移動していきます。


参考までに面白い話をすると、
大きいバスは体力があるので寒さに強い。小さいバスから水が動かないところに移動していくみたいです。


よって、冬のバス釣りでは「デカいバスが狙って釣れる」とよく言われます。(実感したことはないですが。笑)
つまり、本格的に冷え込む年末くらいには小さいバスほど水があまり動かない深場などに向かうのに対し、デカバスはシャロ―(浅いところ)に残っていることがあるとのことです。


この逆でいうと、夏は水がよく動いているところにいやすいってことですね。水が流れ込んでくるところや、雨水が岩盤から染み出しているところは水温も低くて気持ちいいのでそこに集まってくるようです。


人間もバスも気持ちは同じですね。笑


2.エサ

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春夏秋冬共通することは、バスはエサがいる場所、もしくは通る場所に必ずやってきます。


寒くなってくると、確かに食べる量は減りますが、エサがいる場所を必ずバスは知っています。例えば、春で言うと甲殻類がいる浅瀬やボトム、夏で言うと虫が落ちてくるシェード、冬で言うと小魚の回遊ルートなどですね。


ここで大事なポイントは「バスがエサを食べやすい場所」を仮説を立てて見つけることです!


例えば、「バスは、このワンド(*1)になっているところに小魚を追い込んで、捕食するのではないか」「バスはこの岩に身を隠していて、小魚が通ったら飛び出して捕食するのではないか」などですね。
それを見つけることがバスへの近道です!


3.隠れる場所

土師

バスが捕食で動き回っている時間はそこまで多くありません。

では、それ以外どこにいるのか?
落ち着いた場所に身を潜めているんですね。


落ち着いた場所の例で言えば、水中に沈んだ木の中だったり、岩と岩の隙間だったり、敵となる鳥などに見つからない場所です。

隠れることができるということは、エサを待ち伏せしやすいということでもあります。バスにとっては一石二鳥というわけです。


ここで大事な点は「水の中になにがあるのか」を理解して、「水中の障害物はバスにとって隠れられる場所か」を判断することです。


そのために、引っかからないルアー
例えば、シンカーを付けたワームやラバージグ(*2)を使って「底に何があるか」「水中に何があるか」を理解していくことが大事です!


また、温かい時では、日差しを遮るシェード水深が深いところも涼しく隠れられる場所になります。

夏は意外とディープが効くよ!


4.暑い、寒い

コメント 2019-12-11 122143

まずは暑い時!35℃!猛暑!汗だく!みたいな時は、人間と同じく、バスも涼しくなりたいんですね。


涼しくなる場所の話は前述しましたが、ここでは「タイミング」の話です。涼しくなるタイミング、それはもちろん「朝」と「夕方」、そして、雨が降った時!これこそ恵みの雨です。

夏の雨はシャロ―で爆釣!みたいなことはよく経験します。夏の雨の日は、ぜひ防水マウンパを着て、ガンガン釣りに行きましょう。笑


そして寒い時!極寒!早起き無理!ヒートテック!ストーブ!みたいな時は、人間と同じくバスも全然動きません。笑


よく、冬のバスは深いところでじっとしているイメージが持たれるのですが
風が吹いていない昼間、日差しが当たるところには日光浴しているバスもいます。ただ同じく全然動かない。笑

確かに、寒くないところでじっとしていることもありますが、できるだけあったかいところに行きたいですよね、人間も。

風を遮っていて、日差しが当たるところを冬は積極的に探しましょう!そこが釣れなかった時に初めて、深いところにいるという判断を下しましょう。


そして、急な冷え込みの時は活性もグッと落ちますが
寒くても気温が安定してくれば、バスも慣れてくるの
そこまでビビることはありません!冬もバスは釣れる!



5.まとめ

はい、ということで
意外と長くなりましたが、バスの気持ちになって釣りしていけば必ずバスと巡り合えるということです。出会いは偶然じゃない、必然です。デスティニー!


次回は「キャスト精度」について
お話できればと思います。

お楽しみに!!


⭐今回の「ここめっちゃ大事!」
温度と天気と場所を理解すればそこにバスはいる!

*1…ワンドってなんなん
池やダムの地形でカーブしてる奥まったところのことです。寒さをしのげたり、エサを追い込む場所にできたりします。バスからしたら
*2...シンカーを付けたワームやラバージグ
シンカーとは鉛やタングステンの重りのことです(この話は別記事でします。)。ラバージグは重りに針とラバー(ヒラヒラ)がついている、よりアピール力のあるルアーです。このようなもので底の地形を探ることを「底を取る」といいます。あとは、引っかかりにくいことがメリットですね!

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