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Ⅲ-ⅱ.おれの愛しのスピナーベイト


みなさんこんにちは!
前回はスピナーベイトについてアツく語りました。しかし!まだ終わらんぜよ🔥


今回は、引き続きスピナベの「使い方のひと工夫」「ぜひ使ってほしいスピナベ」についてお伝えしたいと思います。


3.スピナベの使い方

以前の記事でお伝えした通り、スピナベは投げて巻くだけでOKです。ただ、何も考えずにやってたら"Mottainai"


ということで、スピナベを使うときのひと工夫を挙げていきましょう!ひと工夫といっても、真理は"バスの気持ちになって考える"ことだけです。笑


①泳がせる"速さ"を考える

水泳イラスト

「速さ=バスがエサを食べやすい速さ」という考えでいきましょう。笑
例えば、普段めっちゃ泳ぐの速い小魚を追い回しているバスの目の前に、ルアーがゆーっくり通ったら「え、これニセモンやんけ!笑」ってなりますよね?普段バスが食べているであろうエサのスピード感を考えてルアーを泳がせていきましょう。逆に、普段追い回しているバスでも「今日テンション上がらんなぁ…弱ったエサおらんかなぁ」っていう時には、ゆるふわで泳がしていきます。その判断材料が、天気や水の濁り、水温の変化ですね。これは改めて別記事で書きたいと思います。バスのコンディション食べているエサの動きを考えてスピナベを巻きましょう。

…待って、そんなの分からんし。
ですよね!だから同じ場所に投げても、ゆっくり巻いたり、早く巻いたり、どの速さに反応するのかを探るようにしてみてください!


②泳がせる"深さ"を考える

ルアーレンジ

バス釣りでは泳がせる深さを"レンジ"と呼び、本来はさらに細分化されます。今回は主に3つに分けて考えます。表層(ルアーが見えるくらい)、中層(見えないくらい)、ボトム(底をごりごりしてるのが分かるくらい)です。この3つを意識することによって、ある程度その日の釣りが決まります。なぜかというと、スピナベは元気な魚を探すルアーなので、もしどこかの層でバイト(*1)があれば「今ここに元気なバスがいるんだな」ということが分かります。反応がない場合は「ここには元気なバスはいないんだな」ということですね!
反応があるレンジが分かりさえすれば、そこを食わせのワームで探ってみても良し、その深さを潜るクランクベイトなどを使っても良し!要するに、スピナベに反応したレンジを把握することによって、他に使うルアーが絞られて釣りがしやすくなる!ということですね。
スピナベは、投げてほったらかしにしとけば沈みますし、投げた直後に巻き始めれば水面を泳いできます。そういった意味では、バスのいるレンジを手っ取り早く見つけられるルアーです!


③泳がせる"場所"を考える

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場所に関しては、「バスがいる場所=エサがいる場所」と考えてOKです。スピナベで狙うバスは、エサを探しているバスなので「エサがいるところには、必ずそいつを狙っているバスがいる」ということです。となれば、よーくフィールドを観察してみましょう!「カエルが水面に飛び込んでるな」とか「小魚の群れがここを通っているな」とか、同じフィールドでも季節や時間帯によって、様々なエサが様々な場所に出現します。
ということでまずは、エサになりそうな生き物の居場所を見つけましょう!とは言っても、ベイト(*2)が全然見えない時ももちろんあります。「つまり、ベイトはボトムの方にいるのかな…バスも深いところにいるのかな?」など仮説を立てることが大切です!
そして次に大事なのが、スピナベを通すルートです。例えば、エサとなる小魚の群れが右から左に泳いでいるのに、ルアーだけ左から泳いで来たら不自然ですよね?エサとなるベイトを見つけたら、ベイトの泳ぐ向きと同じ方向にスピナベを流しましょう!また、バスはずっと泳ぎ回ってエサを探しているわけではなく、身を隠せる場所にいてそこを通ったエサを食べるというパターンも多々あります。つまり、沈んでいる障害物などが分かれば、その奥に投げ、その障害物を沿うように引いてくる、というような「巻いてくるコースまで考えて投げる」ことが大事になってきます。


4.おすすめのスピナベ

上記のことを考えながら釣りをすれば、自分の釣りに再現性が出てくるんですよね。「こういう深さで、こういう速さで、こういう場所で釣れたバス」、同じように「こういう事したけど釣れなかったバス」。これをデータとして蓄積していけば、他のフィールドでも当てはめることができるし、上達も早くなると思います!

ということで、デビューにもってこいなスピナベをご紹介していきます💡


デラスピン/Jackall

コスパ良し!カラー良し!釣果良し!
迷ったらコレ!
重さは1/8oz、1/4oz、3/8ozが展開されてます。


Dゾーンフライ / EverGreen
めっちゃ小さい!スピニングでも投げやすい!
ブレードが小さいのでアピールはそこまで強くないですが、初めての方でも使いやすいし釣れるスピナベです!
多分ウエイトは1/4ozしか出てないです。


SRミニ(シングルウィロー)/EverGreen
無難なスピナベって感じですね。無難だからこそどのバスにも効くんですが。笑
Dゾーンフライよりアピール欲しいな、ってなったらこれですかね!
ところでマットブラック、めっちゃかっこいい。。。
1/4oz、3/8oz、1/2ozが出ています。


クルコマ/一誠
"来るもの拒まず"が名前の由来、その名の通り小バスからガンガン食ってきます。ワイヤーが曲がりやすい欠点はありますが、それを差し引いても余りあるスピナベです。
サイズ展開は8gと13g、これがダブルウィローしかないんですね…昔はシングルとダブルの初回限定2個セットがあったんですがもう置いてないです…初めてのダブルウィロースピナベにオススメします!


はい!…ということでスピナベについて奔放に語ってきましたが、一旦ここで完結です!笑


次回のお題…。まだ決めかねてますが、楽しみにしててください!笑


⭐今回の「ここめっちゃ大事!」
スピナベ使う時って色々考えたほうが今後の成長につながるヨ!

*1…バイトって、どゆことっ!
アルバイトじゃありませんよ。バスがルアーにアタックしてくることですね。釣り人は「今アタった~」とか「バイトあった~」ってよく使います。
*2…ベイトって聞いたことある…!
それはベイトリールです。バス釣りにはベイトリールとベイトフィッシュがあるんですね、紛らわしい!ベイトは「バスのエサ」と考えていただければOKです!

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