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親愛なる2団体のバンドと動画を作ってみた

プロ音楽業界はもとより、アマチュアの音楽愛好家の方々の活動も新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐための自粛により延期や中止となっている。

2020年4/5、現時点でもそれは変わらず、絶不腸に音楽の流れは止まっている。

それはもちろん世界中色々なところでも起きている、留学していたイギリスはウェールズでもそうである。ここでは日本よりも深刻なLock Down、つまり外出制限が起きている。そんな中バンド活動もできていない親愛なるコーリーバンドが1発かましてくれた。

最高である。

実際に演奏したりご指導させてもらったりはもちろんだが、このコロナ騒動が起きる前より
オンラインレッスンの開設
Youtubeなどでの動画やLiveの配信
ブログでの教育的記事や情報の発信

の発信はしていました。ですが、今音楽関係者に何が起きているかというと

「しょんぼりしている」

である。

この連日のメディアのコロナ放送、SNSでも誹謗中傷の嵐で人々の心はとても疲れています。そんな中オンラインでレッスンやら知識の導入なんて正直やる気がないのにそんなことできる人のが少ないんじゃ無いかと考えました。

だったら身近な方々から少しずつ元気付けていくのはどうか

そこでたどり着いたのは多くの人の日常にあった

みんなとなんかしたい

でした。

しかし4Gの現在でもZoomやライン電話でも「ライヴでの合奏」というのは至難の技、というか僕はまだ不可能だと思っています。やっぱり0コンマ何秒でずれてしまいます。やってる本人が一番感じてしまうでしょうし

ということで、コーリーの二番煎じだけではつまらないので今回考えた企画は

「マスバンドでの録画」

です。

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僕の今の状況を最大限に利用しコーリーバンドのような動画を作成するということ。

・Nexus Brass Band, Riverside British Brass両団の常任指揮者
・ブラスバンドの楽譜を多数所持
・動画作成、編集能力が多少ある
・音楽家としての能力がある
・元コーリーバンドメンバーということでパクっても怒られない?w

これらを元に、

まず要件の説明と条件の設定

・それぞれの動画の撮り方を説明
・両バンドの有志に指定の楽譜を送付
・サンプルを自分で吹いて提示
・作成していただいた動画をまとめ、編集する
・発表

初めてでしたのでとりあえず一回作ってみようということである程度集まったところで作成

2バンドで総勢約30名分の音の収録ができました。バンドさし!

とうことでできたのがこちら

それぞれのバンド、もう何週間と活動ができていない中本当に頑張ってくださいました。

「涙が出ました」
「久しぶりの本番のような集中力で演奏でき本当に楽しかったです」
「最高でした!」
「みんなと演奏できているようで感動しました」
「ありがとうございました!」
ブログでの喜びの様子
https://ameblo.jp/nexus-brass-band/entry-12587179911.html

ととっても喜んでもらえて企画してよかったと思っています。
何よりも両バンド様様、コーリー様様です。

音楽業界もとい、金管バンド業界、そして僕の周りの方々が元気になることが目標ですのでこの動画の作り方というか全行程をこのnoteやYoutubeで近々に公開したいと思います。

時間はもちろんかかりますが、何も特別なことはなく誰でもできる内容ですのできっとできると思います!

まとめ

確かにこれまで生きてこられた日常は消えてしまったけれど、だったら今この瞬間与えられている条件下でできうる可能性を見つけいろんなことをしたら良いだけです。

後ろを、過去を見て楽しかったなと懐かしく思う気持ちと共に

今我々は何ができるか、この文化を続けるにはどうしたら良いか

それを強く考えています。楽しませてもらうのを口をあけて待っているのは時間の無駄です。

方法はたくさんの音楽家が世界中で提示していますのでぜひそれらを参考に自分達も”発信”に加わり、みなに

自分は無事!

というメッセージを送りましょう。

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そうしてまた事態が収束したあと笑って会えるよう今は我慢と新世界の模索を続けましょう。止まない雨はない、どうにかなります。

大丈夫!

ご読了ありがとうございました。

PS:作り方の記事や動画は今しばらくお待ちください。


サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。