作成日：2018-06-19 01:34:37

2018年6月18日に発生した大阪地震で亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

今回の地震は吉村洋文大阪市長の英断による
迅速な対応が功を奏したといえるのではないだろうか？

インフラの復旧
避難所の周知
防災マニュアルの配置

などなど情報面、物理面と良いレスポンスだと思われる。

しかし、懸念されるのは都道府県別犯罪ランキングによれば
大阪府は全国1位にあり、詐欺、強盗、強姦などなど起こる可能性が高いということだろう。

■大阪地震の特徴
・2018年6月18日7時58分　大阪北部地震
・震度6弱M6.1深さ約13kmと震源地が浅い
・揺れの大きいエリアが局地的なため、広い範囲で大災害にはならなかった
・横ずれ断層型地震
・「有馬―高槻断層帯」という活断層帯が走っているが、今回の地震はその東端付近で起きたもの。
・津波の心配はなし
・家屋の倒壊による死者は発生せず、家屋内の本棚やブロック塀の倒壊が原因で死亡
・今回ブロック塀が倒れて犠牲者が出た。1978年の宮城県沖地震で18人がブロック塀などの下敷きになって亡くなったことを契機に、3年後に建築基準法施工例が改正され、ブロック塀の規制が強化された。ブロック塀については、建築基準法で中に入れる鉄筋について細かい規定があり、違反しているのがわかっていても放置しているケースはいくらでもある。自治体が罰則を適用しなければ、ザル法になってしまう。下町などを歩いていると、古い家屋では、ほとんどはそのままになっている。熊本でも石積みの壁の家屋がたくさんあった。石を単純に上に乗せていくだけのものだ。崩れないのがおかしいくらいだし、熊本城でさえ崩れた。

■時系列でイベント整理
●18日(月)　　　　1日目　有馬―高槻断層帯地震発生
・死者4人(大阪府(東淀川区１人、茨木市１人、高槻市２人)。
その中には小学校のプールのブロック塀が道路側に倒れ、女児が死亡。違法建築が浮き彫りとなり他の小中学校でもその可能性が出る。
・負傷者６府県で３０７人(大阪府２６０人、兵庫県２６人、京都府１５人、滋賀、奈良、三重の３県で各２人。大阪府と兵庫県で火災が計２６件起きた。)
・避難所に約１１３０人避難。
・大阪府内460か所以上で避難所開設
・夜になっても主要な鉄道路線で運転が再開されず
・大阪府内で約１７万戸、兵庫県内で約５００戸が一時停電したが、１８日夜までに復旧
・大阪府内のガス供給の全面復旧は２６～３０日を見込む。
・大阪府の松井一郎知事は自衛隊に災害派遣を要請し、避難所の設置・運営などの費用を国と府が肩代わりする災害救助法を１３市町に適用することを決めた。
・原発への影響はなし
・イオンリテールから大阪府守口市にパン300個、おにぎり300個、栄養バランス食品420個、お茶（500ml）420個を提供。
・政府の動きとして被災地での食料不足などは確認されていないものの、今後自治体から支援物資の要請があれば迅速に対応できるよう準備する方針

震度６弱を観測したのは大阪市北区や大阪府の高槻市、枚方（ひらかた）市、茨木市、箕面（みのお）市の５市区、震度５強は大阪市都島区や大阪府の寝屋川市、京都市中京区など１８市区町。震度５弱は滋賀県南部と兵庫県南東部、奈良県で、関東から九州までの広い範囲で震度４～１を観測した。

大阪府北部では１８日午後１０時までに震度３を１回、震度２を５回、震度１を１１回観測。

●19日(火)　　　　2日目
・死者5人(大阪府(東淀川区１人、茨木市１人、高槻市３人)
・負傷者は三重県と滋賀県を加えた６府県で３７９人になった。
・避難者数は1,785人(19日午前7時30分現在)
・通信サービスはNTTの固定電話および主要携帯電話各社の現在の通信状況はすべて通常通り、回復している。
・大阪府によると午後3時現在、府内の主要交通機関に運休などは確認されていない
・食品・飲料水の大量買い占めが発生により品薄常態
・電気は復旧している
・断水解除。水道管破裂復旧したが、茨木市、高槻市ではまだ断水中
・安全確保のためガスの供給を茨木市、高槻市、摂津市、吹田市の約11万戸で停止。その代わりにガスコンロが配布
・かなりのインフラが復旧している。
・余震とみられる震度１～４の地震が１９日午後３時までに２９回あり
・京都府、奈良県、兵庫県も含めた４府県の住宅の一部損壊は３３４棟に上った。

●20日(水)　　　　3日目
・死者5人のまま
・住宅の一部損壊は計５１５棟に増え
・負傷者は４０８人
・避難者は午前８時現在で約１７００人
・大雨に見舞われ復旧が足踏みされる
・被害が大きかった同府高槻市などでは休校していた小中学校が授業を再開
・高槻市でボランティアが駆け付ける
・仮説風呂が用意され入れるようになる
・高層化が進む都市部で大規模地震によるエレベーターの停止が長期化。ビル設備管理大手２社が把握しているだけでも計約３万４千基が停止
・計580棟以上の建物被害確認
・18日から20日までの余震32回

●21日(木)　　　　4日目
・死者5人のまま
・負傷者は415人
・避難者は約1100人
・計2500棟以上の建物被害確認
、21日午後5時現在、府内の住宅被害は茨木市約920棟、吹田市270棟など全部で半壊約30棟、一部損壊約1900棟。この他、倉庫や店舗など住居以外の建物計274棟の被害が報告された
・被災した建物について、府などはブルーシートを無料配布する
・依然約10万7000戸でガスの供給が停止
・自衛隊は茨木市に加え、高槻市でも風呂の提供を始めた

随時更新します！

■便利情報
市民防災マニュアル(大阪市)
PDFもダウンロード可能
http://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000011873.html

デジタルブック版
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu010/digitalbook/kikikanri/2018_shimin-bousai-manual/#target/page_no=1

大阪市内各区の避難所
http://www.osaka-bousai.net/osaka/RefugePlaceList.html

■注意すべきこと
・熊本では短い周期で大きな地震が発生したため、あの短い周期で、一旦避難して戻った人が被災している。家屋に亀裂が入っていたりすることが多いので、すぐには戻らず、しっかり検査してから家に戻ることが大切だ。

■今やっておくべきこと
ブロック塀倒壊死の事実から、日本各所には様々違法建築物あるいは老朽化した建築物がある可能性が浮き彫りとなった。
それらは危険性をはらんでいるのは言うまでも無かろう。
そこで今自分が住んでいるところの通勤通学圏内において、石積みの外壁や巨大看板、工事中の現場の鉄筋、火事の原因となりうる木造建築郡や空き家の場所を確認したり、国や自治体が出しているハザードマップで河川や崖など危険な場所を確認しておくことは重要なように思われる。
後見落としがちなのがアーケード街だ。なぜかというとアーケードには耐震基準がない。阪神・淡路も熊本地震でも、アーケードが崩れ落ちはかなり被害があった。震災時と後はアーケードがある商店街は非常に危険場場所と化すことを認識しておいて損はないのである。

■Twitterのtweet内容保存
南海トラフ地震の周期は100年間隔であるが、前回は1946年、1854年(92年)、そ1707年(147年)、1605年(102年)、1498年(107年)、1361年(137年)と次は2046年以降じゃね？と考えがちだが、天災は人間の想念が大きくからんでいると捉えているから、私は早まってもおかしくないと考えている派だな。

どうして先進国なのに日本はエマージェンシーモードになれないのかってそんなのわかるでしょf(^_^;
人命よりお金が大事で好きな国なんですからf(^_^;
何だろうね。アメリカの経済構造の洗い部分だけ継承して、
こういった市民の安全などに対しては無視する姿勢はf(^_^;
http://blogos.com/article/305732/

南海トラフ地震が仮に発生した時の規模をおさらいしよう(・ω・)ノ
静岡やばいですねぇ。伊豆に釣りに行ってる時に発生したらoutですねぇf(^_^;
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html …

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「大阪北部地震は、やはり南海トラフの前兆の可能性」専門家が指摘
「■大地震前の前兆
1）これまで地震がほとんど発生しなかった地点にM3程度の地震が続けて発生する。
2）約60日間の静穏期がある
3）1）と同じ地点にM3程度の地震が発生する。
4）3）の半日から3日後に大地震・巨大地震が発生する。」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56187

今回の大阪地震と17日のグァテマラ火山、5月のキラウェイ火山の噴火、2月の台湾地震と世界各地で地震と噴火が発生している。
しかもキラウェイ火山の後に日本で大きな地震が起こっていることや「南海トラフ巨大地震はすべて「7月～12月」と、「黒潮の直進期（非大蛇行期）」に発生したという“法則”まで発見されている。今年7月から12月の間に、現在続行中の大蛇行が終了すれば、それこそ南海トラフ巨大地震発生の条件がほぼ“完璧と言えるほど”整うことになる。」そうだ。

そろそろ南海トラフ地震の備えをした方が賢明だろう・・・

【緊急警告】大阪地震は南海トラフ巨大地震の前兆か？ 発生の法則と前兆現象、タイミングを検証！
http://tocana.jp/2018/06/post_17243_entry.html

また南海トラフ巨大地震の前兆として
「房総沖で「スロースリップ」　地震、当面続く恐れ 」という記事があるとおり、
この現象が続く時に南海トラフ地震が発生しているようだ…
皆さんそろそろ本格的に備えましょう！！
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3187147016062018CC1000/

今と江戸時代の状況似てません？

江戸幕府終了は震災のせい？12年間に巨大地震が８回も
https://bushoojapan.com/tomorrow/2013/10/01/6765