最近見たもの

最近やったこと


くら寿司に行って大半のネタを食べた。
すたみな太郎(NEXT)に行ってそのときあった大半のメニューを食べた。

どっちもまあ、おいしくないねえ!普段は好きなメニューをとるから、「いける」か「おもったよりおいしくない…」という感想にしかならない。
全部食べようとすると、おいしくないものの中にうまいものを見つけられたときの喜びがひとしおになって、なかなか楽しかった。

くらずしのオススメメニューは「ゆず塩かつお」「サーモン」
すたみな太郎のオススメメニューは「まぐろ寿司」「サーモン寿司」「ホルモン」「辛みそホルモン」「アイスクリーム全般」です

くらで食べてはいけないものは「いなり」「サラダ」「シーフードサラダ」「豚トロ」です
すたみな太郎で食べてはいけないものは「ソフトカルビ(成形肉)」「とりもも(焼肉)」「ナポリタン」「ジャンバラヤ」「らーめん」です

最近みたもの、やったゲーム

大正野球娘。(2009, 監督 池端隆史、制作 J.C.STAFF)
6話まで見た。とてもいいです。いいところを列挙すると
・小林七郎さんの背景美術
・作画が丁寧でキャラがとてもかわいい
・適度な百合要素
・適度に初期フェミニズム文学的要素
・音楽が服部隆之でOP曲がドラマみたいでいい
・程よい感じに時代考証したりしなかったりしているところ

といったところなんだけど、フェミニズム的な要素と萌えって一緒に摂取していいのか?アイスとラーメン一緒に食うみたいな、禁断の複合味がある。
まあそれ以上に青春ものをちゃんとやれているのがすごくいい。感じ入ってしまうね。
俺は24歳くらいから少女たちの青春を書いたアニメが本当に好きになってしまった。

咲-saki-(実写映画版)(2016 監督 小沼雄一)
友達に誘われて超能力麻雀漫画「咲-saki-」の実写映画版を配信で見た。先行して4話実写ドラマが作られていて、その続き、県大会が描かれる。
死ぬほど意外性のない感想を言うと、「アニメでいい」
16歳くらいの女優やアイドルやグラビアアイドルとかをつかっていて、予算の低いアイドル映画としてはかなり頑張っているとも思うのだが、別に俺アイドル映画見たいわけじゃないしな。
あの漫画チックなキャラを実写ではそう表現するのか!って楽しみどころはあるけど、「エロゲっぽいピンク髪をいい感じに茶髪で表現した」みたいな話であって実写ならではの演出とかはない。
漫画・アニメの実写化、見るたびに自分ならどうするか考えるのだが、「うまくいかない」という結論にいたる。

ビックリメン
今季アニメ。一話見たがまったくもってどう楽しんだらいいかわからない要素の嵐で困惑した。ビックリマンチョコをめぐってビックリマンっぽいイケメンたちが戦うというはなし…?なのだがすべてが説明不足で、しかも勢いで押し切ってもいない。懐かしのビックリマンネタみたいなのも入るが俺はわからん。そもそもこれはおっさんのための懐古作品なのか、現代の子ども向けなのか、それとも腐女子向けなのか、なんなのかもよくわからない。今のところどこにもウケなそうな気がする。しかし、ここまでアニメの一話で困惑するのは久々なので逆に興味をひかれたし、やたら凝った設定があとの話数でおもしろくなる可能性も感じるので、継続してみていきたい。

スパイ教室(2023 監督 川口敬一郎 制作 feel.)
2話まで見た。なかなかおもしろい、男キャラもいやじゃない。評判がいいので楽しみ。あとで知ったが大正野球娘。の池畑監督が本作では助監督を務めているらしい。一クールアニメの助監督ってなにするのかは知らんが。

大逆転裁判1&2 
3dsで出た逆転裁判シリーズのスピンオフのswitch移植版。明治時代を舞台にしたスピンオフだが、制作体制は本シリーズの延長なのかな。
さて本作、この一言につきます。演出がたるすぎる!!!
全キャラが3dcgで表現されるのだがむだに動くし、文字送りスピードが遅い(変更不可)なのでまーじーーーでーテンポが遅い。
シナリオも茶番めいたやりとりが多くて、牛歩戦術のような作品です。
本シリーズこんなんじゃなかったよね??と思って旧作をやってみたのですが、やっぱり格段にテンポが悪くなっていた。
あと謎解きパートも粗が多い。
じゃあゴミなのかというと、一ついいところがあって、逆転裁判シリーズにあってゴスっぽい要素が本作ではがっつり出ていて、それがとてもよいモデリングで作られている。これは素直によかった。
とくに本シリーズにおける御剣検事に相当する存在(つまりヒロイン)バンジークス卿。エロすぎる。亜双義くんもいいですね。

今年発売された「超探偵事件簿 レインコード」という「ダンガンロンパ」の作者(小高和剛)の新作も、ダンガンロンパの比じゃないくらいにムービーシーンや無駄な移動が増えてテンポが悪くなっていた。これに関してはswitch向けに最適化されていなくてロードがかなり長いのもあって投げちゃった。特にいまどきムービーにQTEを入れて茶をにごすセンスにはびっくりしたぜ。

逆転裁判の流れにある作品(ダンガンロンパは逆転裁判に強い影響を受けている)がことごとく劣化していることに本当にがっかりした。売れて予算と技術水準が上がってやることが「3DCGのムービーシーン」ってどういうことなんだろう。逆転裁判のディレクター巧舟も、ダンガンロンパの小高和剛も映画にあこがれを持っているっぽい。それはいいのだけれど、じゃあムービーはさもうってのは芸がなさすぎるよ。

HITMAN3
有名なステルス暗殺ゲーム。xbox gamepassに入っていたのでやってみた。なかなか面白いのだけど、移動がだるいな。ステルスゲーム系って移動(スニーキング)に面白さを感じないんだよな。どう殺すかだけ楽しみたい。
とはいえ変装などなしに暗殺できたらそれも変だよな。ドローンを操作するのが基本の暗殺ゲームみたいなのがあったらどうだろう、ちょっと安直すぎるか。

ちょっと話を変えると、現代のゲームにおいて最も近代化されていないものの一つって移動だと思う。ファストトラベルが浸透したのはいいけれど、なんか楽しくマップ移動させてほしいな。ウィッチャー3は馬に乗って移動するのがたのしかったし、やってないけど出たばかりのスパイダーマン2はビルをぴょんぴょん移動できるのがとても楽しそう。
一方でインディゲームで移動を面白くするのは技術的に難しいだろうなあと思う。自分がマップのある作品を作るとしたら古式ゆかしい、ADV式のポイント移動でほとんど処理するだろうな。

さきほど大逆転裁判のときにこき下ろしたので、最も近代化されていないものはムービーシーンじゃね?ってご意見もあると思うが、それは違う。ムービーシーンを入れるという作品のつくりかた自体が奴隷制のようなものを古代の作法であって、アップデートの余地はない。なくすべきものだ。まあ3秒以内なら画像と同じなのでなんぼ入れてもいいと思いますが、3秒超えの動画をどうしても入れるとしたら、なんじゃこりゃ!!ってビビらせる力がある映像を入れたいときだけ。
わかってるか?そこのゲーム開発者!

にょ