暑すぎる

暑すぎる！！！ウソ！！！なんで！？
11/6　最高気温25.1℃
11/7　最高気温27.5℃
やべ～～～～。寒さ対策して冬を迎える準備を終えつつある状況にこの気温は本当にやばいって！
昨日7日は本当に暑いので冷房利かせてうなだれていたら、あのちょっと切なげなメロディとともに灯油販売者が暖房用灯油を売りに回ってきた。不気味だった。

７日の27.5℃は100年ぶりの記録更新だったそうだが、100年前といえばそう関東大震災の年だ。なんとも不気味なもんじゃて。

日記

制作進捗、あんまりよくねえ…。デジゲーまでに間に合うのか？いろいろと…。合同誌のために小説も書くつもりなのだが、全然準備していない。

YUKKOのままごとテレビ復活

数本を残して消えていたYUKKOのままごとテレビが初期作品を再投稿していた！
新作が楽しみだ。

最近よかったもの

ばごーーーん!!!!! / さたぱんP feat. 初音ミク

https://youtu.be/5UltVMrcP-8?si=ZaCMsZ2eQ0eyUYNM

まじで今まで見てきたMV（ボカロの範疇でなくすべて）の中でも屈指のすごさ！最高！

最強の拳銃は体幹と筋力がないとつかいこなせないように、最強の映像作家の作る映像には、それに見合う強靭な曲を作らないとすばらしいMVにはならない。この曲は本当に良い。ただ音圧がでかいからいいというわけでもなく、本曲はむちゃくちゃ強弱に飛んだ展開が多様なのが映像とのシンクロという点で本当にいい…。
そして映像が３分１２秒間、ほぼずっと初音ミク（と思われるキャラ）がカメラ目線で映っているだけなのが本当にすごい。
こういう多様な展開の前衛的な曲に対して、常人はいろいろな種類の映像素材を以って報いようとしてしまう。自分なら絶対にそうするね。だってそうしないと映像が持たないでしょ？ふつう！

ところがミク一本で成立させている。リップシンクとか、歌詞に合わせた展開とか、基本的なMVらしいテクをやりつつも、なんかもっと大きな規模で曲とともに見ていて気持ちいい映像が垂れ流される感じで、成立しちゃっている。ふしぎ。
これだけの素材を用意してタイミング調整するのはむちゃくちゃ大変だろうなとも思うが、間奏や二番で完全新規のカットを用意することはあまりしていなくて、「作業量の多さで見れるようにしている」というわけでもないのもプロだわ。個人的には2:16くらいからしれっとSDのミクが入ってくる感じがとても好き。

前に同じメンツで作られた「あーーーーーーーーーー / さたぱんP feat. 初音ミク」という作品にもいろいろな良さがあった（今時初音ミクの心境を歌っているところなど）んですが、個人的にインパクトが断然違うと思うね。

二作を比較したらわかりやすいけど、「ばごーーーん!!!!!」にはメンヘラ感みたいなものがないのがすごくいい。「あーーーーーーーーーー」の躁鬱っぽさが刺さる人はいると思うけど、今や「メンヘラアイドル」って一大ジャンルではありますからね。初音ミクの人物性曲をいまさらやってみたりするという独自性はあるんだけど、先行するものがあるためにある程度安心して構えて見られちゃうんじゃないか。
一方で「ばごーーーん!!!!!」にはジャンル的後ろ盾がないので、ある意味こわい。そして実際こんなハチャメチャなのに、ずっと明るい作品、見たことねえ！
ニコニコ動画とかだとハイテンポのめちゃくちゃな作品に対して「電子ドラッグ」とか雑に呼称するんだけど（本作にもそのタグついている）、個人的にはそうじゃないと思うんだよね。
古人に曰く「かわいいは正義」ですから、正義である本作にそういうイリーガルさはなくて、ただ「多動な子供がはしゃいでる」みたいな健康さがたっぷり。この健康さにあこがれる…！

渡る世間は鬼ばかり

シーズン１の２話まで見た。ほんとうにすごい作品です。言わずと知れた一時間枠のドラマなんだけど、セリフ間に全然間がなくて、大量の登場人物がいて、全員家族に関する問題を抱えていて、凝縮された胸糞悪いホームドラマがハイテンポに展開する。緊張感があって面白え！ちょっとキツさもあるレベルで緊張感がある。しかもこの後２０年以上数百話続くの！？
これが本当の電子ドラッグですよ。

銀河英雄伝説（OVA版、旧作）

７話まで見た。今まで触れてこなかったけど面白いね。ベタなスペースオペラという印象があったけど、実はちがった。戦争とそれに伴う政治は「国家権力の暴力」として描かれていて、対立する陣営にいる二人の主人公（参謀）にはそれぞれそこに対する冷徹な否定のまなざしがあっていい。
帝政ドイツ風の銀河帝国と他民族民主主義国家が大量の宇宙戦艦でビームを打ち合う…なんてスペースオペラ的なロマンをまとってはいるんだけど、本質的にはロマンなき戦争なんだよな。戦後日本のポップカルチャーが物語ってきた「戦争」の矛盾とその面白さがあるように思う。