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就活体験記(2020卒)①

 みなさんこんにちは、最後の学生生活満喫中のばばろあ。です!

 さて、僕は最近就活を終えnoteを始めることとなりましたが、早速僕の就活体験の記録として、そして来年度就活予定の方のためのメモとして詳細を可能な限り残していきたいと思います。結構僕の記録の意味合いが結構強いのでだらだら長文となりましたが、よければ最後まで読んでいただけますと幸いです。

 まず、1回目となる今回は「JR東日本」についてお話していこうと思います。JR東日本といえば、日本で一番大きな鉄道インフラ企業で鉄道による輸送業務を主軸として、その他駅ビルなどの建築やSuicaなどのIC事業と幅広い分野で活躍されていますね。また、安定した大企業であることから、非常に人気な企業となっており、毎年人気企業ランキングの上位に入っています。そのため、倍率も高く、非常に難関な企業の一つではないでしょうか。


 結果から申し上げますと、僕は総合職(昨年度まではポテンシャル)とエリア職(首都圏)(昨年度まではプロフェッショナル)併願し、共に内定をいただくことができました。これから、JR東日本の選考スケジュールと受験にあたり僕が心がけていたことについてお話します。
*僕がエントリーした部門については公表しません。

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7月上旬  インターンエントリーシート提出
7月中旬  面接(本社)
9月上旬  インターン(2週間)

          <総合職>            <エリア職>
3月上旬              エントリー
        リクルーター接触
3月中旬  リクルーター面談①
        リクルーター面談②
3月下旬   ES提出(1次〆切)
         適性検査A(SPI)
4月上旬  リクルーター面談③(実質早期選考面接)
                                   ES提出(2次〆切)
4月中旬    リクルーター面談④(内々定通知)
5月中旬                     適性検査B(クレペリン)
6月上旬                      最終面接(面接・GD)
6月中旬                        内々定通知
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 これが僕の選考フローです。これからインターンシップ総合職、専門職の順に詳細をお話していこうと思います。なお、専門職は割と情報として多く就活サイト等に記載があるので今回は軽く内容を紹介する程度に留めておきます。


 まず、インターンシップ。インターンシップは6月くらいから募集していました。ES〆切は7月2日だったかな。ESのテーマはJR東日本を志望する理由とインターンで行いたい業務みたいな感じだったと思います。ES通過したら面接の連絡が電話でありました。インターンシップに面接があることには驚きましたね。電話連絡の10日後くらいにJR東日本本社で面接を行いました。面接は学生2名、面接官2名で約40分くらいだったと思いますが、ガッチガチに緊張していてあまり覚えていません。面接の前には担当者の方と面接を終えた学生とお話する時間が設けられていましたが、緊張しいの僕には役に立ちませんでしたね。面接の内容は基本的なことを聞かれることがほとんどでした。志望理由、学生時代力を入れて取り組んだこと、長所短所、サークル、バイト、趣味、自分を一言で言うと、JR東日本について(好きな駅、JR東日本のイメージなど)など対策していれば問題なく話せます。最後にインターンシップに参加することができたらどんな業務を体験したいか、勤務希望の支社はあるかなどを聞かれました。面接の3日後に電話で連絡がありました。僕の部門の採用人数は20人とのこと。その後聞いた話では倍率すんごい高かったそうで。。。
 インターンシップのカリキュラムは面接の内容からひとりひとり分刻みで詳細に組まれていましたね。さすがJRって感じでしたね。インターンの支社には僕の部門は僕一人、そのほか各部門一人ずつでした。基本的に他の人と接する機会は少なかったですね。他の支社も基本的に各部門一人ずつの配属でしたね。インターン中は寮に泊まり、僕一人になんと3人の若手社員さんがついてご指導いただきました。最終日には本社に同じ部門でインターンを行った学生が集まり報告会があり、みんなそれぞれ違うことしてて、発表聞いて色々理解が深まりました。あとはみんなで懇親会して学生だけで新宿で飲み倒して朝帰り。。。楽しかった。インターンに行った感想としては、お堅い会社と思われがちなJRですが、自分が抱いていた以上に自由なイメージが強く、特に最近は若手社員がバリバリ頑張っていると行った感じでした。

インターンのまとめとして、ESは綺麗な文章を書くよりは自分の伝えたいことをしっかりと書くことが重要かなぁと感じました。僕自身文章を書くのは苦手なので飾った文章ではなく、読み手が少しでも興味を持てるような文章、インターンでやりたいことの具体的なイメージを伝えることを心がけました。ちなみにESさえ通ってしまえば、面接は基本的に落ちないと考えていいでしょう。インターンシップで出会った学生ほとんどが面接時前後の学生が全員受かっていると言っていたので、面接は落とすために行うのではなくカリキュラム作成のための情報収集として行われると言う意味合いが強いようです。

最後にJR東日本に絶対に就職したいと考えている方は夏季のインターンシップに絶対参加した方が良いです!!後述しますが、総合職において早期選考の対象となりやすく(おそらくインターン参加者には全員チャンスがあると思います)、そこで内々定をゲットできるからです。


 インターンシップのお話が長くなりましたが、今から総合職の選考フローについてお話します。まず、総合職は基本的に早期選考(いわゆる裏ルート)が通常選考であると考えておいてください。基本的にこれからお話しする内容も早期選考ルートで進めていきます。
 JR東日本は基本的には経団連の就活ルールに則り、6月から面接が解禁されます(2020年度よりルール廃止になるため参考になるかはわかりませんが。。。)。しかし、現状として、面接解禁の前にほとんど総合職の採用は終了しています。そのため、いかに早期選考ルートに乗るかが重要となります。僕はインターンシップに参加していたこともあり、エントリー後リクルーターの方からすぐに連絡がありましたが、通常の方ですとESおよびSPI の結果から早期選考ルートに移行できるか決まります。ですので、総合職志望の方はESとSPIには力を入れまくってください。

 ESについてはやはり企業研究をしっかりと行い、どのような人物を求めているのか、どのような人材を求めているのか理解した上で書く必要があります。JR東日本のホームページを隅々まで読み尽くしましょう。IR情報、CSR、進行中のプロジェクトなども把握し、特徴的な箇所は具体的に数値など覚えていると面接などでも役立つかもしれません。また、就活を振り返ると、どこの企業でも言えることなのかもしれませんが、JR東日本は特に入社後にやりたい業務入社後の自分の未来像についてうまく伝えられるようにすることが重要だ感じました。面接でもこの部分はしつこいくらい深掘りされます。その点でもインターンシップに参加することはJR東日本を会社の中から理解できるので非常に有利になると思います。また、ES提出前にリクルーターがついた方はESの添削をお願いすると良いかもしれません。
 SPIについてですが、こちらはこれでもかというくらい勉強して臨んでください。時間をかけて、数をこなせばSPIの点数は必ず上がります。SPI独特の癖のある問題も脳死状態でスラスラ解答できるくらいが理想です。正答率の目安として8割は欲しいところではないでしょうか。インターンに参加していない方は9割から9割5分を目標に。僕自身体感ですが9割くらいの感じでした。

 ES、SPIに全力を尽くしたらあとは連絡を待ちましょう。正直、連絡が来るかどうかは採用担当の方との相性もあるのでなんとも言えませんが、5月半ばくらいまでは気長に待ち続けましょう。

 早期選考ルートに以降するとリクルーター面談と称した面接が複数回行われた後、内々定を通知されます。面談の日程は人によりけりですが、インターンに参加した方は若干早めに行われるようです。私の場合は上記の通り合計4度行われました。最後は意思確認と内々定通知でしたので実質3回になります。今から各面談について詳細に説明していきます。
 1回目は面接というよりは個別説明会という感じでしたね。リクルーターの方の自己紹介のあと、JR東日本全体、志望する部門についての説明を受け、軽い擬似面接(志望理由や入社後やりたいことなどESに即した質問内容)と逆質問という感じでした。所要時間はおよそ1時間でカフェで行いました。
 2回目は1回目のリクルーターの方に課長を加え1対2の形式でした。こちらは課長さんの自己紹介のあと、逆質問(私は7つほどしました)、擬似面接および指導といった流れでした。擬似面接は1回目より緊張感のある感じで40分くらいみっちりと行われました。内容としては1回目の内容に加え、長所短所、好きな鉄道建築、好きな鉄道、学生で力を入れて取り組んだこと、家族について、入社後の長期的な未来像、転勤の確認、夜勤について、なぜJR東日本なのか、サークル、アルバイト、趣味やらなんやら聞かれました。そのあと、それら一つ一つについて指導をいただきました。特に志望理由入社後やりたいこと学生時代力を入れて取り組んだことなぜJR東日本なのかについてはみっちりしごかれたというくらい指導されましたね。東日本にゆかりのない方は面接時になぜJR東日本なのかというのを必ず聞かれるので、他社の企業分析を行って明確な理由を持っておかないと厳しいかもしれません。ESの際にも書いた通り、入社後やりたい業務や入社後の自分の未来像についてはやはり具体的なものを持っていた方が良いとすごく言われましたね。あとは話し方についても、自分の癖を見抜いて色々と。自分の伝えたいことをきちんと相手に伝えるのって非常に難しいなぁと感じました。こちらは所要時間はおよそ90分で、ホテルのラウンジ。
 3回目はいよいよ東京の本社近くのデパートのカフェでの面談。今回は学生2名に面接官3名の形式でカフェで行われました。質問されて交互に答えていく感じで、なおかつ面接官1名はインターンで面識のある方でしたが、僕自身緊張しすぎで最悪の結果でした。内容はほとんどESに沿った内容のみで、あとは海外に興味あるかという質問とやはりなぜJR東日本なのかということをかなり聞かれましたね。僕は正直海外には興味ありませんと答えました。もう一人の方は興味あると答えて、深掘りした質問に答えれず、慌てふためいていました。多分あんまり海外興味なかったんだろうな。最後に逆質問でしたが、二人とも無し。所要時間は二人でおよそ60分。
 4回目は、3回目の2日後に電話で連絡があり、その2日後に本社に来て欲しいとのことでした。本社で3回目の時の社員さん1名と偉そうな社員の2名で軽い面接後、内々定をいただきました。ちなみに偉そうな社員さんの肩書き全く覚えていませんが、多分人事部長じゃないかと。。。時間としては30分くらいで一番和やかに終わりましたね。
 ただ、内々定については6月までは口外しないようにと強く口止めされました。だから、総合職の早期選考ルートの情報なかなか出ないのかもしれませんね。

 総合職のまとめとして、
インターンシップに参加することで早期選考の可能性が高まる
早期選考ルートに以降するにはESとSPIを全力で
ESは入社後にやりたい業務、入社後の自分の未来像を具体的に
・東日本にゆかりのない方はなぜ東日本なのか明確な理由を

ということに意識したら良いのではないでしょうか。ですが、正直なところ運要素もかなり高くなってくると思うので、連絡が来なくても割り切って考えた方が良いかもしれません。ただ、他の人よりも企業研究をしてSPIで高い点数を取ることで確率はぐんとあげることができると思います。


 最後にエリア職になりますが、ESの内容は総合職と変わりませんが、文字数が少なくなります。併願の方は総合職のESをさらに纏めなければいけない点が難しいところですね。適性検査AはSPIで併願の方は総合職で受けたものをそのまま利用する形になります(総合職で受けた結果が悪くても受け直すことはできません)。適性検査Bは内田クレペリン検査という検査があります。こちらは鉄道企業独特?の検査で、羅列された隣り合う一桁の数字の和のうち一の位の数字を二つの数字の間に回答するというもので、1分ごとに次の行へ、15分、休憩5分、その後もう15分という流れです。めっちゃ計算します。めっちゃ手が痛くなります。クレペリンも練習しておくと断然早くなります。1分で一行埋めることはほぼ不可能ですが、7割くらいは書いておきたいところですね。
 ES、適性検査A,Bの受験後エントリーが完了し面接の連絡が来ますが、5月末と非常に待たされます。就活サイトを見て不安になることもあるとは思いますが、気楽に待ちましょう。
 面接は基本的に一度のみ各エリアの支社で行われます。内容は支社によっても変わるようですが、私が受験した首都圏エリアでは面接が20分グループディスカッションが20分(話し合い5分、発表1分)2セットでした。面接は基本的には総合職とさほど変わらないため省略しますが、支社管内での転勤および、希望する支社以外の配属もあり得るが大丈夫かという意思確認がありました。グループディスカッションは鉄道に関するテーマ(満員電車を解消するためには)とそれ以外のテーマが一つずつで、グループの人数は4人と少なめでした。
 加えて、健康診断を受ける必要がありますが、特段問題はないと思います(尿検査はありませんでした)。
 内々定の連絡は6月17日までにあると言われ、僕は翌日連絡をいただきました。

エリア職のまとめとして
・ES、適性検査Aに加え、適性検査Bの受験が必要
・最終試験は面接およびグループディスカッション
・最終試験に加え、健康診断を受ける必要がある
ということですが、エリア職は採用人数が比較的多いため、難関とまではいかないのではないでしょうか。


 さて、ここまで長々と僕の就活体験についてお話してきましたが、JR東日本を受験するにあたって、ちょっと残念だなという点もあげておきます。まずは連絡が非通知設定でかかってくることがあります。他の企業でもあることではありますが、非通知設定では折り返すことができないため、ゼミの最中にかかってきた場合、出ることができませんでした。その後の電話に出ることができましたが、電話連絡に出られなかった場合にはご縁がなかったものとさせていただきますというのには少々驚かされましたね。また、僕はありがたいことに内定をいただけたのですが、選考が進まなかった方の多くはお祈りメールすら来ないまま、いわゆるサイレントお祈り状態で6月を迎える方が多かったため、残念に感じました。人気企業であるがゆえに忙しさから人事の方にはメールひとつ送る暇さえないのかもしれませんが、就活生のためにもお祈りメールだけは送ってほしいものですね。

 最後になりましたが、今回noteを始めて初めて長長長文を書きましたが、グダグダな文章だなあと感じています。自分のこれからの成長が楽しみなのであえて文章を直すようなことはしませんが、文章を書くって難しいものですね。もしも最後まで読んでいただいた方がいれば幸いです。本当にありがとうございました。また、これから就活を迎える学生の方は参考になるとは到底思えませんが、希望の企業に就職できることを願っております。また、気が向いたら就活の記録を残していこうと思います。では。

ばばろあ。


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