構築

S16 最高最終2105 カビマンダPRAYERS

 S16で使用した構築の紹介です。

1.構築経緯
 某強者の方がS12に使われていた、対面カビゴン+挑発ミミッキュ+ASボーマンダの使用感がよかったため、それを軸にして組んだ。
 基本選出の選出率が非常に高かったため、取り巻きを組む際に、基本選出をカバーするのは当然として、既存の並びに寄せて、軸を悟られないようにし、相手に余計なことをケアさせて自分の願望選出、プレイングを少しでも通しやすくすること、を意識した。

2.個体紹介

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ボーマンダ@ボーマンダナイト 威嚇⇒スカイスキン
意地っ張り 
メガ前: 170-205(252)-100-×-101(4)-152(252)
メガ後: 170-216-150-×-111-172
恩返し 地震 岩雪崩 竜の舞

 軸となるメガ枠。カグヤムドーカバあたりがいない構築にはほぼ選出していた。岩雪崩を持たせることによって、もともと多いボルト、耐久リザyや、やや増えていたサンダーに対してイージーをとることが出来る。偶に祈りながらミミッキュにも打っていた。

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ミミッキュ@ミミッキュZ ばけのかわ
意地っ張り 153(180)-154(236)-105(36)-×-126(4)-123(52)
影うち じゃれつく 剣の舞 挑発

A:できるだけ高く +2ミミZで共有カバが43.7%で落ちる(目安)
B:特化ミミッキュの+2影うちが25%の低乱数
 陽気ギャラドスの+1滝登りを18.7%の低乱数
D:特化レヒレのハイドロポンプZが25.0%の低乱数
 臆病ゲッコウガのカノンZが75%の高乱数(目安)
S:準速ガッサ抜き

 被弾する回数より殴る回数の方が多いのでAをできるだけ高くし、ガッサに上から挑発を打つためにSを上げたら何も耐えなくなってしまった信用不可能ミミッキュ。じゃれ影剣の舞は確定で、ラス1はムドー、ガルド、カバに打てる挑発に落ち着いた。
 カグヤナットゴーリのいない構築にはほとんど選出していた。崩し、詰め、相手のZへのクッション、ストッパーとして使っていた。
 S16では、キノガッサにあまりマッチングしなかったため、Sを落として耐久に回すことも考えたが、S123のミミッキュが環境に少なく、ミラーでこれより早いミミッキュはAS(マンダの恩返しで落ちる)、そうでないときは耐久振り(ミミッキュで上から少し削ればマンダで落とせる)、といったように型をある程度判別できるこの調整は個人的には気に入っている。
 ミミッキュの+2影うちを受ける場面がとても多く、その度に祈っていたが、まあまあ落とされた。

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カビゴン@フィラのみ 食いしん坊
意地っ張り 236(4)-178(252)-117(252)-×-130-50
捨て身タックル れいとうパンチ 地震 欠伸
 
 初手に投げるポケモン。欠伸で相手の裏をみながら、ミミマンダで詰める動きが強め。初手に投げるのがこのポケモンの性能を一番引き出せると考えているが、ウルガモスが見えた時のみ後発に置くことがあった。
 ゲッコやテテフらへんの格闘Zで飛ばされるのがきついが、見えないガルドバック、レヒレバックが防いでくれる、と信じて願望プレイングを通しにいく。また、レヒレガルドの並びで初手ガッサを牽制し、カビゴンを通しやすくしている。

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ギルガルド@ゴーストZ バトルスイッチ
冷静 163(220)-71(4)-170-112(252)-171(4)-75(28)
シャドーボール 影うち 聖なるつるぎ キングシールド
 
 ミミッキュを通しにくい鋼がいるとき、ゴーリに対して投げる。並びを何となくサイクルパに寄せる役割もある。
 対ゴーリに関しては、適任のポケモンが他にいるが、ここの枠を鋼にしないと相手の選出がめっちゃ変わってくる上、そこそこ型読みもされたので変えることが出来なかった。

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カプ・レヒレ@ウイのみ ミストフィールド
臆病 171(204)-×-135-122(52)-150-150(252)
熱湯 ムーンフォース 瞑想 身代わり

 なんとなく採用した枠。フィールドを使いジュモクを通しやすくする、ガッサを牽制するのが主な仕事。
 Zを使わないレヒレの中で一番交代をしなくて済むようなレヒレを探したらこれに落ち着いた。
 もともとhが175だったが、火力がなかったので適当に削って適当に振った。熱湯ムンフォ上振れポケモン。

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デンジュモク@バンジのみ ウルトラビースト
控え目 188(236)-×-94(20)-212-91-135(252)
10万ボルト 目覚めるパワー氷 蛍火 身代わり

 受け構築に対する駒。カビゴンの対面操作や、レヒレのフィールドとシナジーがあり、ミミッキュやガルドと同時選出できるのが強かったが同居してるミミッキュがきつかった。
 中盤までゲンガーやグロス入りを意識してカムラだったが、この構築では生きる場面が少なかったため変更した。数値はそのまま。

3.結果
 カビマンダミミッキュを使ったシーズンの結果を載せておきます。

 S13 最高最終2005(USM初2000)

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S14 最高最終2062

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S15 最高2087 最終2050

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S16 最高最終2105

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