羽田空港 無料PCR検査(モニタリング検査)記録

▼この時期に東京から福岡へ行くことになった個人的な事情は後述するとして、羽田空港で無料のモニタリング検査を受検したので様子を記載する。

▼予約は木下グループのサイトを経由してE-PARKという病院予約システムサイトから予約する。予約に当たっては空きが出るまで連打することになったので、E-PARKアカウントの取得とログインをオススメする。

▼無料で受検したい場合、
・空港での受検では当日
・他店舗では2日前まで
となるので注意だ。

▼アンケートサイトがあるので事前に回答しておくことをオススメする。無料受検の場合はその回答完了画面の提示が条件となっている。
※ただし個人を特定できる情報の記載や、検査番号・予約との紐付けはない。また当日受検会場でのチェックもなあなあで、正直アンケート結果を国が有効に活用できる気はせず、電通に金が流れているだけのような気がしたのは余談である。

▼一番厳しかったのは予約であった。空港内の放送や掲示などでアナウンスはなされているものの、予約そのものを取るのがキャパ的に難しい。実際の空港利用者21万人のうち1万人だけ?という記事もあったがそりゃそうだろうなという感じである。

▼今回は空港に向かう前に予約サイトを連打していたら、たまたま当日のキャンセルなのか、朝9:30の時間に一瞬◎表示が出てなんとか30分で結果の出る抗原定量検査を取ることができた。念のため、その前に新宿店で唾液によるPCR検査も予約、受検した(ただし空港でない店舗のPCR検査結果は翌日夜に通知)

▼木下グループの店舗でのオペレーションは洗練されてきており、自分が受けた際はスムーズだった。
・列にいるうちに確認のスタッフさんが予約メール/行先/搭乗予定便などをチェック
・カウンターでキットを受領
・綿棒でセルフで鼻の中を何回か擦る(上手く出来ているのかよくわからない不安もあった)
・提出。40分後に結果を聞きにくる

▼見た感じは、その場でネットからでないと予約が取れないことに反発して騒ぐ人もおらず(確認の人がその役は担っていて、そう言う人もいるのやもしれないが)大混乱という感じはなかった

▼オンライン予約一元化というシステムはやはり当日の混乱をなくす最良の手段だと感じた

▼現場ではスムーズで助かったが、やはりお盆を前にキャパ不足(そもそも予約が取れない)という感がした。

▼利用率が低い記事に対して、「搭乗キャンセルのリスク」や「手続きの煩雑さ」を理由とするコメントが散見されたが、どちらかと言えば、『取りたくても予約が一杯で取れなかった』というのが実態であろう。当日でもその場で申し込んで受検できるくらいのキャパがそもそもなければ利用率をウン十%にすることはできなさそうである。民間の検査センターのせいでも無いが、これを政府が「やむを得ない帰省に当たって政府がとる感染防止策の要」とするには無理があるかなという気がした。なにせ受けたくても受けられない感じである。

▼やはり五輪の検査リソースを国民に当ててもらうのが一番手っ取り早いのでは…というのはまあ個人的な素人の感想だが。。。 

以下は帰省にあたっての経緯。(多くの人にとって読む価値はない)

▼妻が8月の出産を控え福岡の実家へ数ヶ月前から里帰りしている。

▼私は仕事の為に東京に残っていたが、お盆の連休に入っていよいよ出産が近づき、福岡へ移動することに。

▼私がワクチン2回目摂取から2週間が経過し、妻のご両親も同様にワクチン接種〜抗体獲得の期間を経てはいるものの、極力リスクは潰さねばなるまい、とPCR検査も受検のスタンバイをしていた。

▼本当は移動の数日前に郵送キットを利用し、以降は在宅勤務を続けたかったのだが、いかんせん移動の前日に出社しなければならぬ案件が発生した。

▼当日中に結果が出るPCR検査を調べていたが、出発直前の羽田空港で国のモニタリング検査を受けることにした次第であった。

▼もちろんワクチン接種による回避率も、空港PCR陰性でも道中の感染回避率も確実ではない。帰省するにしても、「できうる限りをやる」でしかない。

▼ただ、やっておくべきと考えて検討されている方がいれば、ご参考でございました。

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