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ワークスペース2021 -デスク発注編-

 恒常的に在宅勤務メインになったため、長く使える環境を整備することにした。かの有名なデスクすっきりマガジンや5ch家具板の「PCデスク総合」スレ等から知見を得て、自分の用途に適した構成を模索、方針が固まってきたので実行に移したいと思う。

 年内を目処に完了したいが何部構成になるかは未定である。
今回はデスクの選定と発注まで。

(1)はじめに

新しいデスクは、マルトクショップの天板+エイ・アイ・エスの鉄脚で構成する。

既製品を含め色々調査したが、この構成に決定した主な理由・経緯は以下の通り。

▼ 好みのサイズで探すと既製品だと選択肢が狭まる
 結論として幅140cm・奥行き60cmにすることにした。このサイズであれば既製品もあり、コクヨの「LEAN」はデザイン性に優れ配線機能の配慮もあり、価格も手ごろであるが、モニターアームの取付可能位置が決まっているため、エルゴトロンのアームを使った場合に画面が真ん中に来ない可能性が高そうなので候補から外した。

▼ 天板の質感は木材屋さんで調達するのが満足感が高いであろう
 これは実物が届いてみないと何とも言えないが、期待感がある。オンラインでサイズオーダーして現実的な価格で買えるのも大きい。
 また、長く使っていればいずれ磨き直しや再塗装が必要になるかも知れない。既製品だと複数の部材を貼り合わせた天板が多く、ちょっと剥がれたら修復不能ということになりかねないが、集成材であれば問題ないだろう。

▼ 天板の高さは70cmで問題ない
 机の高さ、椅子の座面の高さは身長と作業内容によって最適解が変わってくる。バウヒュッテの解説ページへのリンク: 
https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/tip2/
 PC作業の場合65cmぐらいまでの高さが良いという方も多く、理想を追求すると昇降デスクも視野に入ってくるが、私の場合幸い汎用的な70cmで問題ないようだ。これまで使ってきた机も70cmである。

▼ 昇降しなくていい
 デスクすっきり界隈ではFlexiSpotを導入した方の記事も多く見かける。
https://flexispot.jp/standing-desk/flame
私は考えを巡らせるときに家の中をウロウロと立ち歩くことはあるが、立ち姿勢で画面に向かうスタイルは取らない。また昇降機構のため重量級になるのも好ましくないと感じる。ここはシンプルな脚を付けるスタイルとしたい。

▼ 天板+エイ・アイ・エスの脚の組み合わせで、幕板等なくても揺れの問題はなさそう
 
「PCデスク総合」スレでの先達の評価も良好であった。

(2)天板

マルトクショップで以下の仕様で発注した。

●商品名:タモ 集成材(積層材)フリーカット
○木材の形:四角形
○寸法:030*0600*1400
 3辺の合計:203cm
 重量:約15.3kg
 面[A]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き
 面[B]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き
 面[C]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き
 面[D]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き
 反り止め:無し
 ジャストカットの有無:有り
 コーナーR[A]:10
 コーナーR[B]:10
 コーナーR[C]:10
 コーナーR[D]:10
 用途:三方向使用
・単価:16,890
・数量:1
・小計:16,890

▼タモ集成材
 高級材への憧れ等はなく実用重視でデスク天板用にド定番のタモをチョイス。明るい色であるが落ち着いた色に塗装しようと考えている。

▼横幅: 140cm
 現在使用中のデスクが105cm、横にメタルラックを設置しMacBook Proを置いている。概ね同じ範囲をカバーする幅として140cmとした。
 デスク下の左右にプリンタと防湿庫を収めその間に脚を突っ込むとなると窮屈かも知れないが、部屋のスペースとの兼ね合いもある。

▼奥行き: 60cm
 現在のデスクの奥行きは55cmと手狭であったが、モニターアームを導入してからは困っていない。むしろ奥の方にモノを散らかしっぱなしにしてしまう有り様。姿勢が悪いとデスク下に取り付けた配線トレイに膝をぶつける件が気になっているため若干増やしてキリの良い60cmとする。

▼面取り: 上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き
 手の平が当たって痛くない程度で。見た目がスマートになるであろう「C面」にも惹かれたが、モニターアーム等クランプで挟む機材もあるし、潰しがきく設定で行こうかと。

▼コーナーR加工: 四角とも10mm
 将来的にデスク設置場所を移動し、そちらでは壁を背にして着席するレイアウトにする予定。デスク脇を出入りする際に太ももが当たって痛い思いをするのを避けるべく、10mm程度丸みを付けることとした。

(3)スチール脚

Amazonでこちらを発注。

デスクの奥行きが60cmなのでそれ以下である45cmのタイプを。63cmタイプのもののほうが数百円安いので、天板の奥行きを変更しようか少し悩んでしまったが。

(4)ケーブルマネジメント

デスクすっきりの肝となる、天板裏でケーブル類をまとめるパーツである。
これまでのデスクでは試しに CB-CT4 というスチールワイヤータイプで横幅短い方を使用していた。

 とりあえず足下からケーブル類がなくなる目的は果たせるが、イマイチな点もいくつか。
▼メンテナンスしづらい
 設置した状態で機材の入れ替え等で電源タップからACアダプタを抜き差しするようなケースで、天板との空間が狭く見通しも悪いので手探りで作業することになる。
▼膝が当たると不快
 座ったままチェアのキャスターを利用して前に移動しようとすると、膝がワイヤートレイにぶつかる。痛い。デスクの奥行きが十分にあれば当たらないのだろうが。
▼見た目に美しくない
 デスクを壁に付けている場合は気にならないが、デスク背面が向こうから見えるようなレイアウトで設置する場合には、ワイヤートレイのごちゃごちゃした様子が見えてしまうのでよろしくない。

 そこで、新デスクではメッシュタイプのトレイの採用を検討。定番としては同じサンワサプライのCB-CTERD5という商品。同社の昇降デスクのオプションの位置づけだが、天板裏にボルト等で固定すればよいので汎用品であるとも言える。

しかしこの商品、供給が潤沢ではなく、少量売り出されてはすぐに売り切れ、次回入荷が数カ月後、というのを繰り返している。クランプ型のCB-CT5で妥協してもよいのだが価格が上がる。

 他に候補がないか、検索していたところ、US Amazonで見つけた。Uprite Ergo Mesh Cable Manager という商品。59ドル+送料。

 サイトの写真やレビューを見た感じ、サンワサプライよりも良さそうにも見えるしそこまで高くない。ということでこちらを発注。

(5)天板塗装

 マルトクショップで塗装してもらうオプションもあるが見積もりでは7,290円と割高になるためDIYすることに。
 定番のワトコオイルほか塗装用品一式をモノタロウへ発注。

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(6)金物類

 スチール脚に付属のボルトがM6という規格であるため、これに適合する鬼目ナットをホームセンターで調達。

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4個178円のパッケージ。16個必要なので4袋購入。

下穴を開けるための径9mmのドリルビット: 698円。
いくつかあったが、今回パッケージに書いてある「止まり穴」を掘るので止めやすいとの触れ込みのものをチョイス。

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