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ベイスターズ森林原人どうする?

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

遊撃手だらけのベイスターズ

ベイスターズはドラフト4位で東洋大の石上選手を獲得して遊撃手が10人となりました。育成まで含めて17人の内野手のうち半分以上の10人が遊撃手です。林、森、大和、柴田、西浦、知野、西巻、京田、蓮そして石上です。2023年の出場試合数では京田93試合、大和88試合、柴田86試合、林65試合、知野39試合、西浦18試合、森9試合、西巻7試合といった感じです。育成の連以外はなんらかの形で一軍の試合に出ています。これだけ激しい遊撃手争いは逆に言えばレギュラー不在だからともいえます。この8人の中で2割5分以上の打率を残した選手は一人もいません。ホームランも知野の2本が最高です。遊撃手のレギュラーが出てくればいいと思っています。

ポテンシャルなら森

怪我もあり9試合しか出ていない森ですが、強肩は魅力的です。守備範囲も広く、センター前ヒットをアウトに出来るような感覚の遊撃手です。打撃もスイングが力強く、しかもファールで粘るテクニックを身に付けてきました。俊足であることも含めて、5年目の来季遊撃手のレギュラーを取って欲しいです。静岡で同学年でしのぎを削りあった紅林がオリックスのレギュラーに完全に定着したことを考えると、ドラフト1位で入団した森は来季に選手生命を賭けるぐらいの気持ちで頑張って欲しいです。

度会とのコンビで活きる林

大学時代は二塁手だった林ですが、遊撃手を無難にこなしていました。外野まで含めて、グラウンド上の動きがきちんと見えている選手で、中継プレーなどで確実なアウトを取れる選手です。23年ドラフト1位で入団する度会選手はENEOSの抜群の守備力を誇る内野陣に対して、精度の高い中継プレーをやり続けてきました。周囲がよく見えている林と組んだ時に、外野からの中継で相手のチャンスをピンチに変えることができるプレーが可能になると思います。ベイスターズが苦手な分野だった、外野と内野の連係プレーが度会と林が揃った時に輝くと思います。

ベテランを優先しなければ森林の時代に

三浦監督はベテランの過去の実績を見ながら起用する傾向が多かった気がします。そのため、京田を中心にした遊撃手の起用が多かったです。後半戦には林を重点的に起用したので、2024年のシーズンは林もしくは森を中心に遊撃手を回して欲しいです。怪我から復帰の森にはきちんとチャンスをあげて、成長を見守って欲しいです。森、林が遊撃手のポジションを激しく争えば、強いベイスターズができてくると思います。

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