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新キャプテン牧への期待


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

DeNAになって4代目キャプテンに就任した牧

DeNAがベイスターズを買収するまでは常にキャプテンがいたわけではありません。買収前年の2011年に当時31歳だった村田修一がキャプテンを務めましたが1年でFA移籍しました。その後、2012年に26歳で石川雄洋が初代DeNAキャプテンに就任し、2014年まで3年務めました。2015年には筒香嘉智が24歳で就任し、2019年まで5年キャプテンを務めました。2020年には佐野恵太が26歳でキャプテンに就任し、2023年まで4年務めました。2024年に26歳を迎える牧は、25歳前後でキャプテンに就任する過去の例からすると適任といえます。3~5年程度牧はキャプテンとしてチームを引っ張ることでしょう。その間に次のキャプテンになる人材が見つかるはずです。

これまでのキャプテンの活躍

初代キャプテンの石川は2009年から遊撃手のレギュラーに定着し、2012年キャプテン就任と共に二塁手にコンバート。キャプテン初年度はケガもあり80試合の出場で終わりました。2013,14年は主に二塁手で119試合、138試合と出場しますが、ボロボロだったチームの再建途上で石川自身の怪我やスランプもあり、中畑監督とぶつかったりもする3年間のキャプテンでした。2015年からキャプテンを務めた筒香は2014年114試合出場し3割22本塁打でレギュラーに固定し始めたばかりでした。2015年も3割超24本塁打93打点とキャプテンらしい活躍をして、2016年は44本塁打119打点で二冠王となり、チームを初のクライマックスシリーズに導きます。2017年はチームを日本シリーズに導き、94打点でキャプテンとしてチームの勝利に貢献しました。2019年はチームが2位となり初の横浜スタジアムでのクライマックスシリーズを迎えるところまで、筒香はチームを引っ張り、ポスティングでMLBへのレイズへ移籍します。2020年からキャプテンに就任した佐野は、2019年まで代打での出場が多く、レギュラーではない選手からのキャプテン抜擢でした。キャプテン就任の2020年打率.328で首位打者を獲得、そこから2022年まで3年連続3割を達せします。2022年は最多安打のタイトルを獲得しています。キャプテンという地位が佐野を育てたと言っても過言ではないと思います。キャプテンの自覚がキャプテンの4年間で2度のタイトル、チームを2度クライマックスシリーズに導くという結果を出しています。

牧はさらなる飛躍を

牧は入団1年目からレギュラーに定着し、3年連続20本塁打以上、2023年には103打点で打点王、164安打で最多安打のタイトルも獲得しています。侍ジャパンにも選ばれて、WBCでの優勝に貢献しています。筒香、佐野と外野を守ることが多いキャプテンが続いたので、内野にキャプテンがいる来季のベイスターズは、チームのピンチに牧が声掛けをするシーンが増えると思います。ピンチにバッテリーに声掛けする内野手があまりいないベイスターズなので、牧はキャプテンの立場であれば、どんどん声を掛けてくれそうです。また打撃面でも打点を多く稼ぐことを中心に、チームを引っ張ってくれそうです。

佐野は来季FA権獲得見込だが複数年契約を断る

今季打率.264と不調だった佐野は1500万ダウンの年俸1億5500万で単年契約をしたそうです。FA権獲得可能性が高い来季のオフに向けて、キャプテンの看板を下ろして、1人の選手として成績アップを狙うための発奮材料として、球団の複数年契約の提示を断ったようです。佐野が良い成績を残した上で、改めてFA権行使してベイスターズに複数年契約で残留して欲しいです。

牧の次のキャプテンは

牧が4年間キャプテンするとして、次に25歳前後の世代になるのは森敬斗、度会、石上といったあたりです。牧がキャプテンをしている間に彼らがレギュラーとしてベイスターズを支える選手になってくれることを期待しています。



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