虚無を知らない時代
一昨日上げた詩なんですけど、あの詩って中学生の時に書いたものなんです。
正直今現在、あのようなピュアさが滲み出ている詩は書ける気がしません。というのも、今の僕ではいろいろと考えすぎてしまうからです。
中学生の時は、ほとんど何も考えずに書けたし、今よりもポジティブ思考でした。ある程度苦しいことはあるかもしれないけど、未来は良いものだとひたすら思ってました。
今も未来は良いものだと信じてますが、中学生の頃には思っていなかったような苦悩はいくつも体験してきたので、少し未来が怖いと思ってしまうこともありますが。
文章を書く時の感性ってその日その時その時代によって大きく変わるんだなって改めて思います。
大好きなアーティストの曲を例にあげてもそうだと思います。インディーズ時代と全盛期、結成20年目の楽曲は曲調が全く異なります。
まぁ、個人個人でどの時代の曲が好きかは別れると思いますが。要は、いつの時代もそのときしか出せない世界観があり魅力的なのです。
なので、きっと今の僕が書く詩もきっとそれなりの魅力はあると思います。
でもやっぱり、小学生や中学生の書いた詩が好きなのです。心に嘘もつかないし変に着飾るような言葉遣いをしない純粋さが見え隠れする文章が好きなのです。
虚無なんてものを知らなかったあの時代が少し恋しいです。
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