Nikki58

ステッドラーのテキストサーファー
上記の商品は文具王の紹介動画を見て購入した。読書のお供に使うと聞いて真似をしたところ、体験としての読書が実体を持ち始めるさまに興奮した。マーキングしていく際に、感触として伝わる紙とペン先が擦れる感触が全くないので読書の邪魔にならない。このノイズのなさは体感してみないとわからない。150円で買えるぞ!

マーキング・道標
を購入した本に残していくのは、同時に本を自分仕様に仕立て上げていくようで気持ちがいい。何より後で読み返す時、未来の自分のために気になった箇所に手がかりを残しておくのと、0から読み進めていくのでは本に手を取るまでの距離が段違いになる。いい買い物をした。

MOTHER2
無事にムーンサイドから脱出し、街へ戻ってきた。バーで飲んでいる自分をつまらない人間だと思っている男が「そういう奴がいてもいいじゃないか」と愚痴をこぼし、本当につまらないダジャレを言うくだりがあるのだけど、それが妙に心に残っている。
ダジャレ・おやじギャグ的なものは、しょうもなさがあって初めてダジャレ・おやじギャグとして成立する。他者との空白を埋めるためにとりあえず置く言葉としての側面が強い。自分をつまらない人間だと宣言をする彼が、しめくくりとして放つダジャレでセリフが終わっていたら「酔っ払ってるおじさん」として流すことができるのだけど、彼は自分が言ったしょうもないダジャレですら自ら「つまらない」的な言葉を添えて処理をしてしまう。
重里〜〜〜、この酔っ払いほろ苦いんだが〜!

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