中国では、クレジットカードを使わなくなる人が増えている。
クレジットカードを使っていると、使いすぎるので、デビットカードに変更する人が増えていると。使いすぎるよりも、ちゃんと管理できる支払い方法に変更するというのは、賢い。
高齢者向けのサービスとして作られた社区食堂が中国の若者にも人気になっている。原因の1つは、中国経済の低迷と若者の就職率が低いことだろう。
しかし、これまでの食生活を見直して、安くてバランスの取れた食事に変えるというのは、良い傾向だ。
日本では、昔から定食屋というのがある。もっと、定食屋が増えてほしいくらいだ。ごはんとみそ汁、それに、色々なおかずが選べる。生姜焼き定食や、チキンカツ定食、みそ汁も豚汁に変更できれば最高だ。
ファーストフードでは、この定食屋には勝てない。のだが、やはり資本の違いは大きい。個人経営の店は、どんどん減っていくのだろう。寂しいかぎりだ。
中国は、景気の後退で、こういう食堂が注目されるというのは、悪いことではない。
韓国は、クレジットカードの普及率が高い。
韓国では、キャッシュレス決済が、96%を超える。これは、どの国よりも、キャッシュレス決済が多い。こういう事から、韓国はデジタル先進国なんていうのだろう。日本のキャッシュレス決済は、19%程度で低い。
中国の若者がクレジットカード離れになっているように、クレジットカード決済しているほうが優れているとか、進んでいるとはならない。韓国は、個人債務がGDPを超えるほどの借金大国だ。
これを考えると、クレジットカードが普及しても、管理ができなければ悪い方向に向かってしまう。
また、韓国では、他人よりも良い生活をしないとバカにされるので、見栄を張って、自分の収入より高いレベルの生活をする。これが、借金が増える理由でもある。
中国のように景気が後退しているからと言って、高齢者が行くような社区食堂には行かないだろう。見栄を張って、高級店に外食。というパターンだ。
日本人の感覚からすると、中国人の感覚と近い。自分の収入に合わせて生活レベルを合わせるし。背伸びして高い生活をしても、どこかで破綻する。
キャッシュレスにすると得をするのは、国だ。紙幣や貨幣を発行する手間が省ける。お金が動いても、データとして記載されている数字が移動するだけだ。物が動かないので、コストはほとんどかからない。
それに、現金は、市中に出回れば、どこにあるかは把握できない。個人のタンス預金もわからない。これが全部デジタルになれば、どこに金があるかは一目瞭然だ。
政府が通貨をデジタル通貨に変更しようとするのも、全ての金を管理するためだ。キャッシュレスは、便利と言っても個人の資産が完全に管理される状況というのは好ましくない。
韓国の場合は、中国がクレジットカード利用率が下がっているのを見て、デジタル後進国とか言うのだろう。
デジタル化されるのが、本当に幸せに繋がるだろうか?それに取り残される人も存在する。みんなが特別な知識もなく、使える技術こそ本当の技術だ。iPhoneは、やはり凄い(一番初めのだけ)