大統領夫人のバックが問題?
韓国大統領夫人のバック授受が問題になっている。訪米した際に、在米韓国人の牧師からブランドバックを受け取ったというのが問題になっている。公職者の配偶者が金品を授受するのが法律違反ということで騒ぎになっているのだが、韓国では、そんなの普通にありそうだが。
そこから大統領制について問題にしている。いや、そんなことで。大統領制というか、専制君主を複製する構造になったと言っているが、かつての王が支配した国に戻っただけだろう。そして、両班(貴族)も財閥という形で復活している。結局、何も変わっていない。
日本の憲法作成過程
次に出てくるのが、日本の憲法の話だ。そして、伊藤博文の話が出てくる。韓国では、悪く言われるはずなのだが、ここでは違う書き方だ。
伊藤博文をどう評価するのか
伊藤博文の功績は、ここで書くまでもない。近代化という西洋化の中で、明治政府は、様々なことを変えた。いい面もあるし、悪い面もある。明治維新が良いとは、個人的には思わない。これは、明治政府がかなり印象操作をしている。それでも、西洋列強が世界を支配しようとする世界的な大きな流れの中では、変えるしかなかった。
日本は、多くの優れた人物の決断と知恵で、大きな内戦にならずに近代化という西洋化に成功した。韓国というか朝鮮は、自分達の力で近代化もできずに、清、ロシア、日本の3カ国を天秤にかけて、内部で、派閥が分かれて、何もできなかった。
結局、日本が清に日清戦争で勝ち、朝鮮の独立を承認させ、日本の主導で、近代化が行われた。何も、自分達でやっていない。それなのに、安重根が伊藤博文を暗殺すると、安重根を義士と呼んでいる。しかも、「処断された」なんて書いている。この時点で、普通に戦争になる話だ。
暗殺をしている時点で、犯罪なのだが、それを認める韓国。しかし、最近韓国で起きた政治家への暴力事件には、暴力による政治への介入を批判している。それは、そうだ。暗殺を国家で認めた時点で、大統領だろうと政治家だろうと暗殺してもOKと言っていることになる。
普通の国では、暗殺OKなんてすれば殺される立場に自分がなるので認めるはずがない。どれだけ変なこと言っているのか、理解できていない時点で憲法を語る資格すらないだろう。
日本の近代化が成功したのは、江戸幕府の時にも、しっかり海外の情報得ていたことも関係している。江戸幕府の多くの役人が、明治政府になっても、参加し多くの知識や経験を共有している。渋沢栄一も、その一人だ。榎本武揚も、そうだ。
渋沢栄一は、江戸幕府の役人として海外に行き、多くの知識を得ている。明治になって、突然海外の情報に触れたわけではない。