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機械エルフ指南書

こんにちは、DNG所属のミル(@bbq_mill)です。

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今回は私自身がランクマッチで28連勝し、RAGEに持ち込んだ機械エルフというデッキについて解説をしていこうと思います。

機械エルフとは鋼鉄の反逆者〈STR〉から追加された機械フォロワーを主軸とし、所謂アグロ戦法を取って相手のライフを削り切るデッキです。
しかし常に択が多く、精査が難しいといった声を多くいただき今回記事を製作しました。
月末ナーフがあった場合台頭してくるデッキの筆頭候補なので、この記事が皆さんのスタートダッシュの手助けとなれば幸いです。

それでは内容に移っていこうと思います。

採用カードと不採用カードの解説

採用カード

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個人的に考える確定枠がこの34枚です。

主に〈機械ミノムシ〉を絡めたコンボで序盤から優位を築くための機械フォロワー5種×3枚
〈機械ミノムシ〉を使い回すのが主な役目だがそれ以外にもリソース回復や盤面ロック回避と多岐に渡る使い道のある1コストバウンスカード2種計5枚
相手のライフを詰めきるための疾走フォロワーとスペル2種×3枚
低コストカードを連打する意義であり強力なテンポスイングを生み出す〈アクティブエルフ・メイ〉×2枚
〈機械ミノムシ〉とフィニッシャーを同時にサーチしてくれる最強版〈純真の歌い手〉、〈森の女王・リザ〉×3枚
特に後攻の時に強力なカード進化フォロワーであり、カードを多くプレイするデッキ方針や〈始祖の大狼・オムニス〉と高いシナジーがある〈清き泉のエルフプリンセスメイジ〉×3枚

残りの6枠に目的に合ったカードを採用していくことになります。

〈アクティブエルフ・メイ〉

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このカードが1枚デッキに残ってるか否かで動きが大きく変わってしまうので個人的には3枚推奨枠です。仮に手札に来てしまってもアグロデッキの1コストフォロワーはそれだけで価値があるのであまり気になりません。
〈森の女王・リザ〉から〈機械ミノムシ〉をサーチする確率がどうしても気になる人は2枚でも良いと思います。


〈フェアリーサークル〉

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1枚で1コストカード3枚分になる破格のカードです。序盤のpp埋めや〈アクティブエルフ・メイ〉の起動、擬似的な2コストフォロワーといったように用途は広く終盤以外はいつ引いても困らないため1枚採用しておくと動きに幅が出来ると思います。
またスペルであることがとても偉く、盤面が狭い時でもプレイ回数を稼げることがこのカード最大の魅力と言えます。

〈対空射撃〉

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強力な盤面処理カード且つプレイ回数を稼ぐのに貢献するので3枚推奨としたいですが、機械エルフが除去過多であることや1コストバウンスを複数抱えて動けない手札になるリスクを考えるなら2枚に減らすのも良い選択だと思います。


〈メカゴブリン〉

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キープ出来る2コストフォロワーを増やしたかったので採用されたカードです。
ラストワードで加える〈リペアモード〉がとても強く〈機械ミノムシ〉単体で0コストカードを作ることができ、緩い条件で4ターン目に〈アクティブエルフ・メイ〉を起動させることが出来ます。

〈フェアリーサークル〉と同様盤面を使わない1コストスペルでもあり、狭い盤面で〈マシンクローエルフ〉が疾走を持つことにも貢献します。
〈フロートボードマーセナリー〉がサーチしてしまうのがデメリットなので、複数枚の採用は避けたく1枚採用にとどめています。


〈豊穣の闘士・アイリーネ〉

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このカード自身の3コストを払う前に4枚プレイするという条件が厳しく、終盤に効果起動するまでは3コスト3/3のバニラフォロワーになってしまいがちだったので入れ替え候補です。

進化後の盤面干渉能力には目を見張るものがありエイラビショップがいると想定してたRAGEでは有効なカードでしたが、自然ビショップ一色となった現在は使いにくさの方が目立つと思われるので〈鉄弓の射手〉等に入れ替えても良いかもしれません。


不採用カード
〈鉄弓の射手〉、〈クイーンセイバーシンシア〉、〈ヴォジャノ沼のヌシ〉


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