「社会に役立ちたい」と考える音楽家達へ

(本記事は2500文字程)

「音楽を通して社会に役立ちたい」
「自己満足の活動でいいのだろうか?」
と悩み考える音楽家の皆さんへ

 昨今「社会に役立ちたい」と考えている音楽家、インディーズミュージシャンがかなり増えているようで、よく「社会貢献型音楽レーベル」のことを知りたい、、、と問い合わせいただくようになりました。

 僕が代表を務める音楽レーベルは『まち・ひと・社会に必要とされる音楽事業』として新しい音楽エンターテイメントの価値を創造提供し、展開していることが《社会貢献型音楽レーベル》を掲げた弊社の強みです。

 共感いただいた音楽家、インディーズミュージシャンのみなさんと共に、面白いアイデアやプロジェクト、新しい音楽ビジネスへのチャレンジを続けております。

社会貢献型の音楽

 音楽には『娯楽、芸術としての価値』がある一方で、僕は人々の暮らしに寄り添う『必要とされる価値』があると考えています。
 その『必要とされる価値』の確立を目指し、地域・社会が抱える問題にどう音楽エンターテイメントがアプローチしていけるのかを模索、実践し続けています。音楽エンターテイメントの新しい価値を創造し、提供出来るようになることで、特にインディーズのみなさんに新しい生き方の選択肢として提示していきます。

 音楽の「娯楽、芸術」的価値には作品やアーティストのメッセージ(表現)から受ける、『感動や共感』から得る『喜び』『励まし』『癒し』など様々ありますが、これはとても【偶然的】価値であると考えています。

 メディアでの大々的なPRが出来る超メジャーアーティストでもない限り、一般の方がふとした瞬間に新しいインディーズの音楽、インディーズミュージシャンと出会う、ということはとても確率が低いということです。たまたま街角で耳にしたり、ネットで辿りついたり、誰かのお勧めで耳にした音楽等というのは、それこそ奇跡のような確率で出会っているということです。
 インターネットで誰でもPRできるとはいえ、「見ず知らずの人」に届けることはとても難しいことです。

 特にインディーズのみなさんは、まず自身の音楽を聞いてもらう為に相当な努力をしなければいけませんが、それでも大した人数に届けられていない事がほとんどでしょう。また一度耳にしてくれた方が、すぐにライブに来てくれたり物販購入をしてくれるというのは、とても低い確率でしょう。そういう意味で価値を届けることが【偶然的】であり、とても難しいということが分かります。


音楽家が力尽きなくてもよい世界を

 芸術は理解されてもされなくても『本人が良しとすれば良し』という一面がある為、誰にも求められないまま、力尽き終了してしまうアーティストが本当に多いです。当然ながら好きなことを好きなようにやるのは、自身の人生において誰も否定も批難も出来ないことですし、生き方としてはそれも素晴らしいと思います。

 ですが、利己的な活動をしながらも「何かしらの社会的貢献を望んでる」方が増えてきたのもまた事実です。 そうなると、『ただ好きなことを好きなように発信し、偶然的に受け取った方の中で、共感する人だけに伝われば良い』という活動では、あなたの望む成功(社会的貢献)は相当困難ではないでしょうか。

 芸術とは他者に理解を求めるものではなく、己の中にあるものの表現を純粋に追求するものであり、もちろん芸術を突き詰めることが成功の大きな理由になるということはあります。自分を信じることは何より力になりますので、芸術として成功を願う方は、是非唯一無二の世界を体現し成功して欲しいと思います。

 ただ、確率としては相当低く、そこまで追求できずに諦めるアーティストがほとんどなので、勿体無いなぁ(社会的損失だなぁ)と思うことがよくあります。
*成功確率の高い活動を推奨している訳ではありませんのでご理解ください。


「やりたいことをやる」にもう一つ加える

 反対に、『社会に必要とされる価値』の提供や、『社会的問題』などの解決の為にアプローチする音楽的アイデア、音楽家のプロジェクトは、直接的に人々の暮らしに寄り添っていく為【必然的】に価値提供出来る確率が高くなります。

 「社会貢献型の音楽活動」について誤解され易いのは
『自分のやりたい音楽が出来なくなるのでは?』
『ボランティア活動(無償奉仕)なの?』
『堅苦しくてロックなどは出来ないくなる?』
と受け取られる方が多いかと思いますが、そうではありません。

 あくまで「自身が得意な音楽の力を社会に役立てる」ということであり、『社会の為に自分のやりたいことを曲げる、我慢する』ということでは決してありません。
 だからこそこれまでみなさんが当たり前にされてきている、ただ『自分の為のライブをする』、ただ『想いを込めて作った歌を歌う』ということ“だけ”では、社会的価値として役立つことはほぼありませんので、真剣に社会の問題や、まち、ひと、社会の喜びや課題を感じ、考えていく必要があります。

 そういった経験や考え、想いの交換を自身に詰め込み、考え出したアイデアや歌、活動内容は、きっとこれまで『ただやりたいからやっただけの活動』とは天地の差があるほど、周りの人々に受け取ってもらえることでしょう。

 そもそもが受け取らせることを目的として活動するのではなく、あくまで自分が音楽を持って寄り添ったことにより、相手が喜び、いつの間にか受け取ってもらってる、、、そういった状況になる、そういった感覚を実感出来るということです。

 とても音楽家としての幸福感を感じられるはずです。自分の生み出した音楽や活動が人の役に立ってる、、、素晴らしいことだと思いませんか?

経験値、立場、年齢を取り払った対等に話し合える場を

 そんなことを皆さんと話し合いながら、みんなで新しい音楽ビジネスにチャレンジしたり、お互いの活動を応援し合ったりする為の【勉強会】を定期的に開催しておりましたが、現在はスケジュールが取れ辛くなってきたため、不定期となっております。

勉強会とは別で、直接ご相談なども受けておりますので、是非気軽にご連絡いただければ幸いです。

音楽を通して、誰にどんな喜びを提供出来、自身にどれだけの喜びを勝ち取れるか、、、 皆さんといっしょに真剣に楽しく話合いながら成長していければと思います。


*本記事をお楽しみいただけましたら是非、下部にあります「サポート応援」をいただければ励みになります。

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社会貢献型音楽レーベル 合同会社BigBearRichRecords
代表 川縁清志
http://bbrr.jp

歌う応援隊ヒトミリリィ
http://hitomiriry.com


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社会貢献型音楽事業という未開の地を歩いております。皆様の応援が何よりの励みとなりますので、よろしければ僕が切り開く新しい場所を楽しみに応援いただければ幸いです。

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