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好きなことを極めし、若者よ

若者。
わが家で言うと、小学生の息子たち。
これからの未来を背負っていくであろう若者たち。
夢と希望に満ちあふれている。

わが家の子どもたちを「若者」と認識すると、
いつもの息子たちでも
輝いて見えてくるから不思議だ。

叶えられるかわからないけれど、
ムフフとなるような願望は大人になっても持っててもらいたい。

実際のところ、大人になって
「ムフフ」とする想像力が乏しくなってしまった母として、
心が若い子ども時代だからこそ、
息子たちには夢と希望は持ち続けていてほしいと願う。

それなのに、将来の夢的なことを語る息子たちに、
「そんなこと言って、そう簡単にやれないよ」とか
「そうなりたいならまず学校の勉強もちゃんとしような」とか
ちょっと気持ちが萎えそうなひと言をつけ足してしまう、親。

子どもがやりたい、そうなりたい、って言ってるのに
撃沈させるようなことを言いたくなってしまうのは、
自分たちがなし得てこなかったことばかりだから。

厳しい現実を見てしまった「経験」のせい。

「世の中、そんなに甘くないよ」って思っていても
キラキラした目で、キラキラした夢に
「そうなるといいね👍」って
ワクワクをお見舞いしたい。それが理想。

だって、
まだ人生の酸いも甘いも経験していない若者たちに
未来を悲観するようなことを言ったって
現実味もないし、おまけに未来への不安を煽るだけになる。

自分たちだって夢にケチつけられて凹んだこと、
あったじゃないか??

遠い昔のようで思い出すのに時間がかかるんだよなぁ。

今更ながら、わが家の息子たちは「あつ森」にドはまり。
大好きな釣りは冬になって行けなくなったからと、
ゲームの中でそれぞれ釣りに夢中。

新しいアクションやアイテムなんかはさすがの現代っ子、
YouTubeで学習し、SWITCHで実践。

なかでも、流れ星に対しては
遭遇しただけでは何ともならないことがわかり
ショックを受けていたけれど、

それもYouTube先生と、母のGoogle先生よりご指導を仰ぎ、
次回には「お願い」アクションができて
星のかけらをゲットすることができた。

息子たち二人の興味の先は「あつ森」。
いま一番大好きで、そのことばかり考えている。

車の中でぼんやりしている次男に
「乗り物酔いしたかな?」と心配になれば、
「いま、あつ森のこと考えてた」と返事が来て、

口を開けば、二言目には
「あー、釣り行きたい」と突然言い始める長男。

兄弟二人してあつ森の島で釣りをして、魚のえさを作って、
釣った魚を見せびらかしてそこら辺を水槽だらけにしていたり、
博物館に寄贈した魚たちを見てうっとりしていたり。

なんとかして楽しもうとしている様子なのだ。

まだ駆け出しの「あつ森」だけど、
好きを極めようとしていることは認めたいよね。

実生活でも、夜空に星が瞬いていると、
珍しく見上げていた次男が
「俺ね、流れ星を見つけたらこう願うよ。『100万円ください』ってね」
なんだそりゃな夢でも、本人がそう思うならそれでいいじゃない。

100万円あったら何に使うのかな?
買い物するだろうか?
大きい買い物かな?チリポリ使って楽しむのかな?
100万円をどうするのか気になるところ。

我々だってほしいぞ!と子どもから奪うくらいの勢いで
子どもの思いを踏み倒しそうになる。

お互いに100万円について
今はあり得ないことだとしても
空想や妄想の世界に一緒に浸ってみたい。

もっともっと、夢を語るべし若者よ。

もっともっと、
好きなことを極めたれ、若者たちよ!

大人だってまだまだこれから。
夢を叶えるのに「遅い」なんてない。
やり直すことに「遅い」なんてない。

大人も共に、夢を抱けし!


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