どうして君はイカないの?


第一回目の「セクシュアル・ヘルス塾」は

ラブライフアドバイザーのOliviA(*)さんが講師。

ラブライフアドバイザー?

そんな仕事があるということを、はじめて知った。

ラブライフって?
セックスライフのこと?

それをいうなら
私のラブライフは、ここ何年も休戦状態。

そんな人がここで取材なんかしてていいのだろうか。

会場にいる女性たちは
美しく、おしゃれで
いかにも満たされたラブライフをおくっていそうだった。

気後れする私に応えるように
編集のエミさんが口を開いた。

「キレイな人が多いわね」

そう。

今、女性たちは真剣にラブライフについて
学ぼうとしている。
そして、その中でひときわ輝いている
ラブライフアドバイザーOliviAさんの
女性だけの塾が開幕した。

講義はわかりやすくて、聞きやすく
その内容は目から鱗がおちるものばかりで
あっという間の1時間。

たとえば
セックスでオーガズムにいけないという女性の悩みが多いということ。


「前の彼女たちはイっていたのに、何で君はイかないの?」

そう言われて、相談にくる女性が多いんですね


私は、講義を聞きながら
この間、偶然レセプションパーティで会ったオトコを
思い出していた。

「どうして君はイかないの?」

オトコとのセックスの直後に
まさに
その通りのセリフを言われて
それ以来
きまずくなり、終わってしまった関係。

みんなオーガズムを経験できるのに
私は、イケない。

どうしようもない劣等感に
いくらお酒をのんでも
解消しようのない気持ちがうずいた。

だけど、この塾では
私が向き合ってこなかったセックスに
真っ向から向き合っている。

私たちが充実したラブライフをおくっていくためには
どうしたらいいのか?

「心・技・体」

こころと、技、そして体の分野から
きちんと自分のセクシュアリティに向き合っていく
まずは、自分の体とセクシュアリティと仲良くなること。

何で興奮するのか?
何が心地が良いと感じるのか?

「まずは、お顔をやさしくマッサージしてあげる感覚で
自分の性器を洗ってあげることをおすすめします」


ーご自分の性器を鏡で見てくださいー

塾がおわっても
その言葉が体につきささり
頭の中をぐるぐると巡る。

だって、私、
自分の性器を見たことがない。

だって、あそこって
どうなってるのか、ちょっとこわくて。

だけど
みんなは見たことあるのかしら??

そんな初歩中の初歩を
教えてもらいながら
今まで見えなかった
かすかな光を
私は勝手に感じていた。






*OliviA(オリビア)
1980年生まれ。
ラブライフアドバイザー
学生時代に海外留学を経て、性に関する研究調査を開始。「女性のマスターベーション」をテーマに大学の卒業論文を執筆。
2007年より日本では珍しい性生活の総合アドバイザーとして活動。テレビ・雑誌など国内外のメディアに多数出演。
日本と台湾での書籍出版、サロン・スクール運営など、多方面で「女性がごきげんになるためのセックス」の情報発信を行う。



私。荻野 月子、39歳。独身。 かれこれどのくらいセックスしていないんだろう? bda ORGANIC presents ”セクシュアル・ヘルス通信”では、セックスにまつわるさまざまなトピックスをお届けします。



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