はじめまして と 改めまして の 自己紹介

「あなたにとって、人生とは何か、定義してみてください」

そう問いかけると、
誰一人として同じ回答はかえってきません。

似たような言葉は使ったとしても
その言葉が発せられた背景や、その言葉の奥に隠れている本音が見え隠れし、

一人一人ニュアンスが繊細なほどに変わるからです。

私にとって人生とは
「常に素敵に変化し続けるもの」

これが今の自分にはしっくりきます。

苦手なことも得意なことも
好きなことも嫌なことも
楽しいことも負荷がかかることも
全て、それが変化につながり、
必ず最後に素敵な経験に変化する。

負荷がかかること、
嫌なこと、
苦手なこと
に挑戦するほどに

その後の見える景色がぐんと変わるし、
経験値も格段に上がるので、

その後の行動力が変わります。

そして、もちろん
好きなこと・得意なことに
時間を当てるほどに

心が豊かになり
満たされて
周りに寄り添いながら
優しく接することが自然とできる

そんな心の成長につながります。

でもね。

私も
今ではこうして、
自分に向き合い
相手も受け入れ認め
具体的に想いを言葉にすることができるようになりましたが、

7年前はとてもではないけれど、
こんな状態ではありませんでした。

そんな
自分が変わるきっかけとなった
ストーリーを
今日は自己紹介もかねて、
文章に綴りたいと思います。

初めまして、と 改めまして
神田奈緒美と申します。
こちらは、ビジネスネームです。

現在、小学校の男の子が2人いるママです。
都内やや田舎庭付きマイホーム、
実家は歩いて5分圏内
犬と猫と暮らしています。

本業とは別に、複業として植物・緑と心を育む活動をしておりまして
7年目になります。

小さい頃から、
植物や田舎暮らしがなぜか好きで、
田舎のおばあちゃんちにいくのが、いつも楽しみでした。

環状7号線近くの団地に住んでいたので
将来は
自然に囲まれたところで静かに暮らしたい

そんな夢をよくいっていました。

日曜日になると、
団地にある花壇の手入れや草刈りを父親と一緒に朝早くから行い、
その後自転車で近くの大きな公園に行って遊ぶという
ことをしていたからかもしれません。

杉並区という都心であって、自然も残っている場所だったので
緑が多い大きな公園が近くにあり
そこでのびのびと運動することがストレス発散になっていたように感じます。

その影響もあってか、
大学は農学部を専攻し、
4年間、植物・農業を学び、最終的に緑地設計都市計画を専門に学びました。

小さい頃から大好きな公園を自分でも設計したい、という思いがあり

街中にあるだけで、
憩いの場となる公園のような
心がほぐれる、ちょっとした自然のスポット

そんな場所をもっともっと増やしたい、と感じていました。


就職先も
造園業・ランドスケープデザインを学べるところに絞り
大手ハウスメーカーにご縁をいただき入社。

新卒で入った会社では
主に造園の施工管理を行い、
都市の雰囲気を刷新するようなまちづくり計画や
ホテル建設などの大規模な開発事業の造園施工管理携わることができ、
改めて建築・造園がもたらす人々の暮らしの変化やあり方への影響を目の当たりにして、
自分が関われていることが
誇りにも自信にもつながりました。

「今度できた、大阪駅前の再開発すごいよね!」
「あそこのホテル、すごく綺麗だね」

そんな会話を聞くたびに、

私が褒められたような気分になり、嬉しかったことを覚えています。

そして今でも、

あの時苦労して植栽した現場の植物に会いにいくと、
実家に帰ったような気分になり

「久しぶり、元気にしてた?」
「大きくなったね〜!立派になった!」
「体調はどう?」

そんな声かけを自然としてしまう自分もいます。

今でも関西の各所に
私が施工で携わった植物がたくさんあります。

植物であるけれど、私の子供のような存在です。


しかし、一方で
現場仕事というのは、
大変なのも事実。

監督業というのは、人に動いてもらって初めて仕事ができます。

なので、
相手に伝え、ミスなく、滞ることなく、現場を進行していくことが求められ、
常に先読み、段取り、計画、実行の繰り返し。

そこで伝えた内容が伝わっていなかったら、
例え作業者のミスであったとしても、
現場が進まない事実は変わらず、
=監督の責任
という事実が突きつけられるのみなのです。

でも、人仕事とはそういうもの。

規格製品ではないので、
思い通りにはなかなかいきません。

工程が思い描いていた日数よりもかかったり、
天候が悪い日が続いたりして
試行錯誤、と調整の連続でした。

命を削るような感覚になり、

現場にいきたくない、
というよりは

現場を離れるのが怖い

そんな感覚になり、
現場のことが常に頭から離れないほどにパンパンになっていたと思います。


毎日ストレスフルな状態が続くうちに

家でできる仕事ができたらいいのにな
時間に追われない暮らしがしたい
お金があれば、いつでも旅行して暮らせるような生活ができるのかな

そんな現実逃避をするようになりました。


そして、
お金が手に入れば、すべての
私の悩みを解決に繋がる、と思うようになったのです。

最初の複業を目指すきっかけになったのは
こうした
「人生=お金が全て」
という想いから始まったものでした。


長男の妊娠もあり、
改めて自分のキャリアも見直しをする
きっかけとなりました。


植物は好きだけれど、今やっている仕事は植物を大切にできていない。
もっと違う形で関わりたい。

そう思うようになり、
好きなことをするためには、
効率よく生活するためのお金を稼ぐ。

だからこそ、たくさんお金が稼げる仕事をしたい
と考えるようになりました。

だからと言って、
転職したい、複業をしたい!と思っても

自分が何ができるのか、
自分が何をしたいのかも
何に向いているのかも
さっぱりわからず、

とにかくお金を稼げる方法を知りたい!
と考えていたので、

引き寄せメソッド
ヒーリング
せどり
転売
ダイレクト出版の本コンプリート
コーチング
起業塾
ネットワークビジネス
心理学
投資
仮想通貨
・・・・

いろいろなものに手を出し、学び、

良い結果も
痛い思いも
たくさんたくさん経験しました。

たくさんの経営者の方とも接する機会もありましたし、
個人でビジネスをしている自分よりも一回りも下で
億を稼いでいる人にも教えていただく機会もありました。

育児をしながら、
オンライン会議に参加したり、
オフラインのイベントに参加をする日々。

今は忙しくても、
とにかくお金を稼げるようになれば
全てが解決でき、
そして、家族も子供も幸せになる

そう信じて
当てられるリソースを全て
自分の学びに費やしました。

子供が幼い頃の
育児は、

今思えば、
旦那や実家の父母に
お願いしてばかり。

ゆっくりと
子供と向き合い、遊ぶ
という時間を

ちゃんと取れていなかったな、と
少し後悔もしています。

あの時の自分に
母が私に言っていた言葉を思い出します。
「子供達の「今」は、二度と体験できないことだよ」

当時は、
子供の幸せを考えて、私なりに仕事を頑張ってるんだよ!
と、くちごたえをして、
言葉の真意を理解しようとせず、

自分が一人必死になっているばかりでした。


旦那の声も母の声も素直に聞こうとせず、
私がしていることは正しい。
と疑いもせず思っていました。

私はたくさんのことを学んでいるから
私がお金を稼いできている。
私が家族を養っている。

だから、私は偉い。

そんな独りよがりの考えで
一人で全てやろうとして、
うまくいかない自分を卑下する繰り返しでした。。

主人は職が安定せず、
離職を繰り返していたので、
家庭を支えるのも全て私という思いがあったからだと思います。

わたしがしっかりしなきゃ
わたしが稼がなきゃ
好きなことをするためには
家族が幸せになるためには

仕事をもっともっとがんばらなきゃ

家族と幸せに暮らすためには
まずはお金を稼ぐこと

お金が先。
遊んでいる暇はない。

この思考がガッチリと
強く強く思考に刷り込まれていきました

常に
お金が頭にあるので、
ビジネス、仕事がうまくいくはずがありません

結局
先行投資ばかりが膨らみ、
時間も余裕もなくなり、
結局自分は苦労してばかりなのかな、、なんて思っていた時に
二人目の次男を妊娠しました。

ーーー
1人目の育児は
アトピーも発症したことがあり
育児はてんやわんやだったのですが、
※こちらの記事を見てください。

2人目の時は
アトピーもなく
気持ち的にも
少し余裕ができたため、
育児に関するイベントに参加するようになりました

親子保育園
マルシェ
お茶会など

そういった交流の場に
参加する機会が多くなりました。

そうしていく中で
だんだんと
お金を稼ぐ意識に変化が出てきました。

改めて
ただ単にお金を稼げるようになればいいのではない

お金を稼ぐことと幸せに感じる気持ちが
一致しないと、
どんどん行動するほどに辛くなる

私は今まで心をむしして、
結果のみを追い求めすぎていたなと
気づくことができました。

その状態でお金を手に入れたとしても
永遠に、
もっともっと、
もっとお金を増やしたい

となって、いつまでも不足感を感じ続けることになっていたと思います。

こうして
心の大事さ
行動に想いが乗るということに気づき始めた頃に

新卒からお世話になった会社を
卒業したいという気持ちが自然と芽生えました。

もっと違う分野のことも
体験してみたい
自由に楽しく、仕事をしてみたい


そして
13年お世話になった会社を卒業して
心理系の会社へと転職を果たしました。


転職したあとは、

お金を稼ぐために仕事を頑張るのではなく、
自分が大好きな植物を
もっと自分なりの思いで
既存のサービスにとらわれずに植物の良さを伝えていきたい

そう思うようになりました。


少しずつ
少しずつ
自分の心の声に耳を傾けて
「自己犠牲」することなく
自分がやりたいことをやる

それが仕事でも家族との時間でも遊びでも、
全てやり尽くす。

そうした生き方をするようになりました。

ビジネスにおいても自然と、
「コンサルで教えてもらう」
という師弟関係を求めることを
行わなくなりました。


「もう、大丈夫。」

そう思い、長く続けていた
起業コンサルも卒業をしました。

ーーーーーー
今では、

心地よい働き方を求め、

好きな人と
居心地の良いコミニケーションを行い、

私ができることは何だろう?
そう思いながら

自分が発信したい想いを

伝わる形にして
伝えていく。

そういう活動を増やしています。


「人生とは、常に素敵に変化し続けるもの」


だからこそ、
全ての出会いに感謝をして、
全ての出来事から気づきを得る

そうして自分で感じたことを
また他の誰かへ伝えて
誰かの人生に素敵な気づきのきっかけとなる

そんな循環の繰り返しなのだなと
感じます。


もし
今あなたが悩んでいることや
頭がいっぱいになっていることがあれば

一回とにかく頭と心から出してみて
置いてみる

そんなことをおすすめします。


常に私と共にあり続けた植物の素晴らしさを
もっともっと他の人に広めていきたい

植物がいつも寄り添っていてくれたからこそ
こうした気づきを得られたことを
植物を通して伝えていきたい

そんな思いで今
Be greensideを
始動しました。

ぜひ、あなたの人生にも笑顔が増えますように
応援しています。


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