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スパムな「スキ」はいりません《140字のnoteことはじめ + 》

noteは「スキ」でつながる場です。そのつながりがよりよいものになるために、この場に集う人はみな、好きな「スキ」と、嫌いな「スキ」の区別をつけています。「スキ」が好きだから、「スキ」が嫌われないように、気をつけながらハートをぽちっとしています。

私は、スパムな「スキ」はいりません。

 

#日記 #エッセイ #コラム #note初心者 #スキ #スパム #140字 #140文字 #自動化 #とは

 

自己紹介的なマガジン、《五百蔵のトリセツ》

 

 

 さきほど、ひとりブロックしました。
 五百蔵はめったにブロックなんてしないので(だって、自分がされると辛いから、人にはしたくない)、いままでブロックしたアカウントは5つもないのですが、これはアカン、と思い、速攻でブロックしました。

 なぜなら、その人は、「スキを自動化する」という記事を書いていたからです。

  

(後日談)
 その後どうなったのかな?と思い、ちょっと調べてみたら、現在では「スキの自動化」の記事は公開されていませんでした。なので、ブロックの理由もなくなったので解除しました。
 なんだものすごく、「公開をやめてくれてありがとうm(_ _)m」って、お礼いいたい気持ちです。(2019.7.6)

 

・◇・◇・◇・

 

 その人からは、「スキ」を2度もらいました。

 1度目は、どんな人だろう?と訪問してみました。そして、「スキを自動化する」という内容の記事を見つけました。正直言って、読んでもない人からの「スキ」は嫌だから、自動化を広めるのはやめてほしい、と思いました。そうコメントを残したかったのですが、有料記事なのでできませんでした。
 それに、「まぁ、プログラミングとか好きな人なのかな?だとしたら、スキの自動化もやってみたいよね……」と思わないでもなかったですし。

 

 そしてさっき、2度目の「スキ」をもらいました。例の記事を思い出して、「これ、もしかして、自動でつけた?」と思うと、「そう疑わねばならないこと自体」がイヤでイヤでたまりませんでした。

 「スキ」はただの赤いハートでしかないから、その背後にどのような思いが込められているか、適当に乱打しただけか、絶対にわかりません。もしかしたらその「スキ」も、「面白かった!(≧▽≦)b」という気持ちが、てんこ盛りでこめられているのかもしれません。
 しかし、その人は、「スキを自動化する」という記事を書き、販売しようとした。そうやって、自らの手で、自分の「スキ」の中味を疑わさせるようなインクを落としてしまった。

 五百蔵はもう、その人からいくつ「スキ」をもらっても、「どうせ自動でしょ?」と疑わないといけなくなりました。なぜなら、「スキ」はただの赤いハートでしかないから、その背後にどのような思いが込められているか、適当に乱打しただけか、絶対にわからないからです。

 大好きな「スキ」が、イヤな疑いを引き起こすものになってしまった。
 次からも、「スキ」をもらったら、毎回それに耐えないといけない。

 率直に、苦痛です。二度とそのような思いはしたくない、と思いました。だから、即座にブロックしました。

 これまでブロックしたアカウントは、「ネトウヨみたいな罵詈雑言を吐くアカウント」や、「性的な情報を売りつけようとnoteに進出してみたみたいなアカウント」等々でしたが、そんなアカウントであっても、「言葉を紡ぐのには、その人にしかわからない必然性があったりする」「そこからしか見えない景色を描くこともあるかもしれない」と思い、何分間かは逡巡し、悩みながらブロックしました。

 だけど、今回はそんな迷いもなかった。「メンタルの健康のために、二度とこの人からの「スキ」は目に入れたくない」と、即決しました。

 

・◇・◇・◇・

 

 「スキ」は、書き手と読み手をつなぐあいさつ、いうなれば「会釈」のようなものです。
 だから、最低限、「最後まで読んだよ!」というラインは保っていてほしい。

 書き手はそのラインが守られていることを前提に、「読んでくれたのだな」「なにか琴線に触れるものがあったのだな」と判断し、自分を高める糧とします。よろこばれるものを書くための、水先案内とします。
 だけど、自動で打たれた「スキ」はその判断を狂わせます。「自分を試したい」「自分を高めたい」「よろこばれるものを書きたい」と志す人の多いnoteという場では、害悪でしかありません。

 

 そして……

 

 そんな場所に……

 この「スキ」はもしかして自動?……という疑いのインクが、

 一滴でも垂らされ、ひろがってしまったら……?

 

 

 noteらしいここちよさは失われます。
 noteがnoteでなくなるのは目に見えています。

 

・◇・◇・◇・

 

 たとえ運営が禁止していなくても、「その場所がその場所らしくあるための最低限の前提」というものがあります。
 ルールやマナー、といった「規範」でなく、成立のための「条件」です。城郭でいうと、石垣です。
 noteの場合、中味のない「スキ」は打たない、というのがそのひとつだと思います。

 

 どうか、「スパムなスキ」はやめてほしいと思います。
 「スキ」はただ赤いハートのままで、純粋にまっすぐ飛び込んできてくれるものであってほしいです。

 

 

 

マガジン、いろいろあります。


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いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。