20191201

文章を書かない理由があるわけじゃなくて、書く理由が無いだけ。
だけど、このまま無駄に生きていても、気付いたら抜け殻みたいな人間になっちゃうんだろうな、とか。

こんなにも文章から離れてる時期って、今までにあったかな。

確か去年は、どこかのSNSで文章を好きなように書いてたんだよね。
色々な人と話せたから、空白みたいなものが紛れたような気がしていた。
だけどやっぱり、何だろう、自分に足りないものって。

あまりにも何も無さすぎて、会社のことくらいしか書けないのだけど。
うちの会社って価値観が昭和真っ只中だから、
とにかく何も考えない、機械みたいに淡々と仕事を受け流して、飲み会では必ず最初にビールを飲むし趣味はゴルフだし、って感じの人が好まれるわけで。
何か言われるのがめんどくさいから、彼らが求めている人を演じていたのだけど。
評価だけが無駄に上がってしまい、段々逃げられなくなってきてる気がする。
会社の中では、ずーっと演劇でもやってるような気分になってる。

こんなんがあと30年も続いたら、どっちが本当の自分だか分からなくなりそう。

『外れない仮面を素顔というなら
コンクリート 雨粒の模様は深夜の句読点』

なんて歌詞があるけどさ。

自分の感情とか言葉を殺しているうちに、
本当に死ぬのは自分自身だよね。

こんなんで自分は何を得ようとしているのか。


自分に足りないものを埋める。
多分、今まで生きてきて、自分は必要なものを曲がりなりにも獲得してきたのだけど。
欲しいものが手に入ったのか、って言われると自信がない。
欲しいものは手に入らないのか、
手に入らないから求め続けるのか、それもよく分からない。

だけどやっぱり、現状が嫌ならば何かしら踏み出さないといけないんだよね。


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