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日越外交関係樹立50周年記念事業開催に向けて

日越両国にとって節目を迎える2023年

   2023年は、日本とベトナムが外交関係を樹立して50周年の節目にあたります。

   日本国外務省は、日本・ベトナム両国関係の次なる50周年に向け、50周年事業を互恵的かつ対等な立場で、未来へ世界へ更に大きく飛躍させるための礎を築くと謳っております。

   具体的には、日本・ベトナム双方のあらゆる分野・レベル・世代のすべての有志が参加し、一緒に作りあげる「参加型」・「包括型」とする記念事業を目指し、日越外交関係樹立50周年記念事業への参画を推進しています。

ベトナムと共に歩んだ10年

    私は、起業家人材を育成する経営専門職大学院で10年間、外国人留学生の日本留学サポート(入学)や海外大学との大学間学術交流協定締結(国際交流)に携わってきました。

    なかでも仕事関連で初めて海外に関わる業務を担当した国が、ベトナムでした。

    初回こそ上司や教授陣と共に訪越しましたが、2回目以降20数回に至ったベトナムと関わる業務は、ベトナム担当の責任者として業務を遂行する機会に恵まれました。

    ベトナムの主要都市を代表する名門大学(ハノイ、ホーチミン、ダナン、フエ)、ベトナムにおける日本語教育の第一人者が経営する日本語学校、日本学生支援機構(ベトナム)や日本商工会議所(ベトナム)、ベトナムの若手起業家のオフィス訪問など、現地ベトナムでお世話になった方々とは、今でも有り難いことに変わらない交流が続いており、私の人生にとってかけがえのない大切な財産となっています。

    特に大学関係者の皆様には、大変お世話になりました。大学創立記念式典へ招待をいただき出席したり、ベトナムを代表する名門大学において学生交流に参加させていただいたり、本当に多くの経験と学びを享受することができ、深く感謝しております。

恩返し(10年以上分の感謝)をするなら、今(50周年の節目)しかない

   まさかベトナムという国とベトナムの人々に、ここまでお世話になろうとは想定もしていませんでした。

   そこで、私の手で、ベトナムに対し何か恩返しはできないものか。ベトナムという国と私が住む街の人々とともにベトナムと日本の更なる関係の構築に寄与できないものか。

    色々考えた末にたどり着いた結論が、この日越外交関係樹立50周年記念に関わる事業を2023年に推進していくことでした。


日越の友好関係を象徴するベトちゃん&ドクちゃん

   日越外交関係樹立50周年記念事業を推進するに当たって、両国の友好や外交関係を象徴する事業を遂行しなければ、私の考えるベトナムへの恩返しは成し得ない、と直感的に感じました。

    相応しい方はいないか?と思いを巡らす中、ベトちゃん&ドクちゃんのことを真っ先に思い浮かびました。

   小さい頃からTVで観たあのベトちゃん&ドクちゃんは今、何をされているのだろう?
世紀の分離手術を終えてから暫く経過し、兄のベトちゃんが亡くなられたことは存じていましたが、弟のドクちゃんが何をされているのか、恥ずかしながら全く存じ上げてない自分がいました。

   ベトナムに恩返しといった大それたことを言いながらも、ベトナムの英雄のことすら知らない自分を恥じるとともに、ドクちゃんと必ずお会いしたいと考え始めました。

   直ぐに調査に入り、気付いたときにはもう、ドクちゃんのSNSに友達申請をしメッセージを送っていた自分がいました。

   それから間もなくしてドクちゃんことグエン・ドク氏からメッセージが入り、オンラインにて打ち合わせに入ることとなりました。

ベトナムの英雄・ドク氏を招聘するプロジェクトが始動

   グエン・ドク氏を招聘する目的は、以下3つあります。

1、ベトナムとゆかりのある本都道府県を世界に発信する。

2、障がいを持つ方々に勇気や希望を届けると共に、障がい者、健常者及び国籍を問わず、誰もが分け隔てなく活躍できる場を本都道府県全体に創出する。

3、戦争や紛争のない世の中をつくるために平和の尊さ、国を超えた人の繋がりの大切さを発信する。

   ドク氏のご協力なしには成し得ない目的であり、ドク氏にしかできない事業であることを説明し、賛同をいただく事ができました。

   プロジェクトを実現するためには、外務省への申請と資金調達計画の実行が欠かせません。そこで、主催に位置づけしたい団体側とコーディネートを行う弊社で何度か協議を重ね、外務省申請方針や資金調達計画を検討しプロジェクトが動き出しました。

日越外交関係樹立50周年記念事業開催に向けて

   まだまだプロジェクトが始動したばかりです。実現するためにはあらゆる困難が伴いますが、必ず実現したいと考えております。

   資金調達計画の中には、障がい者団体や外国人留学生を支援する団体への寄付を大きな目標として掲げています。

   ドク氏もこの点、深く賛同されており、ドク氏による日越外交関係樹立50周年記念事業でしか成し得ない取り組みであるとご理解いただけました。

   資金調達計画は、企業・団体等を主体に、一般個人の方にも協賛いただけるプレミアムプラン、プラチナプラン、ゴールドプラン、シルバープラン、ブロンズプランの計5種類のプランで構成されています。

   講演会のチケットは、一般価格が2,000円で設定予定ですが、協賛いただく企業・団体等や一般個人の方々には、それぞれのプランに応じて、無料及び割引ならびに参加人数の上限枠を広げ、多くの方々にご参加いただけるよう構成されています。

   実施方法は、主催団体での会場(対面形式)とZoom(オンライン形式)を組み合わせたハイフレックス形式で最大400名規模で行う予定です。

   ハイフレックス形式にすることで、日本全国ならびにベトナムからも参加が可能となり、特にベトナムのハノイ、ホーチミン、ダナン、フエに位置するベトナムを代表する9つの大学と連携して、大学生や関係者も参加できるよう計画中です。

   これ以外も含め、具体的に公に公開できるタイミングになりましたら、改めて弊社より公開させていただきますので何卒ご理解いただけましたら幸いです。

BEACHPADDYFIELD
別名Business Promotion Force「事業推進のチカラで明日の社会を変える」をコンセプトに「顧客開拓・募集事業代行」「国際推進事業代行」「キャリア支援事業代行」を主とするコンサルティング業。現場部門の最大効用化を推進し経営理念や建学の精神を実現する一助を担います。