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【ポケモンカード】シティリーグ シーズン3 サーナイト&ニンフィアGXデッキを使ったわけ

先日、行われたシティリーグ シーズン3 に参加してきました。
今回はその簡易レポートとデッキ選択理由を残しておこうと思います。

シティリーグ シーズン3

日時:2019-03-23
開催地:Wonder Goo 加須店
レギュレーション:スタンダード(SM1~SM10)

デッキリスト

対戦結果

予選
1回戦:エルフーンポリゴンZ 先攻 6-0
2回戦:ギャラドス(大吟醸) 先攻 6-1
3回戦:ジラーチサンダー 後攻 6-4
4回戦:ジラーチサンダー 後攻 6-4
5回戦:エルフーン 後攻 2-6
6回戦:ウルトラネクロズマ ゲンガー&ミミッキュ 後攻 1-6
16位で予選通過

決勝トーナメント
1回戦:レシラム&リザードンムウマージ 先攻 6-4
2回戦:ジラーチサンダーサンダース 後攻 6-1
準決勝:マタドガス 先攻 6-0
決勝戦:ピカチュウ&ゼクロム 先攻 0-6

なぜこのデッキを選択したのか

やっと本題まできました。
最初からこのカードを使おうと思っていませんでした。
今回の大会に向けて、練習時間はほとんど取れない状態だったため、
「このポケモンでこのデッキ群に勝つ」
ではなく、世の中のデッキの対策カードを並べて、
「対策カードがほとんど入るデッキ」
で戦おうと考えました。
前回のシティリーグにて、ズガドーンが活躍していたため、
環境は下記を考えていました。

tear1:ズガドーン、ゾロアーク
tear2:ピカチュウ&ゼクロム、レシラム&リザードン
tear3:ウルトラネクロズマ、ジラーチサンダー、デスカーン、HAND


そこで対策デッキとカードを並べてみると下記のようになりました。

デッキ:対策カード
ゾロアーク:無人発電所、ジャッジマン、マーシャドー(やぶれかぶれ)
ズガドーン:ジャッジマン、、マーシャドー(やぶれかぶれ)フィールドブロアー、ダメージ120以上
ウルトラネクロズマ:マニューラ(悪の掟)、アローラベトベトン(科学の力)、ジャッジマン、マーシャドー(やぶれかぶれ)、フェアリーチャーム
ピカチュウ&ゼクロム:闘タイプ、フェアリーチャーム、ミュウ(ベンチバリア)
レシラム&リザードン:こだわりメット、ジャッジマン、マーシャドー(やぶれかぶれ)
ジラーチサンダー:アローラベトベトン(科学の力)、ジャッジマン、マーシャドー(やぶれかぶれ)
デスカーン:アローラベトベトン(科学の力)、キリンリキ

また、環境デッキに入っているポケモンとタイプを並べてみると下記のようになりました。

草:なし
炎:ズガドーン、レシラム&リザードン
水:カメックス、フリーザー、ジュゴン、ギャラドス(当たり散らす)
雷:ピカチュウ&ゼクロム、サンダー、カプ・コケコ
超:ギラティナ
闘:ルガルガン(ブラッディアイ)、ルカリオ、マーシャドー
悪:ゾロアーク
鋼:なし
ドラゴン:ウルトラネクロズマ
フェアリー:サーナイト&ニンフィア

炎が多い環境のため、草や鋼が少ないとことがわかります。
これらの情報から対策カードを多く入れることができるデッキを探すことにしました。
対策カードとポケモンのタイプをみるとフェアリーチャームが使用でき、
120ダメージ以上を出すことができる【サーナイト&ニンフィアGX】が有力候補としました。
試作したデッキはこちら

過去の経験からウルトラネクロズマに対して、マニューラなしで問題がなかったため、あっさり抜けていきました。
その代わりアセロラ、グズマを追加しました。

1戦ズガドーンと対戦してみましたが、ポケギアがあっても、ジャッジマンが引けず、勝てませんでした。
この対戦で上がった課題が下記の通りです。
手札に干渉するカードを増やす
願いのバトンを無効化するカードを増やす

手元にデスカーン、ジラーチサンダーがあったため対戦してみました。
どのゲームでもアローラベトベトンがサイドに落ちていて、
立てることはできませんでしたが、
アセロラループができると全然戦えることがわかりました。
この対戦でわかったことは下記の通りです。
アローラベトベトンはなくても良い

この段階で2枚のスペースが空き、入れる必要があるカードを入れていった結果がこれです。

最終的に並べてみて、フラダリラボかフィールドブロアー、ジャッジマンかマーシャドーの選択だけになりました。
最終的に使用したデッキはデッキリストにある通りです。

個別解説

ポケモン(8枚)
4:サーナイト&ニンフィアGX
メインアタッカー兼スタートしたいため4枚

2:マーシャドー
ジャッジマンよりもサーチでき、ドローカードで引けばさらに使用できる
スタートしてももう1体使用できるので、増量

1:ミュウ
対タッグボルトカード
残り30以下のポケモンを倒すことも想定して採用

1:ゼルネアス♦️
フーパでGXデッキはシャットアウトされるため、
それをさせないカードとして採用

11:フェアリ基本エネルギー
メインアタッカーを2回動かすため、6枚
ゼルネアス♦️を動かすために3枚
場にミュウ、マーシャドースタートしたときに逃すエネ1枚
サイド落ちの考慮で1枚
そのための11枚

サポート(16枚)
4:リーリエ
初動最強カード
かさばることもあるが、手札を回していくデッキのため、4枚

3:シロナ
手札を循環させるカードだが、相手の手札を干渉したいので1枚減らして3枚

2:ロケット団の嫌がらせ
手札を干渉したいが、こちらもパーツを引きたいことが多かったため、2枚

1:ジャッジマン
マーシャドーと選択、ポケモンを出しすぎてもいけないので1枚残し

3:アセロラ
ダメージをなかったことにできるので、サイド差を離せるカード
他のサポートとの兼ね合いで3枚

3:グズマ
ゲームを終わらせてくれるカード兼、序盤の入れ替えカード
盤面を整えるカードとの兼ね合いで3枚

グッズ(23枚)
4:ネストボール
メインアタッカーを2体並べる必要があるため4枚

3:パイパーボール
捨てるカードが少ないがマーシャドーのサーチをしたいため、
枠の都合で3枚

4:ポケギア
カプ・テテフGXを採用していないため、サポートに触る手段が乏しいため、4枚

1:ポケモン入れ替え
ゼルネアス♦️スタートが厳しいこと、相手のグズマで動けないことがあるため、最低枚数の1枚

1:満タンのくすり
ピカチュウ&ゼクロムやズガドーンが2確を狙うことがあるため、
1ターン得するための1枚

2:フィールドブロアー
ズガドーンのバトン対策
ピカチュウ&ゼクロムのこだわりハチマキ
レシラム&リザードンのこだわりハチマキ
をなんとかしないと勝率が上がらないと考えたため、2枚

1:冒険のカバン
ポケモンの道具がほとんどピン挿しのため、サーチするために1枚

2:フェアリーチャーム雷
今期のメタ読みでピカチュウ&ゼクロムが多いと思ったため、2枚
ジラーチサンダーに入っているカプ・コケコGXにも効果があるため、あまり腐りにくい

1:フェアリーチャームUB
ウルトラネクロズマ対策
ゾロアークの流行で当たることが少ないとして1枚

1:こだわりハチマキ
最後のダメ押しに使用したいので1枚
他の道具との兼ね合いのため最低限

1:こだわりメット
全てのフェアリーチャームの代替のカード
汎用性は非常に高いが、他のカードとの兼ね合いで1枚
ゾロアーク戦では抵抗力含めて-50ダメージにできます
また、ジラーチサンダー戦にて使用済みのマーシャドーに着けると
ビーストエネが着いたフェローチェ&マッシブーンのビーストゲームを耐えることもできる

1:隠密フード
ラフレシアで詰まないために1枚
他にデスカーンに入っているギラティナの特性や
マタドガスの特性をシャットアウトできます

スタジアム(3枚)
2:無人発電所
対ゾロアークを想定して最低限の2枚
3枚欲しかったですが、フィールドブロアーの枠の関係で2枚

1:ワンダーラビリンス♦️
相手を1ターン遅くできるカード
GX技のミラクルマジカルGXとも相性がいいため採用

サイドボード
アブリボン
ベンチの管理ができていれば、出さなくても問題ないため、未採用

願いのバトン
使い場面がゼルネアス♦️のみだったため、枠のスペースとサーチ手段が乏しいため、未採用

あとがき

実戦練習ができない分、環境読みや対策カードの整理を行ない、
今回のシティに挑んでみました。
作成したデッキはたらればデッキでしたが、
基本コンセプトが変わらないため、なんとかゲームを進めて結果を出すことができました。
想定したデッキは当たらず、メタ外デッキばかりの対戦と相性が厳しいゲームをしていきましたが、
その日の大会で最も多くゲームできたことを非常に嬉しく思います。

たまにはポケモンを決めてからデッキ組み立てるのではなく、
他を決めてからポケモンを足してデッキを作成する方法を試してよかったと思いました。


対戦して頂いた皆様、応援して頂いた友人の皆様、この記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました。

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