Chapter 2 ルールを守るを守る

始めに・・・まだ大した実績も公開していませんので、記事が気に入らなかったら、読み流していただければ幸いです。

前回は手法づくりの話をしたように思うのですが、手法づくりは、ある意味、勝てるためのルール作りとも言えます。よし、勝てるようになった!でもあれ?なんだか証拠金減っている。それは、そのルールが勝てるルールであるならば、ルールを守っていないポジションをとっていることが原因です。

FXにおいて、一番むつかしいのは、このルールを守るということかもしれません。

相場の状況によっては、なかなかルールに沿った基準に値が来ないことが往々にしてあります。そして、ルールを守らなくても、勝てる方法というのは、勝っている人の数だけありますし・・・

「よし!ここはルール外だけど、いける!」 ポチ

「よし!ここはトレンドに逆らっているけれど、逆にいけば大儲け!」ポチ

勝つかもしれませんが、トータルでは負けます。もし勝てたら、神です!!

私もルールを守ることには苦労しました。FXにおいて、勝てる方法を見つけるよりも、ルールを守る方が重要かもしれません。

でもねえ、ルール守るのが難しいんです。じゃあどうすればいいか?

それは、まず、今日、第1回目のトレードにおいて、ルールを守ってみることです。そして、うまくいかなくても、「ルールどおりだから負けは仕方ない。」そう思って、次もルールを守るのです。

今日は全トレードでルールを守るなんて、大それた野望を抱いてはいけません。まず、目の前のトレードで。うまくいったら次のトレードで、ルールを守ることを意識します。

そして次も。

それができたら、次の日も同じようにやりましょう。3日間うまくいったら、「よし!今日は一日ルールを守ろう」と決意して実行してみてください。

もし、1日クリアできなかったら、また、目の前からルールを守ることを意識して始めましょう。

ルールを守っているのに負け続けるならば、そのルールは勝てるルールじゃないということです。失敗を分析して、ルールの改良をしましょう。

もう一点。

確かに自分の手法のルールを守らなくても、明らかに優位性の高い場面に出会う場合があります。しかし、それを例外として扱うと、またルール違反の無限連鎖となります。なので、ルールを破ってもいい場合をルール化することを試みてみましょう。そしてそれが機能するか検証してみましょう。

それがもしルール化出来たら、それはもう一つの手法が生まれたということになります。ただし、勝てるルールを作るのに、どれだけの労力を費やしたかを、思い出してください。

自戒を込めて、そして誰かの役に立てばと思い、Noteに記しました。


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