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1000万年の地球に触れる

先日訪れることができた、
新潟県十日町・松之山温泉。

昨日は食べる温泉、
今日は浸かる温泉のことについて。

松之山温泉は、
群馬の草津温泉・兵庫の有馬温泉とともに、
日本三大薬湯の1つ。

湯けむり香る通りがまた良い!
心を踊らせながらその通りを進んでいくと、
今回浸かることができたのが2つの湯。


野本旅館さんの湯

まずは宿泊した野本旅館さん。
外の雪景色を観ながら浸かる湯は最高。
昼間に1回。夜に1回。そして翌日の朝風呂までたっぷりと浸かりました。

手ですくった湯で顔を覆ってみると、
不思議と唇に塩気を感じてはじめての体験。

実は松之山温泉ってしょっぱさがすごいそうで。

なんでしょっぱいの?
調べてみると、
1000万年〜1200万年前の海水」をなんだとか。
その海水が、異常高圧により、地層にある断裂を
一気に上昇して吹き出したものが温泉の始まり。

びっくりなのが、そういう古代の海水は
他の物質や水の混じりがほぼないこと。
人類の祖先アウストラロピテクスの出現より
前の地球の海水だそうで。


2つ目の湯は鷹の湯さん。
ここ松之山では公共浴場のような場所みたいで、
地元の人とも出会い、手軽に日帰り温泉を楽しめる。

鷹の湯さんでは、内湯と露天風呂が1つずつ。
その中でも内湯がとにかくあっちい。想像を絶するくらい。

なんでこんな熱いの?
どうやら源泉温度が約90℃らしく、
「ジオプレッシャー」によって、
高い温度の温泉をもたらしているんだとか。

※ジオプレッシャー
地中深くにある熱水が速いスピードで断層を通って
上昇していく仕組みのこと。

こういう温泉もあるのかー!
すごく新鮮な出会いの連続でした今回の温泉。
太古の地球の息吹を体全体で感じ、
味わい尽くす温泉。それが松之山温泉なのかも。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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