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長岡の歴史を辿って

五十六のカレー?五十六の日本酒?
長岡に来て最近目にした「五十六」という数字。
56種類のスパイス配合?
長岡で56番目の日本酒とか?
これはいったいどういうことなんだろうと
疑問に思っていた。

どうやら「五十六」は数字ではなく、
人の名前であることを知り、
五十六(いそろく)と呼ぶらしい。

フルネームで
山本五十六(やまもといそろく)さん。
この人物こそ、長岡の歴史を伝える上で、
欠かせない人の1人なんだと。

それをようやく知ることができたのが、
新潟県長岡にある山本五十六記念館。
館内スタッフの方からお話を伺ったり、
五十六さんをいろんな角度から学べた。

五十六(いそろく)さんは、新潟県長岡生まれ。
太平洋戦争で日本の指揮主導をした人物としてよく知られる。
でも訪れてみて個人的には、
勤勉家で、周りには人一倍に心を配り、向上心溢れるところなど、知られざる素敵な人間性があるのに伝わっていない印象。

ここで伝えたいのは、
「戦争の人」というイメージでその人をすべて判断してほしくないこと。

実は、世界を巡り知見を広げ、戦争反対や軍縮を絶えず訴えていたこと。
そういう部分を見落とさず、彼の残した言葉からいろんな見方に触れてみてほしい。

記念館では、五十六さんの生い立ちや、
影響を受けた人や事柄、想いや大切にしていた価値観など、貴重な展示品とともに垣間見ることができる。

五十六さんが貫いてきた生き様に、
自分自身に置き換えて考えたり、
今の時代に届いてほしい言葉がたくさん詰まっているような。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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※JR長岡駅から徒歩10分


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