見出し画像

2時間で作曲しよう、という話

突然ですが、実は昨年冬頃から、Twitterで定期的に開催されている企画「#深夜の2時間DTM」に参加しています。

これは、21時頃に出されるお題に沿った曲を、22時〜24時の2時間で作曲して(※参加者の中には作詞・歌唱までおこなう猛者も!)、上記タグを付けて投稿する、というものです。

偶然発見したときに「なんて面白そうな企画!」と思って、早速数曲を聴いてみたのですが・・・

・・・みんなレベルたけーーーー!!!!

え?ほんとに2時間で作ってるの?という傑作揃いで衝撃を受けました。

ということで、そこに山があるのなら登ろうじゃないか精神により、参加してみることにしました。

準備だけはできていた

とはいっても、昔は仕事にしていたとはいえ、ここ数年はすっかりご無沙汰だったDTM。
なんとなくMacBook ProにはLogicをインストールしていましたが、インストール直後にちょっと遊んだ程度で、それ以降ほぼ使っていないという勿体ない状況。

それが気になっていた、2時間DTMに出会う前の2020年春の緊急事態宣言下。
ちょっと何かやってみようと思い、所有している過去の音源のインストールを行っていました。

画像1

・Native Instruments「Komplete 9」(※現行版は13です…でも古いバージョンも未だに使えるのは助かります)
・Spectrasonics 「Trilian」

画像2

EastWest「Symphonic Orchestra Gold Edition」は、インストーラーは正常に動作しなかった(たぶん)のですが、音源データ自体は利用できそうだったので、Kontaktのライブラリとして追加しました。

他にもTOONTRACK「dfh SUPERIOR」も所有しているのですが、最近のOSに未対応のようで、残念ながらインストールできず。

そして、外付けハードディスクに保存していたEXS24(※現在のLogicでは「サンプラー」という名前に代わっています)用のライブラリをSSDに移植。
でも以前はCubaseを使っていたこともあり、一部はHALion用にコンバートしたものしか残っておらず、これらをまたLogicで使えるように戻すことは無理っぽいのでどうしようか、と。HALion買うのもなぁ。。。
※音データそのものはアプリ問わず利用できるので、手作業で移植作業を行えば使えなくもないですが、面倒くさすぎる

で、WavesのGold Bundleも所有しているのですが、残念ながらこちらも現在のMacOSでは動作せず。

諦めようかとも思いましたが、Wavesは非常に有用なプラグインであることは知っているので、ここは腹をくくって当時の最新版v11の、しかもグレードアップさせてDiamond Bundleを購入。

さらに、DTMのためにはMIDIキーボード必要でしょ!?(※個人の感想です)ということで、KORGのmicroKEY AIR-37を購入。

画像4

※F12キーが見当たらない有線キーボードは現在は使っていません😅

そんなこんなで、DTMの準備だけはできていました。
でも、作曲はしない、という残念な状況が続いていました。

やはり2時間作曲は難しい

そんな状況で出会った2時間DTM。

何かお題があればやる気になるだろうということで、打ち込み作業のリハビリの意味も込めて、参加するようになりました。

いやーでも難しい。
2時間あればいろいろ出来そうですが、でもいろいろ悩んでしまうため、結局毎回時間が足りません。

特に最近の音源は何があるのかすら十分に把握していない状態で制作しているため、結構過去の音源に頼るケースが多いです。
どのような音源、サンプルを所有していて、それがどんな音なのかを知っているので、特に時間がない中での作業では効率的かな、と。

特に多用するのが、たぶんRolandのサンプラー用音源「Orchestral Family Vol.1/2」かなと思います。

画像3

いまや数GBの容量を持つ音源があたりまえの中、CD-ROMに収まるサイズの音源ですから、単体のクオリティでいったら大きく差があります。
でも、オケの中で使う分には、これでも十分かなぁとは感じます。

また、家族が寝静まっている深夜の作業なので、スピーカーを使ったMIXも出来ません。
時間がないこともあり、ほぼミックスダウン作業は行っておらず、作業中のバランスをほぼそのまま書き出してる状況です。
良くないですねー。

例えばこんな曲

ついでに、MacのLogicだけでなく、iPadのGarageBandでの作曲にも挑戦し始めました。

Logicよりはできることが少ないのは当然ですが、逆に普段とは違うやり方での作曲となるため、新鮮な感覚はあります。気のせいでしょうけど

参加することに意義がある

そんなこんなで作曲を続けますが、リハビリとして今後も楽しく参加していければと思っています。

特に、自分でもよくわからない曲になってしまうことも多々ありますが、ただそれも含めてどんどん公開していくことが上達になると考えています。

これから作曲、DTMを始めてみたいという人も、臆せずどんどん作ってどんどん公開してみてはいかがでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?